つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

宮木あや子「校閲ガール」、性格がカラっとしていて気持ちが明るくなる小説

2020-03-04 22:48:48 | 本の感想/読書日記

読んだ本の感想です。

宮木あや子さんの小説「校閲ガール」を読みました。面白かったです。

宮木あや子さんの小説を拝読するのは初めてでした。「みや『き』」と読むとのこと。

気持ちが明るくなる小説で、暗いニュースが多い中、なんだかちょっと元気をいただきました。テレビドラマでもちらと見かけたことがある気がする。

校閲ガールとは、文字通り、校閲担当の若い女性。ファッション誌担当志望で入社したものの、配属されたのは文芸部門の校閲。
ファッション誌が大好きでとてもおしゃれな彼女は、「おしゃれなのにかわいそう」という意味で「おしゃかわ」と呼ばれている。


読んでいると、気分がルンルン、うきうきしてまいります。
このところ忘れていた気持ち。時代のなのか、加齢なのか、両方でしょうね、きっと。

おしゃれがしたくなる。

でも実際のところ、若いときも、あまりこの小説のような要素を持ち合わせていなかったかもしれません。何しろ実は合コンに行ったことがございません。
ファッションは好きです。好きだけど今そのファッションへの情熱が全部絵にいってしまっている気がします。

個人的なことはさておき、こういうのをエンタメ小説というんだろうなあとおもいました。そしてもう少し自分のなかにおしゃれ要素を取り入れたいなとおもったのでした。

登場人物たちの性格が、カラッとしているのもいい。

ストーリーはミステリー仕立てになっています。家出した人を探すのに、主人公の校閲スキルがいきる。本好きにはたまらない設定かもしれません。

少し、ビブリオ古書堂の栞子さんを思い出しました。
本の感想:三上延さん著『ビブリア古書堂の事件手帖 』 タロットカードと本


シリーズになっていて、続編もあるみたい。またいつか読んでみたい。

連続じゃなくて少し間を空けてたまに読むのがいいのかなとおもっているところをみると、やっぱりあたしはこの小説の要素が少ないのかもしれませぬー。


明るくなれる小説です。

読書交換会で出会った本でした。この小説を譲ってくれたのは男性なのですが、その方も面白いとおっしゃっていました。

ではまた


東京都豊島区池袋で読書交換会を開催しております。人にあげても差支えがない本を持ち寄り交換する読書会です。
東京読書交換会ウェブサイト
※今後の予定は2020年3月6日(金)夜、3月21日(土)夜です。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。


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