人生はワンツーマーチ、三歩進んで、二十歩下がる。

プリンター・コピー・ファックスの主力デジタル複合機を替えたら、
パソコン側からスキャナーとして認識されなくなった。

メーカーのサービス担当者曰く、
「パソコン側からTwain機器として使うことは想定していません。
二度手間になるし、スキャナーで読み取っている間占有されると、
ネットワークの他の端末からの印刷などの用事の妨げになります。
複合機のスキャナーボタンを押して、パソコンに画像を送ってください。」

言外にというか行間に、さっさとやってくれ、と聞こえる。

前の機械（能力は同等）に出来ていたことが、なぜ出来ないか。
ということより、そういう使い方が主になるくらい、
事務仕事のテンポ、スピード感が、
ぼんくらな当方とは違うことになってきているらしい。

そういえば、スキャナーで読み取った画像を、
ただ漫然とマイフォルダーに読み込むよりも、
即ネットワーク上の誰かに送りつけたり、
メールでまっすぐ外部の人に送るということが、
実務上多くなっているのは、合点がいく。
自分だってそうしたいもの。

機械は使われ方にあうように進歩している。
こちらの使い方、仕事の仕方が、
どうやら遅れているらしい。