大きく揺れてきたんでB&Wを支えなきゃと思いつつ、でも2か所同時には無理だなと諦めの境地に達してグラつく様をただ眺めてたんですが、ヒッコリーキューブが外れただけでどうにかスピーカースタンドの上に留まってくれました。
2021.10.6
日陰さんは前々から行きたかった話題の新店。
この日は仕事帰りに時間があったんで、意を決し川崎駅からバスに乗って向かってみました。
先日食べた下北沢の麺と未来さんで店長をされていた方が独立して出したお店、でいいのかな?
既に長時間の行列覚悟でって話でしたが、この日は開店20分前で6人待ち。10分前にはお店を開けてくれたので運良く実質10分ほどの待ちで席に着くことができました。
店内に積み上げられている鰹節や煮干や昆布の段ボールを眺めつつ、注文は海老ワンタンメンで。
このラーメンの個性を決定付けている手打ちの極太麺は、麺と未来のものよりはやや薄めでしょうか。十分厚いですけど。
ふんわりとした表層の感触から、芯に近付くともっちもっちむっちむっち。
伊勢うどんと中華麺の中間のような、そのどちらでもないような噛み応えです。
スープは鶏と心地良く立ち上がる魚介の香り。
麺と未来のスープとは違い塩の角はそんなに立ってないですね。
豊潤だけどキレがあるスープで、独特な麺にとても良く馴染んでいます。
ワンタンは絶妙な塩梅の海老の風味が楽しめる品のある味わい。
チャーシューも美味しくて、これは良い豚っぽいですね。
100円だったので頼んでみた生姜丼。
生姜の香りと辛さがしっかりと立った肉そぼろが乗っていてご飯がすすみます。
麺、スープ、丁寧な接客のどれをとっても店主さんの個性が活きている、そんな一杯でしたね。
美味しくご馳走さまでした☆
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