-+-+-+臼村さおりのお知らせ-+-+-+2023年1月の催し
(覚え書きで書いているので、長いです。)
昨年8月に2歳の母猫が3か月の子猫(オス)ともにやってきた。この2匹は屋内に閉じ込めて、出入りしている先住猫に合わせないようにしています。母猫は仔猫をねこっかわいがり。ちょっとでも目が届かないところに仔猫が行くと大騒ぎしていました。ようやくべったりしなくなったなあとおもっていたのは1か月くらい前だったとおもっていました。
なんか怒っている声がする。何?? 近親相姦でした。元仔猫が母猫にのしかかっています。お互いを緊急隔離。母猫はうちに来るまでは半野良だったこともあり人馴れしておらず、いまだ触らせてくれません。「もう少し馴れたらにしよう」「仔猫を引き離したらもっとストレスが強くなってしまう」とおもっているうちに、対応が遅れた。ごめんなさい、本当にごめん。週末だったのですが獣医さんへのSOSの電話だけはしっかりして、月曜日に元仔猫(オス)の手術をお願いしました。
その後は申し訳なさからひきこもりたくて横になったら5匹の近親相姦物語の夢で、現実よりも夢がつらかったのはさておき。
無事オス猫の手術をしてもらった月曜日。獣医師の先生に母猫を触るのが困難な状況だと説明したところ、とにかく母猫を可及的速やかに2週間以内に、予約なくてもとにかく連れてくれば預かって手術できる日にするからとおっしゃっていただきました。
しかしながら捕まえられず1週間経過。これはもう絶対無理だと、お世話になったことがある保護猫団体の方にSOSをして捕獲器を貸してもらえることになりました。借りられるだけでありがたいのに、すごい親身になってくれて「搬送も手伝おうか?」「病院あるよ?」といろいろ言ってくれて泣きそう。
昨日寒い中捕獲器を持ってきてくださって、「どうしても捕まらなかったら捕まえるのも協力するから」とおっしゃってくれて涙が出ました。そして捕まえたいと思いつつも「うちの子は賢いから入らないよ」とセッティングしたら、あえなく入りました。よかった、本当によかった。ここ2週間の悩みがひとまず解決に向けて進展しましたね。
獣医師さんに言われた2週間以内ではある。しかし妊娠しているかもだし、おなかのなかで仔猫が育っていたらどうしたいのかもわからない。わからないけれどとにかく今朝連れていきます。
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話が少し飛躍しますが、わたしって人に助けてって言えずに来たんだなあとおもいました。とはいえなんとなくそうだと自覚が芽生えつつあったときにやってきた今回の事件。猫のおかげでよい勉強になり、またこうやって心や抵抗感が動くのかと冷静にもう一人の自分が観察していました。一言でいうと、あらゆる申し訳ないという気持ちが渦巻く。人の心や頭の中は忙しい。自意識過剰。
自分がこうなので、わたしは相手の逃げ道を確保しながら追い込まないで話すように心がける(←占いのときも一番大切にしていることのひとつ)けれど、きっと助けを求めやすいコミュニケ―ションはあまりできていないだろうなと思ったのでした。なにせわたしが苦手なので。
猫が真剣に生きているのを勝手に学びのネタにして申し訳ないこときわまりなく、この経験がこれからに作用していきますように。
今まで多頭飼い崩壊のテレビを軽蔑しながらみていたけれど見方が変わりました。助けてって言えなかったんだろうなと。
捕獲器戦略が必要かもとおもったとき、以前「捕獲器を貸そうか?」と言っていくれた友人と申しますかお世話になっている方に捕獲器を借りようと連絡しました。そうしたら友人が捕獲器を持っているのではなくつながりがある人に頼もうとしてくれていたことがわかり。そしてその友人から即座に電話が来た。タイミング的に電話には出れなかったのだけど「これは電話もらうほどのことであって、すぐ頼んだ方がいい状態であって、つまりはわたしは『助けて』っていうべきところで『助けて』って言えなくなっている」と冷静になって気付いた次第。ありがたし。
画像は猫を捕獲したあと夜なべで作っていたもの。フォントや細かいところは、猫を病院に連れて行った後眠ってから手を入れよう。病院に行くまでは眠る気になれません。
どうもありがとうございました。
今日もみなさまにとってよい日でありますように。
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