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ミス東洋英和「女子アナ内定取消」と日テレ役員抗争がほぼ同時期の謎。

2014-11-16 22:48:02 | 日記
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【ミス東洋英和が日テレの女子アナ内定を取り消された理由】

“ホステスのアルバイト歴が女子アナにふさわしいかどうか”

ということが問題なのではなく

“日本テレビ内部の人事抗争に女子アナ内定者が巻き込まれてしまったのだ”

ということのほうに注目してみようと思います。



「情報は二線、三線と異なった複数の視点の線の交叉点を求めないと危険である」
「一本の線で一方的に見ないで、他の何かの情報と関連があるかどうか見つけないといけない」
(元大本営参謀 堀栄三(1913-1995))


笹崎里菜さん

http://www.bijogoyomi.com/bijo3/index.php/2012/07/27#12


★★★定期更新は★★★

原則週2回(木・日)+増刊で予定です。
11月もどんどんいきます。

★★★☆☆☆☆★★☆☆


■今年の3月に日本テレビ局内で何が起こったのか?


笹崎さんが内定取り消しを受けるまでの“時系列”に注目しよう。
前回ブログ記事と内容が重複しますが、とにかくポイントは「3月中旬」というタイミングだ。


※※※※※※※※※


来年4月に日本テレビにアナウンサーとして入社予定だった女子大生が先月、東京・銀座のクラブホステスのアルバイト経験を理由に内定を取り消されたとして日テレを提訴したことが、10日発売の「週刊現代」に報じられた。(サンケイスポーツ)


訴えたのは東洋英和女学院大4年、笹崎里菜さん(22)。ミス東洋英和2011に輝き、女性ファッション誌「JJ」の読者モデルも務めた。3年生だった昨年9月に同局アナの採用内定通知を受け、研修も受けていた。


同誌によると、笹崎さんは2年生から3年生にかけ数カ月、母親の知人に紹介されたクラブで接客のバイトを経験。そのことを3月に「そういうものは大丈夫なのでしょうか」と同局人事担当者に報告した後、4月に人事部長から内定の“取り消し”を伝えられたという。


理由として、人事部長から「傷がついたアナウンサーを使える番組はない」と説明され、「内定辞退という方法もある。取り消しよりは騒がれずにすむ」と言われたと主張。辞退を拒否して取り消し理由を聞くと、人事局長名で5月、「貴殿の経歴はアナウンサーに求められる清廉性に相応しくない」という内容の書面が届いたという。


笹崎里菜さん

※※※※※※※※※
産経ニュース2014.11.11配信から
http://www.sankei.com/entertainments/news/141111/ent1411110004-n1.html



■3月中旬に届いた、日本テレビ役員に関する怪文書


さて一見、笹崎里菜さんの採用とはまったく関係ない出来事なのですが、
こちらも3月中旬の日本テレビでの出来事とされています。

時系列で比較してみよう。


※※※※※※※※※

「当局の社長宛にその怪文書が届きましたので、内容については承知しています。」(九州地方のNNN系列局幹部)


全国の日本テレビ放送網系列テレビ局(NNN系列)幹部やワイドショーのリポーターに、右翼系新聞の体裁をとったタブロイド判一枚の怪文書※が届いたのは3月中旬のことだった。


(※次期社長の呼び声が高い役員X氏への女性スキャンダルに関する怪文書とされる)


なぜこの時期にX氏を糾弾する怪文書が出回ったのか。社内の不満がこうした形で表出したのだろうか。それとも人事をめぐる暗闘の一端なのか。


燻り続ける人事や業務への不満はやがて爆発する。それに「女性スキャンダル」が加われば格好の攻撃材料にもなる。

※※※※※※※※※
ZAITEN 2014.6「日本テレビ役員を襲う「怪文書と社内の乱」」財界展望新社から

注)この掲載雑誌は普通に公立図書館で閲覧できます。



■時系列の重なりは偶然の一致なのかどうか。


次に内定取り消しをスクープした週刊現代(2014.11.22号)の記事をもとに日時を追ってみます。



笹崎さんが人事に自分のアルバイト経歴を伝えたのは今年の3月18日。



人事部の担当者から「大丈夫だ」という一報が入ったのが3月20日。



おおよそ3月中旬ということになります。


同時期に、たまたま役員宛のスキャンダラスな怪文書が日本テレビに届いていたわけです。


人事部から彼女のバイト経歴に関する報告を
怪文書で動揺しているさなかの幹部に会議で報告した形跡があります。



↓↓↓

幹部が「自分たちのスキャンダル情報につながる事象」に神経過敏になっていたと推測すれば、そのタイミングで笹崎さんの一件が突如クローズアップされたとしてもおかしくないのではないか。

そしてこの時点で人事部の態度が“急に変わった”という理由もここにあるのではないだろうか。

↓↓↓

「元ホステスがアナウンサーをやってる、と書かれてしまう」と人事部長から言われたのが3月26日。

そして笹崎里菜さんが内定取り消しの事実を伝えられたのは4月2日。



■「ホステスのバイト歴は清廉な女子アナにふさわしくない」は単なるこじつけか。


こうなってくると、彼女が内定取り消しに追い込まれた理由である
「ホステスのバイト歴は清廉な女子アナにふさわしくない」というのは
日本テレビの人事部が無理矢理考えた理由なのだろうと考えてもおかしくありません。



企業幹部・役員クラスの本音を推測すると
「ホステスは顧客を通じて企業幹部のスキャンダル情報を持っているものだ」
「ホステスのバイト人脈から自分のスキャンダル情報が漏れたりしたら出世に響く」

「マスコミに火種を提供するようなバイト歴の女子アナ採用はいかがなものか」
「同じような怪文書が出回るとしたら派閥抗争が激化するのではないか」
という程度の勝手な思い込みなのかもしれません。



※※※※※※※※※

「クラブのママが顧客の情報を売ることはまずありませんが、それでも、迷惑な客から店とホステスを守りたいという一心からスキャンダルを暴露することがある」(週刊誌A記者)というように、クラブが今も大きな情報源のひとつであることに変わりはないが、もちろん時代は様変わりしている。


※※※※※※※※※
ZAITEN 2014.6「企業トップと女性スキャンダル」財界展望新社から



いずれにしても企業社会の論理に翻弄されず、彼女が無事に来年4月に社会人デビューを飾れるように
今後も彼女の動向に注目していきたいと思います。



■先輩女子アナウンサーの言葉


社内抗争という企業社会の現実に直面してしまうと
夢や希望なんて簡単に萎えてしまいがちですが・・

やはり夢や希望というのは純粋に追い続けていきたいものです。




元テレビ東京アナウンサー八塩圭子さんの言葉でしめくくりますね。


※※※※※※※※※

テレビの世界では1980年代前半から女性アナウンサーがニュース番組に登場し始め、徐々に重要な仕事を任せられるようになりました。90年代に入ると仕事がどんどん多様化し、当初のアナウンス業務とは違う方向に進み、局が“商品”として女性アナウンサーを活用するという面も出てきました。例えばバラエティ番組に出演させたり、局の広報に使ったり・・・。

それに伴って女性アナウンサーのタレント的な面ばかりがクローズアップされ、いわゆる「女子アナ報道」がエスカレートしたのが現在です。


「ブームに流されることなく、自分らしい仕事の仕方を見つけたい」と考えているアナウンサーもたくさんいます。


私は自分自身を表現するのは苦手ですが、「人」「モノ」「出来事」を伝えるメディアそのものになることは大好きなのだと気づきました。テレビで話すという手段であれ、活字という手段であれ、私はずっとメディアでいたい。そんな目標が見えてきました。

※※※※※※※※※
「女性アナウンサーという生き方」日経BP社 1999年
(彼女がテレビ東京在籍時の時に出版)



アナウンサー志望の人に限らず
「ブームに流されることなく、自分らしい仕事の仕方」ができる職業選択を目指そう。



ではまたね。


2014.11.16


★★★定期更新は★★★

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