こんにちは。
受験シーズンで受験生の応援アイテムが花盛りですね。
(R25に掲載されていた広告から)
こういう調子で就活ポインターも
就活生の応援アイテムの一つになれればと思います。
受験でインスパイア。
仕事の資格ということで情報からいきます。
◆会計関連の新資格誕生の動き
※※※2013年実施を目指す「企業会計のプロ」資格
金融庁は21日、公認会計士に順ずる「会計のプロ」を認定する新たな国家資格として「企業財務会計士」を設けると発表した。公認会計士と同じ筆記試験に合格し、民間企業で経理など2年間の実務経験を積めば資格を取得できる。
※※※
読売新聞2011.1.22から
難関の公認会計士試験に合格しても
監査法人に就職できないケースが急増しています。
新資格が民間企業への就職に有利になるかどうか
これから注目していきたいと思います。
◆資格取得者の就職氷河期
弁護士試験や税理士試験の合格者でも
すぐに就職や開業ができるかといえば
今は難しい時代になっています。
就活生の置かれた立場とは若干異なる
士業の世界の就職氷河期ですが
『他人との「差別化」』
をどうしたら良いかが
就活生と士業に共通する
就職氷河期の生き残るポイントであろう
と思います。
◆think outside the box
※※※
人生で成功を収めるためには、「既成概念にとらわれず、独創的な発想をする(think outside the box)」ことが不可欠である。
このthink outside the boxというフレーズは、通常とは異なる創造的なアプローチで問題解決を図る思考法を表す際に用いられる決まり文句だ。このような思考法がもたらす効果は絶大である。
※※※
キラン・スリニヴァス「外資系が欲しがる脳ミソ」ダイヤモンド社 2007年
(Brain Teasers by kiran srinivas)
(著名な外資系企業のオリジナル採用問題を集めた本です)
今週このブログで紹介した企業の採用動向を振り返ると
グローバル採用の流れで
国籍を問わず優秀な新卒の確保に向かっています。
ということは
think outside the boxの人材と互角に戦っていくことも
予測できるかと思います。
就活の延長戦として、今から思考の準備をしておこう。
think outside the boxを直訳すると
箱の外で考えよ!
士業の仕事は「法律という箱の中での解釈」が中心ですから
もし「箱を作っている法律が無くなった場合」
士業の立場なら、できることは何だろうか?
就活生ならば箱を会社と考えて「会社という箱が無くなった場合」
内定先の会社で、何を考えられるだろうか?
『答えが何か?ということをいつも考え続ける姿勢』
を持続していくところから
問題解決のヒントが見えてくるかと思います
考え抜く姿勢に、受験生と就活生を応援しますね。
それではよい週末を。
ところがこのフレーズが一人歩きすると『資格は不要』という『勉強しないことの免罪符』になってしまうので私は注意しているつもりです。
資格を取得することも仕事への取り組み姿勢として客観的に大切な要素です。資格を保有して、なお資格を使わなくても良いような創造性・発想力を磨いていくのがベストかと思いますので、ここに補足しておきますね。
例)日本の富士山を動かすにはどうしたらいいと思うか?
こういう入社試験にパスするような外国人人材との競争になっていくとしたら・・というイメージは持っておこう!