遺す言葉

つぶやき日記

遺す言葉  141 命 及び パンセ三百八十三

2017-06-04 12:11:11 | 日記

          命 及び パンセ三百八十三(2017.5.17日作)

 

   命 この地球上に於いてすべて 同じ価値を持つもの

   その命の生きる環境が それを制約する

   最悪の環境の中で 最低の価値しか与えられない命

   最高の環境の中で 最上の愉楽を満喫する命

   同じ価値を持つ命が その場 その場で

   苦痛を生きる命と 悦楽を生きる命に 選別される

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   それぞれの命が それぞれに持つ境遇

   その中で どの命もが最低限 保障され

   約束されなければならないものは

   人が人の命を奪ってはならない

   この道徳的真実だ

 

 

          パンセ三百八十三

 

   パスカルは パンセ三百八十三で

   道徳に於いてわれわれは 

   何処に港を置くべきか と 言っている

 

   人間は道徳の港を

   命に置くべきだ

 

   命がすべての規範                                                   

   人を形成する基本