香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草44:縁起の良い数字、悪い数字

2005年11月13日 14時02分52秒 | 【香港】風水・縁起
ついに香港徒然草、ブログデビューです。
はじめての方には「何故デビューなのに44なのか?」という疑問があるに違いないのですが、香港徒然草はもともとは仲間内にメールで送っていたものです。なのでデビューですが44から始まります。

いつの間にやら数が増え、かといってメールマガジンで対応するには味気ないし、どうしたもんかと悩んでいた結果が「ブログ」。そうそうマメにメンテナンスできる自信はないけれど、これからは仲間内だけでなく多くの方に見ていただけるような内容でもう少しマメに更新していきたいと思います。
せっかくの香港滞在。観光では分からない素顔の香港を、日々の生活の中で感じたままにお届けできればと思っています。
どうぞ気長におつきあい下さいませ。

さて、今回のテーマは中華圏での縁起の良い数字と悪い数字のお話。
こちらで縁起の良い数字といば何でしょう?

実は、縁起の良い数字は「8」。日本では末広がりとして結納品の数やその他、おめでたいことによく使われますが、こちらでは「発」と音が似ていることから、特にお金もうけを気にする方がこの数字を好む傾向があります。
実際に、超お金持ちの車の数字では8888とつくナンバープレートがあり、このプレート取得にかけた費用ももちろんケタ違いです(笑)

では、縁起の悪い数字は??
そう、まず日本同様「4」です。これは広東語での音が「死」と似ている事から(といってもトーンは違うのですが)非常に嫌われています。その為、ホテルやマンションなどのビルでは4のつくフロアの無いところも多いです。香港のビルは高層ビルが多いですから、4階、14階、24階、34階、44階などが抜けていることは珍しくないです。
さらに国際色豊かな香港では西洋の価値観も意識して「13階」がないことも多いですね。

それともう1つ意外かもしれませんが、こちらでは「7」は縁起のあまり良くない数字です。
日本だとラッキー7などといわれますが、じつはこの7の数字は、お葬式の時に出す料理の品数が必ず7品と決まっているので「7」は嫌がる人がいるようです。特にレストランに行って注文をする時、品数が7品だったりすると1品減らして6品にしたり、逆に1品増やして8品にしたりする光景が時々見られます。
といっても気にしない人はまったく気にしないんですけどね。中華圏の人と一緒に食事をする機会があったら注文する品数には気をつけておいてあげて損はないです。

ある意味日本以上に縁起を担ぐシーンに良く出くわす事がありますね。縁起担ぎのお話はまた機会があればお届けします。
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