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ガンバレ、ニッポン

なんか、不安定なニッポンですね。

コロナで貧しくなる女性たち。50代以降はさらに深刻に<コロナ貧困>

2021-11-02 12:32:42 | 国内
コロナで貧しくなる女性たち。50代以降はさらに深刻に<コロナ貧困>

新型コロナは多くの失業者を出すなど、“貧困パンデミック”とでも言うべき状況が生まれている

。なかでも、生活苦におちいる女性が急増している。そんなニッポンの貧困のリアルを取材した。 

非正規社員が多い女性たちの困窮

 厚労省の調査では、男性の給与のピークが55~59歳で42万円に対し、女性はピークが50~54歳で27.4万円。

その差は14.6万円と大きい。

シングルマザーの2世帯に1人が貧困という調査もあり、女性というだけで困窮に陥りやすい実態がある。 

  ノンフィクションライターの飯島裕子氏は「今回のパンデミックは、貧困女性をさらに追いつめていきました」と実情を語る。

 「時短営業や休業によって、飲食や宿泊などサービス業や小売業は大打撃を受けましたが、これらの業界には女性就業者が多く、

非正規比率も高い。賃金も最低賃金レベルであることが少なくありません。

彼女たちは雇い止めに遭ったり、シフトを減らされたりしても、

休業補償を満足に受けられていないのが現実」 「女性の社会進出が進んだ」と喧伝されているが、実態はどうか。 

「女性の労働者で増えたのはサービス業の非正規雇用ばかり。男女間、正規/非正規間の賃金格差は大きいままです。

一人暮らしや母子家庭の女性がコロナ禍で生活を維持していくには、依然厳しいのが現状です」

ギリギリまで生活苦に耐えてしまう

 さらに女性の場合、男性とは異なる貧困の傾向が見られるという。

行政書士の三木ひとみ氏が語る。 

「女性の場合、困窮してもギリギリまで耐えてしまう。

背景には、パパ活や性産業などが、ある種の“セーフティネット”として機能してしまうことが考えられます」  しかし、

その頼みの綱さえも、コロナで「夜の街」が感染源のごとく名指しされ、若い女性ですら満足に働けなくなった。 

「心身ともにすり減らしながら性産業に従事するのなら、生活保護を受けたほうが明らかに健全です。

コロナ禍で生活保護の申請件数が増加したことを受け、以前よりスムーズに保護を受けられるようになっています」

中高年女性の貧困は、取り残されたまま…

 母子家庭には「低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金」など政府の支援も増えているが、

「50代以降の中高年女性の貧困は、取り残されたまま」と飯島氏は指摘する。 

「’20年11月には幡ヶ谷のバス停で、64歳のホームレス女性が殺害された事件が起こりました。

報道では大きく取り上げられましたが、具体的な政策にはいまだ結びついていない。

この世代はネットに疎(うと)い人も多く、当事者の声も可視化されにくい。

 またシングルマザーが児童扶養手当や単発の仕事でなんとか子育て期を終えても、

キャリアを積み重ねていなければ晩年になって本格的な貧困に突入してしまう懸念があります」 

 週刊SPA!が過去に取材した、貧困に苦しむ女性たちにコンタクトを取ると、彼女たちは“負の連鎖が積み重なった”過酷な現実に沈んでいた――。  


女性の自殺15%増、7千人 非正規拡大が一因 全体は11年ぶり増

2021-11-02 12:29:13 | 国内
女性の自殺15%増、7千人 非正規拡大が一因 全体は11年ぶり増

2020年の女性の自殺者数は前年より935人(15・4%)増え、7026人だった。

男性が微減だった一方で女性が大きく増え、全国の自殺者数が11年ぶりに増加に転じることにつながった。

政府が2日閣議決定した21年版の自殺対策白書はコロナ禍の状況を分析し、

特に働く女性らが追い詰められている実態も明らかになった。 

20年の自殺者数は、2万1081人。このうち男性は1万4055人で、

前年より23人(0・2%)減った。

女性が前年より増えるのは2年ぶりだった。

 白書では、20年と過去5年(15~19年)の平均値とを比較して、コロナ禍の女性たちへの影響を調べた。

データを比べると、働く女性の自殺が増えていた。

職業別で最も増えたのは「被雇用者・勤め人」で、381人増。

次いで「学生・生徒」は140人増だった。 

 逆に「そのほか無職者」は98人、「主婦」は70人それぞれ減少。

原因別でみても、「勤務問題」が過去5年平均より34・8%増えていた。

  コロナ禍で雇用環境が悪化し、非正規雇用で働く女性の割合が拡大した。

厚生労働省は「新型コロナの感染拡大による労働環境の変化が、自殺者の増加につながる要因の一つと考えられる」としている。  

自殺に関するSNS相談を利用したのも、女性が多かった。

二つの特定NPO法人が新たに設置した新型コロナに特化した相談窓口には20年度、延べ8262件の相談があった。

このうち性別が把握できた7558件の8割にあたる6180件が女性からの相談だったという。

キムチ、韓国のりなど韓国食品の安全性に不安 独自の食品規格も一因

2021-11-02 11:57:57 | 韓国
キムチ、韓国のりなど韓国食品の安全性に不安 独自の食品規格も一因

丸大食品の発表によれば、ドラマやK-POPなどの韓流コンテンツに触れたことがある人の約8割が韓国料理を食べる機会が増えたという。

長く続くステイホームの影響で『愛の不時着』や『イカゲーム』など新しい韓流ドラマが大ヒットし“第4次韓流ブーム”が到来。その波が“食”にも押し寄せて来ているのだ。

しかし、そこには大きな落とし穴がある。

 2021年8月には『辛ラーメン』で知られる韓国のインスタント麺メーカー最大手の「農心」がEUに輸出したラーメンから、

基準値超えの有毒物質「2-クロロエタノール」が検出され、2020年6月には、

千葉県内の業者が韓国から輸入した赤貝から、基準値を超える麻痺性貝毒が発見され回収に追い込まれた。

 同年3月にもアメリカで韓国産エノキタケから食中毒の原因となるリステリア菌に感染して4人が死亡、30人余りが入院する事態が発生している。

厚生労働省が公表する「輸入食品等の食品衛生法違反事例」リストには、唐辛子やえごまの葉など韓国料理に欠かせない野菜の名前が“農薬の残留量が基準値超えだった”として、ずらりと並んでいる。

食品ジャーナリストの郡司和夫さんはいう。

「違反した野菜には『ヘキサコナゾール』など、発がん性のある農薬が基準値を超えて残留していますし、その量もかなり多い。

しかも検査が行われる食品は一部です。そこから漏れた野菜が市場に流通していることも充分考えられます」

 生の野菜に加え、漬けものや韓国のりなどの加工食品にも落とし穴がある。

「特に危険なのが、キムチや大根の酢漬けなどから検出されている『安息香酸』と呼ばれる添加物です。

日本における一日摂取許容量は、5~10mg/1kgとされていますが、2021年においても大根の酢漬けで、210mg/1kgも検出されました。

 安息香酸は、細菌やカビ防止に使われる添加物で、

日本では厳しい制限がかけられており、清涼飲料水やマーガリンなど一部の食品にのみ使用が許可されています。

発がん性があり、ラットを対象とした実験では、痙攣を起こして死に至ったという報告もあります」

韓国のりは“色”をしっかり見極めることが安全につながる。

「本来、韓国で採れるのりは色素が薄いため、黒々とした韓国のりは、着色料が使われている可能性が非常に高い。

しかも発がん性のあるタール系の合成着色料を使用して、黒くしているケースが多いのです」

 農薬から添加物まで、これほど多くの問題点を抱える背景には、韓国独自の食品規格の甘さがあると郡司さんは指摘する。

「基本的に、添加物に関しては国際基準があるため国によって大差はありません。ただし食品の規格は国ごとに異なるため、

それによって安全性に違いが出てきます。例えば日本では、

食品衛生法とは別にJAS規格がありますが、これは添加物の使用を制限するなど、食品衛生法の基準より厳しいルールで製造されている食品が多くあります。

 韓国にもKS規格が存在しますが、食品衛生法より厳しくしている食品は見られません。

つまり、より安全安心できる食品を作ろうという姿勢が感じられないことも問題の1つなのです」