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最初の心構え◆菅直人議員の話◆就活面接の質問は慎重に!

2011-05-25 20:54:01 | 日記
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今週は著名人の名前をタイトルに入れています。

2011年5月現在の日本の総理大臣も
最初のキャリアステップは新人議員から出発しました。


就活生、社会人1年生も総理に学ぼう。


面接や仕事での質問は
「よく考えてから行い、その場の状況を冷静に掴もう」



◆新人議員の勇み足


※※※※※※


昭和五十六年秋の臨時国会、衆院の行政改革特別委員会で当時一年生議員だった「社民連」の菅直人が質問に立った。


「田中角栄氏の出身県である新潟県は、他県と比べて補助金が飛び抜けて多い」
「これはどう見てもおかしいのではないかッ」


ところが、この委員会には田中派議員が多数出席していた。
猛烈なヤジを浴びせられたのである。


「新潟は広いんだ。もっと勉強して来いッ」

「雪をどうするのか!それが政治だッ」


菅はクチビルを噛んで質問席をあとにしたのだった。


※※※※※※
小林吉弥「高橋是清と田中角栄」知恵の森文庫2002年から



◆質問内容はシチュエーションを考えてから


一年生の菅直人議員は、一見「正しい質問」をしたのかと思われます。


ただし自分がヤジを飛ばされるアウェィの立場であることと
それを想定して
なお質問を続けるほどの度胸までは準備していませんでした。



ここに準備不足があった。


★★★

たとえば就活の面接で、こういう質問をするとしよう。

「御社の福利厚生は?」
「ワークライフバランスの取り組みは?」


質問内容は聞いて良い内容であるし
当然確認したい事項でしょう。


ただし面接はアウェイなのだ。目に見えぬヤジがくる。
そのヤジとは『想定不足・準備不足』のマイナス評価だ。



一年生議員へのヤジは
「雪をどうするのか!それが政治だッ」
(県民の生活が優先なのだ。それが政治だッ)


面接就活生へのヤジは
「仕事をどうするのか!それが会社だッ」
(仕事することが優先なのだ、それが会社だッ)


★★★

注)

田中角栄の金権政治の手法には賛否両論がありますので
その内容には立ち入りません。

ここではあくまで「面接での質問は事前準備が大切である」という
話の導入として菅直人議員の逸話を紹介したものであります。

田中派議員のヤジの中にある「(県民の)生活が優先なのだ」という
ニュアンスの言葉を、もし国民と言い換えてみるならば、そこにも
一片の政治的な真理はあるだろう、と理解することができます。




◆今日のポイント

採用担当者の〝見えないヤジ〟を想定しておこう。


会社は働くところなのだ。
福利厚生を気にしてどうするのかっ。


そこにも一片の会社の真理はあるだろう、と理解することができるよね。
質問には慎重に。

ではまた。
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NHK気象キャスター寺川奈津美さん◆人の命を左右する気象予報◆

2011-05-24 10:37:50 | 日記
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2011年4月からNHKニュース7で気象予報を担当することになった
寺川奈津美さん(28)のインタビュー記事からインスパイアで紹介します。

仕事選びと資格のヒントにもなると思うよ。



◆気象予報士の使命


※※※

以前はNHK鳥取放送局で契約キャスターでした。気象予報士に合格したのはその頃。
(中略)

例えば、天気図を見て「どんな警報、注意報を出しますか」という問題。
必要な注意報を書かないと5点減点。

予報士としては注意報を出せない時点で失格なんです。


3年間勉強して、「人の命を左右する資格なんだな」と思うようになり、
一つ一つの問題の重みを感じるようなった頃にようやく合格しました。

※※※
読売新聞地域版(都内)2011.5.24記事より。



気象キャスターはアナウンサーと並んで
テレビの視聴者には馴染み深い存在です。


報道・マスコミ志望の就活生にも
この難関を目指している人もいるだろうと思います。


彼女が気象予報士の勉強で学んだ部分から
説得力のある志望動機を読み取ってみよう。


・気象予報士の資格は人の命を左右する資格
・一つ一つの問題の重みを感じるようになった


※※※
4月からニュース7で気象予報を担当することになり、その研修中に東日本大震災が起き、被災者に寄り添って伝えたいという思いを募らせました。

いざという時には行動を起こしてもらえるような、訴える力のある気象キャスターになりたいです。
※※※
(前掲インタビューから)



◆彼女から学べること~キャリアステップ~


気象予報士の資格取得はキャリアの第一ステップ。


つぎにめざす気象キャスターは
必要な人に、必要な注意報を「伝える力」も求められるものだろう。


わかりやすく
視聴者に寄り添って伝えようとする「訴える力」だ。
この力はキャスターの器量にかかっている。

器量とは伝える技術、視覚的なイメージなどだ
(※したがって容姿もまた大切な要素の一つ)


「器量」というものは
理系的な計算で推し量れるものではない以上


理系出身の28歳の彼女(慶應大学理工学部出身)が
これから身につける「器量」こそ
キャリアの第二ステップになっていきます。


★★★★

気象キャスターとしての成長を応援しつつ。

「人の命を左右する資格」で
気象予報を担当する
彼女の説得力あるキャリアステップに学ぼう。


★★★
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絲山 秋子の記録◆INAXからLIXILへ◆会社は舞台・役者は生き残る

2011-05-23 14:00:19 | 日記
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芥川賞作家の絲山 秋子(いとやま あきこ)さんと私は
入社年度は1年違うだけで、ほぼ同時期に同じ会社で営業職でした。

記録ということで公式にその社名を記載いたします。

住宅設備機器メーカー
INAX


この会社は2011.4.1から住生活グループのLIXILに統合されて
INAXは会社名ではなくブランド商品名として存続することになりました。

この会社の事を書き残したいので書きます。


◆小説「沖で待つ」の舞台装置


絲山さんが芥川賞を受賞した「沖で待つ」は
このINAX営業時代が舞台設定になっています。


名古屋エリア・埼玉エリアでは接点があったので
私も彼女に営業会議で何度もお会いした記憶があります。


絲山さんも私も同じ会社で学び
今は別々の道を歩んでいます。


会社名が正式に消えていくのなら書いておきたい。



◆会社とは「生きがいを見出す生活舞台」


転職のために退職して10年になりますが
いまだに記憶している文言が
INAX5とよばれる同社の5つの経営理念です。

特に最初の項目はX1と呼びます。

※※※
X1

INAXは、私たちが仕事を通して社会に貢献し、生きがいを見出す生活舞台です。
※※※



会社とは何か?

「生きがいを見出す生活舞台なのだ」という考え方は
新入社員の私にとって斬新なものでした。

そしてこの理念は毎回パンフや目標設定で
何度も書かされて在職中の記憶とセットになっています。




ー・-・-

舞台なのだとしたら社員は役者でもあろう。
舞台装置が変化するのであれば、役者もまた配役を変えていくものだ。

ー・-・-


◆社会人の最初に何を学んだか?


人材系キャリアコンサルタントで活躍している人の中には
リクルート出身者が多く

「リクルートで学んだことが今の仕事にも生きている」

という書き方をする人が多いようです。




私の場合、過去のキャリアの最初はINAXなので

「新卒入社で何を学んで、それが今、どのような部分に生きているのか」

を考えてみた時に


ああ
INAX5のX1の実践なのか。

イトヤマさんも私も「生活舞台の中の役者」として
その会社で一緒懸命に働いて

「生活舞台が切り替わっても」
「役者は役者のままで別の舞台に立っている」

ということなのか、と思うようになりました。



◆生活舞台の選定で


新卒からずっとお世話になったINAXなので
今回のLIXIL統合で

株式会社としては社名が消えてしまうのが残念な気分です。
(製品ブランド名としては存続)


この会社で学んだ

「私たちが仕事を通して社会に貢献し、生きがいを見出す生活舞台」

という〝会社の存在意義〟の考え方は


会社選択のキャリアポイントとしてOB(私)流に解釈して
今後とも伝えていこうと考えています。




★★★役者は残る★★★

会社で働く人たちは
生活舞台としての会社を大切にしていこう。




その舞台は突然消えることもある。

しかし


役者であるならば
演技を変えながら
いろいろな舞台で活躍していけるよう。

能力や知恵や勇気を身につけておこう。



絲山さんが小説「沖で待つ」に書き残してくれた
1990年代のINAXの生活舞台を読み返しながら。


ではまた。

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後輩の視線を感じよう!◆震災後の就活生メンタルバランス◆

2011-05-23 10:29:22 | 日記
こんにちは。
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2011.3.11以降の就活は
メンタルバランスが難しいようです。

そこから書いてみます。

◆医者の不養生


※※※

ニュースへの関心を時には意図的にシャットアウトして、自分の事(就活)だけを考える態度も身につけよう。必要な社会生活のバランス感覚なのだから。

医者が患者の容態に影響されて不健康になってしまうなら、医者も患者も救えないものだ。

※※※
「就活ポインター」コメント2011.5.22から


東日本大震災のニュースを受けて、被災者ではなくとも
心理的なストレスが増幅されていく就活生も見られます。


難しいことなのですが
自分まで震災に負けてしまうような感覚があるかと思います。


被災地にエールを送ることは
同時に自分自身へもエールを送るようでありたい。


「自分自身の問題、悩みから乗り越えていこう」



◆高校生の、背伸びする意識


サンデー毎日の記事から紹介しよう。


※※※

震災に遭った高校生からのメッセージを見ると、5,6年後に社会に出る人間として、いろいろな答えを出すべき「問い」を突き付けられた生徒がとても多くいます。


今できることは勉強だと分かっているが社会に出た時に何をすればいいのか、そのために大学はどういう目的で行くのかを深く考えるきっかけとなったと書いた生徒もいます。


~ベネッセコーポレーション
高校事業部事業戦略ユニット情報企画課課長 松田実氏

※※※
サンデー毎日2011.5.29号から



高校生には大学受験という目標があり
大学生=大人への一歩という

〝大人になりたいとする背伸び意識〟が
強いのかな、と思うことがあります。



就活生になると無意識で
〝今のままでいたい(社会には出たくない)〟
という心理が働く瞬間もあるのか

高校生より〝背伸び意識〟が少ないなぁと
感じることもあります。



★★★大人になっていこう

大震災から何を感じて
そして自分はどのような考えで
これから前に進んでいこうと思うのか。



あらためて、今の時期だからこそ
自分が考えている事を紙に書き出してみよう。

きっと何かのヒントが見えてくる。



後輩たち(高校生)を導ける先輩を目指してね。
大人の兄、姉になっていこう。


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就活も認識ギャップを押さえよう◆スマイルinピグ◆中身は大人です。

2011-05-21 11:25:17 | 日記
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普段はポーカーフェイスな顔が
たまには変化することがある。

昨日、ピグの部屋に来てくれた子から頂いた
きび団子を食べてスマイル。


大人が子どもに見える瞬間のスマイル
スマイルも面接の武器の一つ。

面接をキーワードでいきます☆


【昨日のまとめ】

昨日のブログ内容を簡単にまとめました。
こういうことです。

※※※
『控えめな自己主張こそが大人の韜晦(とうかい)術』
それは採用面接でも使えるヒントではないだろうか。
※※※


【質問への回答から】

ブログを見て
『自己PRは控えめにしよう』
と理解した人から質問が来ました。


でも控えめにしていたら
結局自己PRが目立たないから
採用されないのではないですか?


もっともな質問なので
ブログコメント欄に投稿した回答を
こちらでも公開しておこうと思います。


【オーディションとの違い】

※※※

たしかに一人しか選ばれないオーディションの場合は自己PRでの差別化は欠かせません。その場合は積極的な個性PRが効果的でしょう。

ところがたとえ厳選採用といっても
『一定の複数人員』をする新卒採用では


『集団の中での個性・自己主張が適性かどうか』
という視点から自己PRを見ることが多い。

したがって自己PRのあり方が違ってくる。

※※※
就活ポインター2011.5.20投稿者tarebonから


【認識の違いも知っておこう】


※※※

現実の話をしておくと
内定者はよく『自分は会社から徹底的に選別されて認められたのだ』と思い込んでいても

採用側から見たら『複数の内定者の一人にすぎず、採用基準を満たしただけのこと』という醒めた意識でいます。

こういう認識ギャップが入社後に
〝自分が会社から認められていない・思った仕事・希望した仕事に配置してもらえない〟
という温床にもなっています。

特に優秀な学生にこのギャップは多いです。



最初から全部を認められて、すぐに仕事ができる世の中は少ない。

案外に不条理な部分もあるという現実を知って、なおそこからうまく乗り越えていくのが大人なのだと思うよ。

※※※
(同上投稿から:続き)



子どものような顔つきでも
ピグの中身は大人なので
(私の場合)



ポーカーフェイスのスマイル。
微妙な笑顔で真実を語るのも大人の自己主張。

では☆
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