つぶつぶタンタン 臼村さおりの物語

身体の健康と無意識のパワーへ 癒しの旅~Have a Beautiful Day.~

星座が出てくる短編集

2024-03-13 21:27:29 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2024年3月の催し

タロット占いのお客様を待ちながら本を読みます。今日のおともは窪美澄さんの「夜に星を放つ」。店内は篠木由美さんの個展でした。優しい色合いです。
星座の話をするシーンが必ず出てくる短編集で収録されている5編のうち「真夜中のアボカド」「銀紙色のアンタレス」「真珠星のスピカ」を読みました。喪失がテーマなのかもしれません。死だったり、恋愛だったり、誰かとのつながりだったり。わたしは普段はどちらかというと長編のほうが好きなのですがこの短編集は好きです。これくらいの長さのほうが余韻が残って我がこととして考えさせてくれる気がしている。窪美澄さんは直木賞を受賞されたようなのですが、今まで作品を拝読したことがなかったのですが、読書交換会のおかげでこの本に出会えました。
胸にグッときて、わたしにとっては自分が抱えてきたことがスーッと楽になるようなそんな物語でした。もちろん思い出がなくなるわけではないのですが、よい意味で風通しができたというか虫干しができるというかそんなニュアンス。

暦の話。わたしにとっては今年は3月10日(日)の新月が転換点だった気がしている。魚座ですね。
まだ2023年度のお片付けはしつこくあきらめませんが、何かが静かに始まったというか動き始めた、そんな気がしておる。

 

どうもありがとうございました。

今日もあなたにとってよい日でありますように。

 

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6/24(今日)読書交換会です、とほんのつれづれ

2023-06-24 15:55:56 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2023年6月の催し


詩が気になるこの頃。モフリーでよく会う友人が文学フリマで販売していた詩集。そして昨日はモフリーで委託販売されている二坂英之さん(現:宇津井俊平さん)の詩集を買いました。
宇津井さんがいるときに買いたいとおもっていて、ちょうど昨日同じタイミングで居合わせたので買ってサインしてもらいました。だがしかし、本の帯に「言葉が痛くてごめんなさい」と書いてあって、、20年以上前に出版された本なので、20年前に書いた詩の話とかされたら気恥ずかしいものなのかもとふとおもい、結局本の話はあまり訊きませんでした。詩とは関係ないのですがちょうどわたしも20年以上の前のことを思い出しておったから。
どうなのだろう、詩人の方はそんなことないのかもですが。わたしだったら間違っても朗読しないでほしい。

* *
今日はこちら

東京読書交換会 池袋にて
2023年6月24日(土)19時過ぎ~21時
読書量が多い最近も、本をあまり読まない最近も、続けていれば何もないより読んでいる。そんな感じで続けています。
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池袋で本を持ち寄ってお互いの本を交換したり、オンラインで読書経験を交換したりする読書交換会。
池袋開催です。

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詩集は持っていかないのですが、同じくモフリーさんで譲ってもらった店主さんイチオシの本、浅田次郎著「壬生義士伝」(上下)、持っていきます。実話ベースだと思うと考えさせられますが、読み物としてはとても面白かったです。あっという間に読んでしまった。主人公は架空の人物とのこと。幕末の軍事闘争が激化したときの話で、日本のことだけではなく中南米やアフリカのことをあれこれ考えながら読んでいてコロンビアの熱帯雨林で40日間生き残った4人兄弟の話も思い出しました。怖くて隠れていたというのが衝撃でした。もちろん背景や状況は異なるわけですが。さらにはアフリカとアジアと中南米は何が異なるだろうだとか、いろいろ考え、思考の軌跡はまたいつか機会がございましたら。エンタメとして楽しく読めばいいのに、小説だと縦横無尽に思考しだすので、詩集に惹かれるのかもしれません。でも世界情勢を考えるのも好きです、切なくなるときやずしりとする瞬間もあるけれど、でも考える。

 

どうもありがとうございました。

今日もあなたにとってよい日でありますように。

 

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本と縁があったかも、な日

2023-05-15 22:56:06 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2023年5月の催し

昨日は大泉学園のカフェモフリーさんでタロット占いをいたしました。どうもありがとうございました。
モフリーさんの扉を開けると、旧友の笑顔がありました。モフリーさんで再会してよくお店で一緒になる方なのですが、ふとわたしにやってきたのは昔の、かつての空気感だった。なんでだろうとおもったら、文学フリマに参加するそうで創作活動真っ只中だそうで、ひょっとしたらわたしが出会った頃の雰囲気に似ているのかもしれないとおもいました。苦労話がとても楽しそうでした。早速1冊予約。


タロット占いをいたしましたと書きつつ、タロット占いはお客様とご縁がなかったので、スマホと携帯を忘れたことも手伝って文学セットの読書に没頭。泡坂妻夫さんの「家紋の話」を読みました。
家紋はまるのなかで完結する世界とのこと。まず円を描き、そこから家紋を描いていく。それを泡坂さん独自の試みとして紋の形を呪縛していた丸を取り去り、文様から分化した紋を再び文様にしようとしているそうです。つぶつぶ絵にも作用しそうな内容でとても興味深い本との出会いでした。

泡坂さんは小説家でもあって、小説のなかに市松文様からつくった「角平市松」を登場させているそうです。


とここまで読んで、そういえば書店や(ひょっとしたら読書交換会で)お名前をお見かけすることに気づく。短編集「朱房の鷹」に収録されているようなので、時代小説は読まないのですが機会をみつけて読んでみたい。

(⇒ 東京読書交換会

鎌倉初めの頃、曽我兄弟という歴史的な人物がいて、彼らの祟りを防ぐためにできた家紋もあるというような話も書いてありました。先だって読書交換会に曽我兄弟についての本を出版された方が来ていたのですが、そのときは曽我兄弟のことを全く知らなかったので、こうやっていろいろなことが頭のなかで点から線になってうれしいです。

なんだか本な日だった。明けて今日、埼玉県展に搬入した絵に何かこれらのきっかけから加筆することになるのかなともおもいましたが、何もせずそのまま搬入しました。本(文字)に縁があったと解釈しているのに、今日記入した出品関連の書面すべてに絵のタイトル「哀楽(あいらく)」を「衰楽」と書いていて、「この、哀楽のアイは哀しいという字ですか?」とすべて訂正していただいたのでした。「お恥ずかしい」と今まで使ったことのないセリフが口をついて出てきた。

昨日同様今日も雨模様でしたが、無事搬入しました。とにかく終わってよかった。ほっとした。無事展示していただけますよう、祈る。


5月24日(水)15時~19時もカフェモフリーさんでタロット占いをさせていただきます。モフリーさんは間もなく改装に入りますので、今のお店を堪能できるのももう少し。ぜひこの機会にお待ちしております。


どうもありがとうございました。

今日もみなさまにとってよい日でありますように。

 

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水野学「アウトプットのスイッチ」読書記録

2022-04-08 14:20:11 | 本の感想/読書日記

【-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年4月の催し】

このところ読んだ本の投稿ができていない。それだけほかのことが目まぐるしいからなのかもですが、ちょっとでもメモしておくと、また同じ本に出会ったときプラスになる気がしていて、できるだけ綴りたいのだ。

わたしは、専門書以外の書籍はほぼ手放して、読書交換会に持っていきます。また電子書籍はあまり読まない。となるとやっぱり記録しておきたいのだ。

以前はオンラインのブックマーカーを利用していたのですが、そのサービスが停止になってしまい、以降はつぶつぶタンタンにしようとおもいました。

この場をお借りしています。

水野学さんの「アウトプットのスイッチ」を読みました。


デザインを考えるときに、モノやデザインを擬人化するという発想が面白かったです。そして擬人化するときに言葉を使う。〇○のような人という感じ。

わたしは言葉や文字と絵をつなげて考えることはあまりないのですが、きっとここができたら何か発展がある気がします。

洗練度、完成度、確度があがりそう。

であると同時に、規定してしまいそうな気もする。というダメ出しはやってみてから言いましょうという感じでございますね、はい。

得意そうだし、だからこそやってみたいとおもいながら、やっていない。

この本を読んでから半年くらい経過しています。きっと今はそういう時期じゃないのかなとおもいます。今綴っているということは、今こそなのかなともおもいます。

いつかできたらいいな。

 

今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。


どうもありがとうございました。


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水野学「アイデアの接着剤」読書記録

2022-04-06 14:06:03 | 本の感想/読書日記

【-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年4月の催し】


水野学さんの「アイデアの接着剤」を読みました。


水野学さんの書籍は、「アウトプットのスイッチ」に次いで2冊目でした。


「アイディアの接着剤」ではとにかくいろいろなことをやろうということが書かれていました。多岐にわたっていろいろとやっていることが、どこかで結びつくからというもの。

なるほどなあとおもいました。

そして楽になったような、できるだけ何かにつながるようなものをやろうとしているケチな自分を戒められたような複雑な気持ちになりました。

どちらを選ぶにせよ、ただ感情に流されるのではなく、何故そう自身の気持ちが流れていくのか見つめていくことが大切なのかもしれないとおもいました。

こころの健康、大切なのだ。

 

今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。


どうもありがとうございました。


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原研哉「ポスターを盗んでください+3」読書記録

2022-02-23 22:38:55 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し


絵の具を乾かしながら書いています。

原研哉さんの「デザインのめざめ」に引き続き、同じく、原研哉さんの「ポスターを盗んでください+3」を読みました。
原研哉「デザインのめざめ」読書記録


「デザインの目覚め」が日常の記録だったのに対し、「ポスターを盗んでください+3」は仕事の記録という感じでした。

電車の切符の地に模様が入っていますよね。あの模様のことを地紋という。(確かJR東日本については)著者がデザインしたそうです。

美術のキュレーションの話も面白かったなあ。倉庫じゃなくてキュレーションして空間に配置することに意味がある。数が少なくなっても美が生まれ価値が高まる、というようなことを指摘されていました。

それとひょっとしたら「デザインの目覚め」のほうだったかもなのですが、新書のカバーデザインで、環境デザインを意識したと書かれていて、興味深かったです。

本は本棚にあることもあるし、机の上にあることもあるし、ベッドサイドにあることもある。以下、個人的飛躍ですが、床に転がっていることも、玄関にあることも、そして積読になっていることもある。

だからどこにあっても美しくなくらならないデザインが大切。周りと調和しているそこだけ浮き立たなないデザイン。なるほど、と納得しました。そしてその発想は本好きとしてはありがたいです。わたしも気づくとあちらこちらに本が転がっています。

洗練を感じさせていただいた本でした。あーこういう生活がしたいのだ。

どうもありがとうございました。

今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。

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原研哉「デザインのめざめ」読書記録

2022-02-23 21:06:55 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

ここ数日読書モードになっていて、やっぱり本を読むのは気持ちいいなあとおもっている。

だいぶ前の感想なのですが、原研哉さんの「デザインのめざめ」を読みました。

デザインっていいなあ、素晴らしいなあとおもった本。

何気なく使っているもの、意識していないもの、けれども一緒に過ごす時間が長いもの。

そこに心を注いで、わたしたちが快適なように取り計らってくれているというのはありがたいこと。

どういうものに包まれているかって大きな影響あるなあ、それは形があるものも同じだよなあとあらためておもいました。

そして、著者が楽しそう。デザイナーであれば、何をみてもデザイナー視点でみられるから、ちょっとしたところに出かけるのも楽しそう。いいなあ。

意識が有機的に働くポイントが増えると、受け取れる情報も増えるんだなあとあらためておもいました。


直近のわたしについては、色彩検定の勉強をしたおかげで、ふとしたときに見かける色を解釈していたりして、楽しさが増えました。
色彩検定1級に合格いたしました


「デザインの目覚め」は、著者の視点を疑似体験させてもらえるような本でした。と書いてみて、あれどんな本だって視点の疑似体験だよなあとおもいます。ビジュアル的な視点の疑似体験をさせてもらいました。

とても面白かったので、引き続き同じ著者、原研哉さんの「ポスターを盗んでください」を読みました。
原研哉「ポスターを盗んでください+3」読書記録

どうもありがとうございました。

今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。

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佐渡島庸平「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜」読書記録

2022-02-10 23:33:11 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

埼玉でも雪が降り出しました。外にいらっしゃるみなさま、お疲れ様でございます。どうぞお気をつけください。

自宅にいると雪に閉ざされて止まっているときもいいなあとおもいます。自身の内側を見つめる深い時間を過ごしやすい。

読んだ本の感想です。

佐渡島庸平さんの「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜」を読みました。

半年くらい前なのでしょうか。

埼玉県ふじみ野市では、1年くらい前にイオンタウンができました。

そのイオンタウンでデザインをテーマにした読書会が開催されていると教えてもらって、参加しました。その時の課題図書がこの本でした。

課題図書といっても読んできても読んでこなくてもいい感じでした。実際読んできたのはわたしとわたしに読書会を紹介してくれた方の2名のみでした。

読書会そのものはデザインをテーマにするのはその回が最終回とのことで以降は参加しておりません。残念なのだ。

デザインにもいろいろあります。この本はコミュニティデザインについての本。


ひとつひとつはなるほどなーとおもうのですが、比喩があまり興味なくてつい読み飛ばしてしまう。

宇宙兄弟の漫画が出てくるのですが、あまり惹かれない。宇宙兄弟そのものは連載されているのをリアルタイムで読んでいたんだけどなあ。

わたしの価値観が加齢している部分と、もともとがあまり合わない部分、両方かとおもわれます。


そうなんだなあとおもったのは、コミュニティの存在は人生をマシにしてくれるというもの。孤独は改善されないけれど一人ではないという状態。

うんこれはなんとなくわかる気がします。

全般的に合わない本。だからこそ読んでよかった。わたしたちは、いろいろな価値観や世界観、あるいは比喩の方たちと一緒の世界で暮らしています。

また占い師としても、さまざまな価値を知るのは大切。
なぜ宇宙兄弟を読んでいたかといいいますね、占いのためでした。当時は新宿占い館未来で占いをしていたのです。カプセルホテルが入ったグリーンプラザ新宿の地下という立地ゆえ、男性客が多く、彼らに伝わりやすい言葉を学びたかった。週刊男性漫画雑誌はほぼ全誌読んでいました。

また機会があったときに佐渡島さんの本を読みたい。やっぱり3冊くらいは拝読したいのだ。

 

今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。

どうもありがとうございました。

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ジョージ・オーウェル「動物農場」読書記録

2022-02-09 23:54:54 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し


明日は関東でも雪らしい。夕べも日中もそして夜も暖かかったので実感がまだありません。大雪の可能性が高いとのことで、天気予報の精度がすばらしいですね。

読んだ本の感想です。

ジョージ・オーウェルの「動物農場」を読みました。

あまりに有名なジョージ・オーウェルですが、読むのは初めてでした。

読んだら楽しい気持ちにならないのはわかりきっていたからなかなか読む気もちになれなかったのです。

特に動物農場は動物がモチーフになっているだけに、動物好きのわたしとしてはハードルが高い。

もっとも支配するのも動物なんですけれどね。

それに支配、被支配を何と捉えるか、心地悪い心地よいと捉えるかも人次第でしょう。いずれにせよ、両親の影響は大きいんだとおもう。
みんなそうなんだろうなあ。北京オリンピックフィギュアの鍵山選手のお父さんもオリンピック選手ですね。


考え続けること、問い続けること、変わり続けること(護り続けること)、表現しつづけること、大切にしていきたい。

あまり楽しくなる小説ではないけれど、誰もに一度は読んでもらいたい小説。まさに名作なのでした。

読んでよかった。


今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。

どうもありがとうございました。

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今野敏「リオ」読書記録

2022-01-29 01:59:55 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

小説の感想を書きながら、思考の整理をさせてもらっています。アウトプットしていない本はまだまだあるから、エンドレスになってしまうので、ひとまずこの投稿で一度打ち止め。


今野敏さんの「リオ」を読みました。


今野敏さんはとても有名な小説家なのですが、あまり縁がなくて、今まで「ST 警視庁科学特捜班」の1冊しか読んだことがありませんでした。

「リオ」も「ST 警視庁科学特捜班」もそれぞれシリーズものなようです。「ST 警視庁科学特捜班」の内容はほとんど覚えていないのだけど、でもどちらかというと「ST 警視庁科学特捜班」のほうが好きかなあ。様々なキャラの刑事がでてきて、女性刑事は確か鋭敏な嗅覚を持っている。比喩としての嗅覚ではなく、臭いに敏感という意味で、本物の嗅覚です。

「リオ」は主人公の男性が、学園闘争の頃に大学生だった男性刑事で、世代論が多いのです。わたしは、社会のレールから外れてしまったからなのも大きいでしょう。あまり世代を意識しません。意識できません、といったほうが適切な部分もありそう。

だから発想にあまり共感できない。とはいえ、こういう方もいるんだろうとおもうと、実社会でいろいろな方とご縁いただくときの参考になる。そう思って読むとおもしろいです。

主人公のキャラはさておき、ストーリーは今野敏さんなのでおもしろい。殺人事件の話です。


小説としてはちょっと古いかなと感じてしまう部分もある。けれども小説の世界って早いのですよね。小説になったことがしばらくしたら実社会でも起こるようになる。

だから実社会の話として読むと、しっくりくる。今なら現実にもこういう人いるんじゃないかというのがところどこ露出てくる感じなのでした。

先ほどホリスティックヘルス塾を開催していました。
ホリスティックヘルス塾vol.15、今回も素晴らしかったです

ホリスティックな健康について考える勉強会です。歴史を学んでいくと社会との動きに連動していたり、もともとホリスティックという言葉は健康に限定された言葉じゃなかったり、なんというか物事、時間差や連動があるとおもうのです。

その連動を感じさせてくれるのが小説で、文章のうまい小説は時代を経ても出版当時とは別の楽しみ方で楽しめる気がします。

また今野敏さんの小説読む機会があったらいいな。まだ小説がわたしたちのエンタメとして一般的だったころは、みんな電車で読んでいたんですよね。今野敏さんの小説読んでいる方は多かったんだろうなとおもいます。

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牧野修「アロマパラノイド 偏執の芳香」読書記録

2022-01-29 01:30:50 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

厄落としなのかな、厄落としとおもおうということがありました。厄落としとは、厄を落とすために、普段身につけていたり、大切にしていたりするものを故意に落とすこと。

はい、落とし物をしました。すでに解決済です。落とし物の詳細は書くのを控えます。落としたのは1週間以上前だったのに気づいていなかったからソワソワの時間は短かったです。

もっとも発達障害的気質もあるので、バッグの中でモノが突然神隠しになることもよくあります。


牧野修さんの小説「アロマパラノイド 偏執の芳香」を読みました。

小説の巻末に載っている参考文献が興味深かったので買ったものの、読まずにそのままにしていました。

香りの話、ソシュールの言語学などが参考文献になっていて、何だろうと惹かれたのです。

読んでみたら、アロマテラピーとはあまり、いえ、ほぼ関係ありませんでした。


三次元とは別の世界があるという物語。ニュアンス的には、スピリチュアルでも、ニューエイジでもなく、電波系に近い感じです。

引き込まれるところもありました。が、とびすぎていて、この前提は現実的にはないかもと思ってしまう部分もありました。

とはいえ、とんでいる感じが、それでも出版されていることが気になります。いっぱい本が出版されているようなので、また読んでみたいとおもいました。

レビューによると「アロマパラノイド」の評判はあまりよくないのですが、評判のよい本もある。

世界観が気になります。

 

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誉田哲也「アクセス」本の記録

2022-01-29 00:40:31 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

連続ですが、小説の記録。満月についての記事を書くつもりでいたのだけど、なんとなく現実味がわいてこない。圧倒的に現実な昨日の事件の余韻が自分のなかにあるんだとおもう。
満月は、自身の内面で感じている世界で、立てこもり事件は近隣であるとはいえ、知っている場所に近いとはいえ、あくまでも報道をとおしての情報。

なのにダイレクトに影響を受けている。銃という身近ではないけれど、圧倒的な物質感があるものだからなのだろうか。

今年のテーマは、自身の世界をつなげていくだから、今自身の中で起こっていることをみてみぬふりするのではなく、そうなのね、と受け止めておく。


誉田哲也さんの小説「アクセス」を読みました。

おもしろかったです。

誉田哲也さんは圧倒的な現実を描く小説家なのですが、ときおりこういう小説がある。どういう小説。この世にはないとされている仮想世界や異界の生き物を圧倒的な現実として描く小説です。

この「アクセス」は圧倒的な仮想世界を描く小説です。仮想世界と現実が逆転する。そして圧倒的な現実の誉田哲也さんなので、入れ替わった世界に救いがない。容赦がない。

だからこそ向き合い方にも逃げがなく、腹を据えている感じもある。

わたしたちのネガティブな感情が集まった仮想世界のエネルギーは体がなく、体を手に入れるチャンスを狙っていて…と物語が展開していく。

スマホもラインもまだない時代。出てくるガジェットの種類は古いのだけど、それでも読ませてしまう圧倒的な電脳感がすごい。

わたしたちの 想い について書いた物語。想いをもって人生を創造してきたいですね。


ほかに誉田哲也さんの異質な小説としては、吸血鬼を描いた「妖しの華」があります。つぶつぶタンタンに読書日記を投稿し始める前に読んだようで、感想が見つからず残念。「妖しの華」は続編が出ているようなので読んでみたい。

 

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誉田哲也「ルージュ~硝子の太陽」 本の記録

2022-01-29 00:14:55 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

昨日は埼玉県ふじみ野市の住宅で、銃を持った男性による立てこもりがありました。詳細がまだわからずなのですが、人質だった医師の先生が亡くなりました。ご冥福をお祈り申し上げます。

ふじみ野市に住んでいるので、昨日の夜中はびっくりしました。同じ市内でも土地鑑のない場所で、その意味では現実感がないのですが、それでもふじみ野という名前は強烈でした。昨日避難所になっていた大井西中学校はアートフェスタふじみ野にも参加されていたので耳おぼえがありました。今日は市内の小中学校のうち3校が休校。子どもも大人もこの理由で休校になるとはおもっていなかったでしょう。

自身の生き方考えさせられます。

誉田哲也さんの「ジウ」を読んだとき、分かり合えない世界が衝撃でした。

以降、誉田哲也さんの小説を好んで読んでいます。


昨年の夏、「ルージュ~硝子の太陽」を読みました。


銃を利用した殺人が起こり、米軍兵が犯人かもしれないが追及できないまま数十年が経過する。するとまた同じ手口の事件が起こり、という話です。

内容は控えますが、恐ろしい事件でした。

そして少し小説から話がそれてしまうのですが、昨日「銃」と聞いたとき、「なんでふじみ野に銃があるんだろう?」とおもいました。打たれて負傷していると聞いて「なんで、人に銃を命中させることができるほど銃を扱えるのだろう?」とおもいました。

小説のなかはさておき、わたしたち民間人には銃がなじみのないもので、それは今後も変わらないでしょう。


ルージュの肝は、銃ではなく、心。あるいは病理。

自分に何ができるか、どうありたいか考えさせられます。

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誉田哲也「ハング」 本の記録

2022-01-28 23:32:20 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

ホリスティックヘルス塾でした。素晴らしい時間だったなあ。またゆっくり書きます。
ホリスティックヘルス塾vol.15、今回も素晴らしかったです

クールダウンで、読んだ本の感想を綴る。

昨日に引き続き誉田哲也さんの小説です。

誉田哲也さんの小説「ハング」を読みました。


読んだのが昨年でラストを忘れてしまったのだけど、救いのない小説だった気がする。

姫川玲子シリーズは仲間がいたり、姫川玲子がシリーズとおして活躍できるだけの場が整えられているけれど、この小説は、違う。主要人物がどんどんと死んでいく。

最初の牧歌的なシーンは、若干つまらないなあとおもいながら読んでいたのだけど、あとになるとグッとそのシーンがきいてくる。

闇の深さもすごかった。小説の闇は飽くまでも物語として読んでいるのだけど、最近佐藤勝さんのラジオを聴いていて、もし最近この小説を読んだらまた違った感想をもったかもしれません。


唯一、主要登場人物としてではないけれど、「歌舞伎町セブン」の主人公の男性が登場して、そこはなんとなく心温まった。といっても犯罪者なのだけど、温まった。
誉田哲也「歌舞伎町セブン」、小説「ジウ」シリーズ 読む順番に注意がお勧め

殺伐とした世界なので、何か続いている世界がないと、しんどくなってしまうのかもしれない。


順番としては「ハング」の次に「歌舞伎町セブン」を読むといいらしい。

誉田哲也さんの本をまとめて読む時間とかつくりたいなあ。読みたい本がいっぱいなのだ。

読書交換会に参加しているみんなも言っているのだけど、読書交換会のおかげでいろいろな小説家の本を読む機会に恵まれる。そうすると次々と好きな小説家が変わって、なかなか一人だけを読んでいるという状態にはならない。

だから物語の内容もよく忘れる気がする。昔は全部小説の内容を覚えていて、それは若かったからもあるだろうけれど、読んでいる小説の数が少なかったからな気がしている。でもそうじゃなくて今は情報が多いのかもしれない。

わからない。けれどとにかく本を読む時間は贅沢でしあわせです。

読んだ本を忘れてしまうから、綴らせてもらいました。

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どうもありがとうございました。

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誉田哲也「インビジブルレイン」 本の記録

2022-01-27 16:14:44 | 本の感想/読書日記

-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2022年2月の催し

読書日記。小説の感想は書きたいとおもっているのだけど溜め込んでしまい、本そのものは読書交換会で手放しているので、タイトルもわからなくなっております。

昨年2021年、誉田哲也さんの小説「インビジブルレイン」を読みました。

姫川玲子シリーズ、好きです。文章にリズム感があって読みやすい。残虐な描写は苦手なのだけど、自身との距離を突きつけられ、かえって物語世界に引き込まれる。

人はわかりあえないもので、わかりあえないことを受け入れたら楽になるし、相手を慈しめる。誉田さんの小説を読んだときはそう感じることが多い。

一番最初に読んだ「ジウ」が衝撃で、以降ずっとファンです。


相手を好きになる度合いも、表現方法も、重みも異なる。

今回もそれぞれの人生にはそれぞれの想いがあると感じさせていただきました。

今思い出しても考えさせられます。これからも小説を読む時間を大切にしよう。

今日もあなたにとってよい日でありますように。あたしにとってよい日でありますように。地球にとってよい日でありますように。

どうもありがとうございました。

臼村さおり twitter @saori_u
思考していることを投稿しています。

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~身体の健康と無意識のパワーへ Have a Beautiful Day


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