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⇒ ミョウガの茂みとセミ
の続き。
ミョウガが生えている柿の木エリアは、４年前に心臓病で亡くなった猫太陽のお気に入りの場所。
１０年前に我が家にやってきたときは、慣れるまでは一緒に散歩していた。
散歩中の太陽は、地面にいるセミを見つけると、食べていた。むしゃむしゃその場で食べる。
サンシャインでの野良時代に食糧として、食べていたんだとおもう。
だからミョウガの辺りでセミを見かけると、太陽を思い出す。
１日１羽が適量で、２羽目を見つけたときは素通りしていた。
とおもっていたのだが、当時の文章を読み直したら、３羽食べていた。
⇒ 朝の1時間に凝縮される、生命の片鱗
覚えていないものだなあ、そして綴ってあったことをうれしくおもった。
我が家に慣れて、１人で外出するようになった頃、太陽が出入りしている窓の外にセミが置いてあった。
プレゼントしてくれたのだとおもう。食べないけれど、うれしかった。
太陽は血栓症を発症し、以後は亡くなるまで、また散歩生活になった。
一緒に散歩した歴史があり、また散歩が嫌いじゃなかったので、散歩でも楽しんでくれた。
その頃にもセミを見かけることがあった。
けれども、もうセミには興味を示さなかった。ねこごはんのほうがおいしいのだとおもう。
太陽君、うちに来てくれてありがとう。
あなたのことを思わない日はないけれど、セミに遭うと余計思い出す。
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どうもありがとうございました。
今日もあなたにとってよい日でありますように。
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