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岩田弐夫(元東芝社長)の訓示◆平凡から出発せよ◆tarebon就活ポイント!

2012-04-01 11:25:55 | 日記

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こんにちは。
★★★
4月も週2回更新予定でいきます。
★★★

4月1日は新年度のスタートですね。


明治時代に撮影した古い写真を発見したのであります。
tarebonのお祖父さんが正装してます。

(※エイプリルフール)

かように厳粛な気持ちで、今回は入社式訓示からいきます。




戦後の経営者列伝に名前が登場する
東芝社長・岩田弐夫(いわたかずお:1910-1992)が残した新入社員訓示です。



◆成長に期待する訓示


※※※

わたしが四十年前に大学を出るとき、総長の祝辞の中にこういうのがあった。
(注:岩田は昭和9年東京帝国大学を卒業)


『諸君は実社会へ出てからも、長年学校でやった外国語に十分でいいから接してもらいたい。それを続けてもらえば、やがて諸君の人生にどれだけ裨益(ひえき)することになるか、はかりしれないものがある』

それをきいた時、私は

「何だ。たいしたことではないじゃないか。朝の十分ぐらいはジャパン・タイムスを読むよ」

と思ったのですが、とうとう実行できなかった。


結局、わたしは六十歳をすぎて、やっとその習慣がもてるようになったのですが、このように平凡で誰にでも実行できそうなことは、実はなかなかやれない。


そこで、今、ここでお願いしたいのは『平凡に徹せよ』ということです。

当たり前のことを当たり前にやる。

そして、この積み重ねがホンモノとなった時、それは非凡に通ずるのです。

※※※
伊藤肇「人間学」PHP文庫から



この東芝訓示から、だいたい40年は経過していると思いますが

岩田弐夫の人間観は今の世代にも真摯なメッセージだろうと思います。




◆一日十分の継続性



地道な継続性ということを、こんどは時間管理という部分で考えていこう。



※※※

通常、仕事に関する助言というと、計画することから始めなさい、というものが多い。まことにもっともらしい。だが問題は、それではうまくいかないことにある。

私の観察によれば、成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。

※※※
ドラッカー・上田惇生訳「プロフェッショナルの条件」ダイヤモンド社



学生から社会人への意識を切り替えるときに
いちばん大変なのが「時間の感覚」なのだろうと思います。



時間を管理して、自分の仕事や生活を上手にこなしていくことができれば
「人生に裨益することは多い」です。



まずは一日十分でいいので、英語でもいいし自分の大切なことに集中してみよう。
それが積み重なっていくと、必ず平凡から非凡に成長できるでしょう。




◆キャリアと人生のその先に、もっとも大切な姿勢




平凡、非凡ときて、「凡」つながりでtare「bon」がどうしても伝えたいんだ。

人生のその先に本当に大切なもの、も書いてみますね。


~・~・~


オーストリアの教育哲学者シュタイナー(1861-1925)の言葉から


※※※

毎日、わずかの時間でもよいから、日々の仕事とはまったく異なる事柄のために費やす時間を確保しなければならない。

毎日五分間だけで十分である。真剣に求めるということだけである。


絶望せずに平然と努力を続ける人の多くが、まったく突然に「内的な勝利」を獲得してきたのである。

※※※
シュタイナー・高橋巌訳「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」イザラ書房






毎日5分、10分をこつこつ積み重ねるなかに
キャリアでも人生でも、人間の成長ポイントがあるのデス。






4月の更新予定も原則として毎週水・日です。
じゃあまたね☆


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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入社式の言葉 (tarebon)
2012-04-01 17:11:43
入社式の訓示というのは、ありきたりの常套句が多いものです。そして多くの企業の社長の訓示はその年限りの内容であるかもしれない。


岩田弐夫の訓示は簡単な内容でありながら、実はいちばん大切な人生のヒントを真摯に語る内容だろうと思います。


経済ジャーナリストの伊藤肇(1926-1980)はこの訓示から岩田の人間観を見事に描写して紹介しています。


大学を卒業して社会に羽ばたこうとする新人は、今日からでもいいので、一日5分~10分「自分の将来のために」良い習慣を継続して身に付けるようにしてみてください☆


もちろん就活生も今から学んで準備しておこう☆
返信する
最後の部分の補足デス (tarebon)
2012-04-01 23:11:13
ラストのシュタイナーの部分が何を語っているのかわかりずらいかもしれないので補足しますね。

tarebon就活ポインターのテーマに限定して説明するとね
「毎日の5分間は、静かに瞑想せよ」
という感じです。

それを毎日継続することが人間の成長には大切なことだ、というイメージでいいかと思います。


※シュタイナー教育に関心のある人なら、もうすこし詳しい意味もご存知かと思うのですが、ブログの内容を絞り込む意味で表現しています。ご承知おきください☆
返信する
新人と就活生に向けて (tarebon)
2012-04-02 21:47:19
今年の4月1日が日曜日だったので、2日の月曜日が入社式の人も多かったと思います。

確かに今日は新しいスーツ姿の社会人を電車でたくさん見かけました。

そして、同じスーツ姿でも一歩手前の就活生たちも、採用活動の事実上のスタートにあわせて、懸命にがんばっていることと思います。


スタートを噛み締めながら、それぞれの道を進んでいきましょ!
返信する

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