おはようございます。
先週、就活生の娘さんのお母様と六本木でお茶をして、
その時にお母様から「大変参考になりました」と評価いただいたのが
10月9日の私のブログ
「就活生は知っておこう!◆就活サイトで足切り◆WEBの設定から」
でした。
ブログの具体的な評価が聞けて嬉しい限りです^^
読み飛ばされることの多い週刊誌の記事紹介のほうが
就活ポインターの即効性があるのかなと思いまして
今週はそこから書いてみますね。
◆週刊東洋経済の特集~就職「新」氷河期(11月13日号)
今日発売の週刊東洋経済の特集は『就職「新」氷河期』を
朝早くから開店している駅の本屋さんで見つけて読みました。
経済誌コーナーにあるのですが、就活生やご両親が読んでもわかりやすく
ツボを押えた内容ですのでオススメしますね。
(カラー図解が多いので読みやすいと思います)
同誌の解説から見た、就職「新」氷河期の特徴は
・1980年代末に生まれたため、日本経済の長期低迷しか知らない学生たち
・リーマンショック後に「内定切り」が社会問題化。
・派遣労働者問題やホリエモン事件などによるベンチャーブーム収束も。
↓
『学生・親の「大手志向」「安定志向」が一段と進む』
しかし企業側は企業間の競争激化から厳選採用が進むことから
↓
『企業と学生との採用ミスマッチが続く』
ということになります。
就職が厳しいと言われていますが、その背景要因を
きちんと押えておきたいものです。冷静で客観的な情勢判断ができれば
必要な対処法も編み出せると思います。
◆依然厳しい女子学生
「女子大というだけで敬遠する企業もいまだにある」同誌より。
今年の就活で、実際に女子学生が企業面接で遭遇した事例も紹介されています。
※なまなましいので実際に記事を読んでください。
私自身が女子大で就職指導を担当していたころから、女子学生の就活の厳しさは
今もほとんど変わりません。女子学生には本当に試練だなと思います。
「大手志向」「安定志向」は伝統的には女子学生に多いとされる傾向性でしたが、
今は男女関係なく共通になってきてますよね。
企業側に立って考えると、安定志向の社員ほど「採用は敬遠したい」ものです。
男子に元気がなくなってきている今、
「女子こそ勇気を振り絞ってチャレンジを!」
と言いたい気分でもあります。
(大手志向から中小志向、安定よりチャレンジに活路を見出そう)
◆100年前のスマイルズのメッセージ「女子こそ勇気を」
※※※※※※
勇気に関する問題は、一般に女子の教育にはとり入れられていない。
ところが、これは音楽やフランス語、あるいは地理や天文学を学ぶのと同じくらい大切なことなのである。
「怖がる」のが女性の特質で、「意気地なし」が女性をかわいらしく見せるというある随筆家の意見とは反対に、女性も勇気をもって決断を下せるよう教育されるべきである。
そうすれば女性はもっと独立独行して頼りになる人間にもなるだろうし、はるかに社会の役に立ち、幸せをつかめるだろう。
※※※※※※
スマイルズ 「向上心」
竹内均訳 知的生き方文庫より
スマイルズは「自助論」で有名なイギリスの著述家です。ビクトリア朝の大英帝国の繁栄を支えたイギリスの精神基盤には、女性の勇気を鼓舞するこういうメッセージがあったようですね。
※
ちなみに翻訳の竹内均先生は、
科学雑誌ニュートンを創刊した有名な地球物理学者です。
物理学者が人生論を翻訳というのも、いろんな意味で貴重な本だと思います。
リアルな今を読み解くには雑誌でもいいですが、やはり内容のしっかりした
人生の指針は古典の本にまさるものはなさそうです。
雑誌の就職特集を読んで、リアルな問題意識を芽生えさせたら
あとはしっかり自分の道を歩めるような就活をしていきましょう。
女子の勇気というのは、大手志向、安定志向をかなぐり捨ててもかまわない
チャレンジ精神でアタック!という感じでイメージしてみてください。
女子を応援。男子も応援。つまるところは勇気とチャレンジで!
ではまた。
先週、就活生の娘さんのお母様と六本木でお茶をして、
その時にお母様から「大変参考になりました」と評価いただいたのが
10月9日の私のブログ
「就活生は知っておこう!◆就活サイトで足切り◆WEBの設定から」
でした。
ブログの具体的な評価が聞けて嬉しい限りです^^
読み飛ばされることの多い週刊誌の記事紹介のほうが
就活ポインターの即効性があるのかなと思いまして
今週はそこから書いてみますね。
◆週刊東洋経済の特集~就職「新」氷河期(11月13日号)
今日発売の週刊東洋経済の特集は『就職「新」氷河期』を
朝早くから開店している駅の本屋さんで見つけて読みました。
経済誌コーナーにあるのですが、就活生やご両親が読んでもわかりやすく
ツボを押えた内容ですのでオススメしますね。
(カラー図解が多いので読みやすいと思います)
同誌の解説から見た、就職「新」氷河期の特徴は
・1980年代末に生まれたため、日本経済の長期低迷しか知らない学生たち
・リーマンショック後に「内定切り」が社会問題化。
・派遣労働者問題やホリエモン事件などによるベンチャーブーム収束も。
↓
『学生・親の「大手志向」「安定志向」が一段と進む』
しかし企業側は企業間の競争激化から厳選採用が進むことから
↓
『企業と学生との採用ミスマッチが続く』
ということになります。
就職が厳しいと言われていますが、その背景要因を
きちんと押えておきたいものです。冷静で客観的な情勢判断ができれば
必要な対処法も編み出せると思います。
◆依然厳しい女子学生
「女子大というだけで敬遠する企業もいまだにある」同誌より。
今年の就活で、実際に女子学生が企業面接で遭遇した事例も紹介されています。
※なまなましいので実際に記事を読んでください。
私自身が女子大で就職指導を担当していたころから、女子学生の就活の厳しさは
今もほとんど変わりません。女子学生には本当に試練だなと思います。
「大手志向」「安定志向」は伝統的には女子学生に多いとされる傾向性でしたが、
今は男女関係なく共通になってきてますよね。
企業側に立って考えると、安定志向の社員ほど「採用は敬遠したい」ものです。
男子に元気がなくなってきている今、
「女子こそ勇気を振り絞ってチャレンジを!」
と言いたい気分でもあります。
(大手志向から中小志向、安定よりチャレンジに活路を見出そう)
◆100年前のスマイルズのメッセージ「女子こそ勇気を」
※※※※※※
勇気に関する問題は、一般に女子の教育にはとり入れられていない。
ところが、これは音楽やフランス語、あるいは地理や天文学を学ぶのと同じくらい大切なことなのである。
「怖がる」のが女性の特質で、「意気地なし」が女性をかわいらしく見せるというある随筆家の意見とは反対に、女性も勇気をもって決断を下せるよう教育されるべきである。
そうすれば女性はもっと独立独行して頼りになる人間にもなるだろうし、はるかに社会の役に立ち、幸せをつかめるだろう。
※※※※※※
スマイルズ 「向上心」
竹内均訳 知的生き方文庫より
スマイルズは「自助論」で有名なイギリスの著述家です。ビクトリア朝の大英帝国の繁栄を支えたイギリスの精神基盤には、女性の勇気を鼓舞するこういうメッセージがあったようですね。
※
ちなみに翻訳の竹内均先生は、
科学雑誌ニュートンを創刊した有名な地球物理学者です。
物理学者が人生論を翻訳というのも、いろんな意味で貴重な本だと思います。
リアルな今を読み解くには雑誌でもいいですが、やはり内容のしっかりした
人生の指針は古典の本にまさるものはなさそうです。
雑誌の就職特集を読んで、リアルな問題意識を芽生えさせたら
あとはしっかり自分の道を歩めるような就活をしていきましょう。
女子の勇気というのは、大手志向、安定志向をかなぐり捨ててもかまわない
チャレンジ精神でアタック!という感じでイメージしてみてください。
女子を応援。男子も応援。つまるところは勇気とチャレンジで!
ではまた。
大手になればなるほど、「応募者能力が互角なら男性を採用する」傾向があるのです。
そこで戦略的には男性と比較されない企業をめざすか、中小企業をリサーチすることがいいかもです。
たとえばゴム・塗料など、素材を製造販売する「中間材」メーカーなどは地味ですが狙い目かもしれません。企業研究は必須ですよ。欠かさずに行いましょう☆