オランダ語の原書を日本の書店で入手するのは難しい。ネットのAmazonで購入するしかないかと半分諦めていた。オランダ語の初心者。話題の小説のタイトルすら分からないのに、大背伸びしているのだ。『アンネの日記』ならひょっとすれば、いい教材になるのでは…。パソコンでオランダ語のテキストを探していたら、やっと見つかった。
ナチの圧政から逃れて、ドイツからアムステルダムに一家で潜んだ、あのAnne Frankの日記である。1942年6月12日(13歳の誕生日)から2年1カ月後の44年8月1日(見つかって連行される3日前)まで綴っている。『Het Achterhuis』のタイトルで1947年に出版され、その後59年に映画にもなった。
タイトルの意味は「後ろの家」(hetは冠詞、achter=after, huis=hous) つまり「隠れ家」のこと。パソコンでは http://www.dbnl.org/tekst/fran034acht01_01/ で日付けの部分をクリックすれば、順次ダウンロードできる。日本語の翻訳本は市販されており、それを参照しながら読めばいい。またまた時間節約のカンニングである。
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