ゆゆの部屋

お暇なときにまったりと。

例年の夏にもどりました

2009-08-29 08:11:22 | Weblog
数日続いた秋日も落ち着き再び蒸し暑さがもどってきた
暑さには不快さを感じるものの
やっぱりいつも通りというのが
気分的に安心感がある

昨日の夕方
主人は以前の職場仲間と飲み会
場所は私は小さいころ過ごした隣町
行きは長男が送り
帰りは迎えに行った
駅からのメインストリートだったけれど
前はもっと道幅も歩道も狭かった
それが40年近く経った今
道幅は倍になり歩道も3倍はあるだろうか
マダラカミキリ虫がよく飛んできたプラタナスの街路樹が続いていたが
今は煌々とナトリウム灯が夜の街を照らしていた
中学生のころ工事中だった両側2車線の幹線道路は
車が絶え間なく行き来している
駅前に差し掛かる手前
今は高齢者向けのゲートボール場になっているようだが
そこは私が通った保育園跡
近年こそ保育所入所できない待機児童が多いが
その時母は仕立て屋の内職をたまにするくらいだったが
保育園でも幼稚園でも希望すれば入れたらしい
入園できる年齢になるまで姉の送りに付き添い
その後しばらく園内の楽しげな様子から離れられず
フェンスにしがみついて離れなかったとか
自分が園児になって
外では砂場で泥んこ遊び
中では粘土やお絵かき
よく母が「あんたのにおいは粘土とクレパスのにおい」と笑ったものだ
お絵かきといえば
その頃トイレの近かった私
絵に夢中になりすぎてしょっちゅう失敗をして着替えをさせてもらった
園の下着は家のそれと違い
ごわごわでゴムもゆるくあまりいい気持ちはしなかった
普段は保育時間ごすぐに迎えに来てもらったが
たまに何かの用事のとき「今日はお残りしてね」と言われるのが嬉しかった
と言うのもお残り(延長保育)すると普段もらえないお菓子がもらえる
めざしやおじゃこと牛乳の時もあったけれど
ぼんち揚げ・勾玉型のゼリービーンズ・ラムネ・ビスコ・透明な包み紙に包まれた色取りどりのゼリーが小さなお皿にほんの少し頂ける
その頃家ではおやつなんて果物が主で
駄菓子は殆どなかったから
このほんの少しのお菓子が珍しかった
今でもゼリービーンズやゼリーが好きなのはこの頃の影響かな
なんて・・
この時期のことのほうが鮮明に思い出されるのは
よほど毎日楽しかったのだろう
かえって小学校以上のことのほうが曖昧なように思う
昔とはすっかり変わってしまったけれど
自分の育ったところと言うのは感慨深いものです