香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草175:怪しいお土産in マカオ

2007年02月28日 12時53分34秒 | 【マカオ】
タイトルが「香港徒然草」のくせに最近どうもマカオネタが多くなってきて「香港マカオ徒然草」に名前を変更しようか真剣に考えているブログ主でございます。
何せ、香港については在住者が多いせいか、香港ネタのブログは数多くあり、そのどれもが大変個性的に情報発信をしておられます。しかしながらマカオ在住の日本人が圧倒的に少ないのと、これまでのマカオのイメージからすると「女と博打」というダーティーなイメージしかなかったせいか、健全なマカオの観光&グルメ情報というのがあまりない点を考えると、ついついマカオの情報が多くなってしまうのですね。
でも、ガイドブックにはなかなか載らないようなマカオのネタを発信してゆきますので、どうぞおつきあい下さいませ。
また、「香港には行った事があるけれどマカオはまだ」という人は、これを機にぜひ足を伸ばして見る事をおすすめします。

と言う事で前置きが長くなりましたが、今回は「マカオの怪しいお土産」をお届けします。
マカオの正しいお土産というと、ポートワインを始めとする各種ポルトガルワインやエッグロールなどが有名ですが、ここは1つなかなか普通には見られない、通の方向けのお土産をご紹介しましょう。
一歩間違うとちょっと変態チックですが、こうしたセンスを理解してくださる方に喜んでいただけること間違いなしです。

まずはこれから。

昔懐かしグリコのおまけの箱を彷彿とさせる小さな箱は、きれいな缶や箱が好きな人には喜ばれる事間違いなし。
でも、このお土産のポイントはここではなく、この箱の裏側にあります。


なぜかパンツ一丁の裸の男性が笑顔でボディービルダーのポーズをとっている。。。
何故にボディービルダー??

肝心の中身はというと、ボディービルダーとは何の関係もない、細かく刻んだショウガの砂糖漬けがビニールに包まれています。漢方的な香りのするショウガの砂糖漬けといえば良いでしょうか。

「すんごくおいしい!」という代物ではありませんが、体によいショウガですし、食べた後に爽やかな芳香が残るので、ちょっとしたお茶請けとしては良いかもしれません。
ただし、漢方チックな香りが苦手な人はダメかも。

ショウガとパンツ一丁の男がどう結びつくのか、ある意味でこのセンスはすごいです。恐れ入ります。
私みたいに外箱欲しさに買うやつもいますから、はっきりいって「商品は1回は中身に関係なく外箱で売れる」というのを証明した良い例という感じですね。
ものすごく安い($十数ドル)のですが、12個セットでないと売ってくれないので、12個も一体どうすればいいのかが悩みだったりもします。あげる人で12人もこのセンスを理解してくれる人がいるか疑問。。。

そしてもう1つはコレ。

キャンディーブラ&パンティー。

女性用のみならず男性用のキャンディーパンツも売っています。

見つけた場所は、大人のおもちゃ屋といった怪しい所ではなく、「wynn(ウィン)マカオ」の地上階にあるお土産売り場。
しかも売り場の中で一番良い中央の場所に「デーン」と一角を占めて売られています。
入荷するそばから売れていくので、売り切れている事もしばしばとか。

ブログに掲載する為だけに購入するのはどんなもんだろうとためらっていた所、友人がお土産用に購入したので、写真に撮らせてもらいました。(Yさんありがとう!)
今回友人が購入したのは「女性用キャンディーブラ」。
パッケージの裏側を見るとこんな風になっています。

どうやらキャンディーをつないでブラジャーにしてあるようです。女性用&男性用のキャンディーパンツも同じような感じでした。
気になる中身はというと。。。。


キャンディーというよりはラムネ??
まあ、大人向け商品ですから、真面目にキャンディーを食べる訳じゃないでしょうし、いいんですけどね。
ぜひ実際に使用された方の感想というものをお伺いしたいものです。
あ、その際は一応ブログの品性を保つ範囲でお願いしますね(笑)

ただ、いけてないのはパッケージの写真。
商品を身に付けているモデルの女性の骨格は男性みたいだし、男性版のパンツに至っては剃り跡が見えているし。。。
パッケージを手に取って「ちょっとこの剃り跡がいけてない。。。」なんぞと言っていた私は他人から見れば、「何やら真剣に吟味しているさぞかし怪しい女」に見えたに違いありません(笑)

気になるお値段は130パタカ(=HKD130=約2000円)。
あげる人を間違えるととんでもない誤解を招きそうなお土産ですが、ギャクを理解してくれる人、本当にこうしたものが似合う人、その他違う目的で狙ってあげる場合には最適だと思われます。

ここは1つ、ありきたりではないお土産センスを発揮して、あげる人を喜ばせてみませんか?(笑)
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香港徒然草174:香港空港第2ターミナルがオープン!

2007年02月26日 13時38分53秒 | 【香港】なんでも
香港国際空港といえば、ビジネスマンのみならず、世界中のトラベラーから利便性の高い空港として、世界でも指折りの空港ですが、その香港国際空港がさらにすごい空港へ変身するプロジェクトが現在進行中です。

その名は Hong Kong International Airport Master Plan 2020

2020年までかけて現在の空港周辺の開発を行い、より便利で、快適で、多彩な空港へと変貌をとげようとしています。
これは旅客のみならず、年々増え続けるカーゴ便にも対応すべく、アジアのハブ空港として、さらには華南中国エリアの玄関口としての香港空港の地位をさらに押し上げ、不動のものにすることをも開発の目標にしています。

すでに新しいカーゴ用のオペレーションビルは稼働に入っていますし、空港隣のコンベンションセンター”Asia World Expo"がオープンしていますが、これもマスタープラン2020の中のプロジェクトの中の1つという事になります。今後は空港に隣接する形でゴルフコースが作られ、大手チェーンホテルのマリオットが空港に隣接するエリアにホテルを建設する予定になっています。

今回、香港を訪れる人すべてに関連してくるような大きな変更点としてあげられるのが、2007年2月15日にオープンした”空港第ターミナルビル(通称T2)”。このT2にはsky cityと呼ばれるショッピング&ダイニング&アトラクションゾーンができ、新たに出発用のエアラインカウンターが設けられます。

今まで利用していた空港ビル(T1)には今まで通り、エアラインの出発カウンターがありますが、一部の航空会社などは出発カウンターが第2ターミナルへと移ります。(まだ現時点ではすべて発表になっていません)
つまり、エアラインによっては出発カウンターがT1だったり、T2だったりするわけです。
2007年2月の時点ではまだT2にはエアラインカウンターがオープンしていませんが、本格的にカウンターがオープンすると思われる3月以降には注意が必要です。
T2にエアラインカウンターが有る場合は、T2でチェックインをしてから、T2で出国手続きを経て、列車で今までの空港ビル(T1)へと移動します。

到着ロビーからエアポートエクスプレス乗り場へ移動するあたりの表示にも「T2」の表示が

到着に関しては今まで通りT1のターミナルから出てきます。到着後、エアポートエクスプレスや市内へのバスに乗る場合は今まで通りですが、旅行会社のパッケージツアーなどで送迎バスが付いている場合などは、バスの乗り場が変更になります。今までは市内へのバス乗り場の近くに旅行会社のバス乗り場がありましたが、今後は旅行会社のバスはT2の専用バス昇降場から乗るようになります。このあたりはきっと旅行会社の人がきちんと誘導してくれると思うので心配はいらないと思います。

市内へ行くエアバス乗り場の手前に「T2」への通路があります。

これまでの香港空港ターミナルビル(T1)は出国手続き後のショッピング&ダイニングエリアは充実をしていましたが、出国手続き前の段階でのショッピングや、到着後の空港でのショッピングの充実度がそれほどではありませんでした。
T2のポイントは、今まであまり充実していなかったこれらの部分を大幅に補うようなショッピング&ダイニングエリアの登場だと思います。
T2にはフードコート形式のダイニングの他、ちょっとしたお茶ができるようなポイントもあり、空港へ送り迎えに来た人と過ごすのにもおすすめです。友人や家族の送り迎えの時など、実際に飛行機に乗らない場合などには、この施設の充実度はありがたい限りです。
今後はシャワー&マッサージエリアなどもできる予定とのことですが、現時点では工事中となっており、オープンはもう少し先になりそうです。

T2の登場で、トランジット客や忙しいビジネスマンなどがわずかに出来た自由時間を、これからは市内まで移動せずとも空港内でいろいろと済ます事ができるようになりそうです。
とはいえ、しょせん空港は空港。
香港の市内のお店とは雰囲気も活気も種類も違いますので、どんなに空港施設が充実しようとも香港が好きな人は何とかして香港の市内へと足を伸ばす事でしょう。

次回あなたが香港に来た時には、新しい空港ビル(T2)があなたを待ち受けていますよ!
T2内の写真もありますが、ここではあえて掲載しません。新しいターミナルがどんななのかはぜひあなた自身の目で確かめてみてください。
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香港徒然草173:獅子!獅子!獅子!

2007年02月24日 01時24分15秒 | 【香港】風水・縁起
トラ、トラ、トラといえば、その昔、太平洋戦争で日本軍が真珠湾の奇襲を行った時の電信文ですが、お正月期間中はもちろんですが、お正月も初3をすぎ、仕事始めの初4(新年4日目の事)あたりの今の時期には大型ショッピングセンターなどに獅子舞が練り歩き、それこそ「獅子!獅子!獅子!」といった感じです。

香港徒然草74でも触れましたが、お正月の縁起物といえば、正月のめでたい飾りやら、みかんの木やらいろいろありますが、中でも個人的に一番めでたさを感じるのがこちらの獅子舞だと思います。

派手な銅鑼や太鼓の音で、独特のリズムがありますから、遠くからでも「あっ!近くに獅子舞がいる」というのが分かります。
こちらの獅子舞は基本的に2人1組で1人が前脚と頭部分を担当し、もう1人が後ろ脚を担当します。
街中を練り歩くだけならばそれほど難しい技術がいらないので、獅子舞初心者?や小さな子供でもできますが、高さ2ー3mほどのポールの上を飛び跳ねるような高度な技の獅子舞となると、兄弟弟子として長年ペアを組んで呼吸の合った2人が担当します。
ポールの上を渡り歩けるようになるにはかなりの修業が必要で、お稽古事のように師匠についてきちんと習って日々鍛練しています。

ショッピングセンターに新年、獅子舞が練り歩いて来る時には、お店の前に「菜っ葉(=こちらでは「生菜」)」がぶら下がっている点に注目してください。
お店の前にこの菜っ葉が吊るしてあると、獅子舞に「来てください」の合図になります。

これが菜っ葉。ご祝儀も一緒にくるまれている場合も

獅子舞はこの店の軒先に吊るしてある菜っ葉を目安に店舗をまわってゆきます。
一通り踊り終わった後に、伸び上がって獅子はこの菜っ葉をくわえます。

むしゃむしゃ、ただいま菜っ葉を食べてます。。。

そうして下を向いてごにょごにょやって結わえてある紐をはずしてから、正面を向かって口から菜っ葉を店舗に向かって大胆にまき散らし、無事終了。

菜っ葉を吐き出した

この菜っ葉「生菜」は広東語で「サンチョイ」。菜と財が同じ音なので、生菜=生財、つまり財を生むということになり、商売繁盛を願っているという事になります。
そのあたりを知らないで店舗で買い物をしていると、突然獅子舞が来て、菜っ葉を店内にいる自分にめがけて吐き出したりするので、「なんて失礼な、プンプン!」なんてことにもなりかねません(笑)
でも、まき散らした菜っ葉はちゃんと後ろにおばちゃんが控えていて、さっさと掃除してくれるのはさすがです。

さて、香港とマカオの獅子舞は基本的には同じなのですが、1点だけ大きくことなるのは「マカオの獅子舞には爆竹がある」という点です。もちろん、マカオの獅子舞でも爆竹がないものもありますよ。
ただ、香港では爆竹や花火が禁止されていますので、絶対に獅子舞に爆竹は付いてきません。そこが違いといえば違いですね。
中国本土でも爆竹や花火は最近解禁になっている所も多いので、逆に香港だけが爆竹がない分地味かもしれません。

お正月の2日目にマカオで見た獅子舞は、獅子舞が舞っているほんの2ー3m程度の距離の所に数千発の大型爆竹が備えられ、舞っている間中、ずっと火花をあげてバンバン破裂していました。
さすがに獅子舞もちょっと恐いのか腰が引けていた気が。。。(笑)

かなり至近距離で燃えてます

下の方から爆竹タワーが破裂しはじめ、最後には頂点の大型爆竹がバーン!!と破裂して終了。
今回見た獅子舞はめずらしく大所帯で、通常は獅子1匹か2匹程度なのですが、かなりの数の獅子舞がいました。
しかもこの獅子舞は中は小学生か中学生ぐらいの少年少女の獅子舞でした。
通常の獅子舞よりも可愛らしいサイズな上、終わるとすぐにワラワラと逃げるようにして退散していきこれまた可笑しいやら。。。

逃げるようにして去ってゆく集団獅子舞

たっぷり5分以上破裂し続けた爆竹と獅子舞が去った後に残されたのは、爆竹の破裂音でバカになった耳と、あたり一体に散らばった爆竹の紅い燃えカスと火薬の匂い&煙だけでした。

爆竹の残がい

もし旧正月に香港やマカオを訪れる機会があり、獅子舞を見かけたら良く観察してみてください。派手でちょっとスリリングな獅子舞を味わいたいならばマカオ、普通に安心して獅子舞を楽しむならば香港がおすすめです。
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香港徒然草172:グランドリスボアカジノついにopen!

2007年02月20日 14時29分01秒 | 【マカオ】
さて、旧正月といえばマカオが一年で最も熱くなる期間といっても過言ではありません。
通常、マカオでは公務員はカジノへ入る事ができないのですが、旧正月の3日間だけは公務員もカジノに入る事ができる上、大陸からも一稼ぎしようと大勢の観光客が押しかけるので、連日カジノは大にぎわい!

今回は旧正月の直前の、2月12日にオープンしたグランドリスボアのカジノをご紹介します。


グランドリスボアはリスボアホテルの隣に建設中のホテル&カジノで、下層部分がカジノ、上のタワー部分がホテルになります。蓮の花をイメージしたという特殊な形の高層建築物ゆえに、かなり目立ちます。
(グランドリスボアの建設中の記事に関してはこちら。)

さて、グランドリスボアはまだホテル部分は建設中ですが、下層のカジノ部分が先にオープンをしました。
先にカジノをオープンさせて運転資金を確保するというなかなか賢い手法です(笑)。

タマゴの形をしたカジノは地下から地上2階までの4フロアがすべてカジノになっています。
地下がスロットコーナー、地上階が禁煙エリア、1階と2階がメインのカジノフロアになっています。

リスボアホテルとは空中の通路で結ばれており、行き来ができるようになっています。
この通路、当初は地下で結ばれる予定でしたが、掘ってみたら意外と岩盤が固く、工期内に完成が難しいとの判断で、急きょ空中回廊になったようです。


さて、まずタマゴ型のカジノは、三角形のウロコをイメージした金色に光るパネルで構成されています。
夜間はこれがライトアップされ、七色に光ったり、文字が映し出されたりもします。メッセージ&宣伝ボートの機能も備えているようです。

中に入ると高い天井のロビーエリアが見られます。
ここは将来、グランドリスボアホテルのロビーエリアになるようで、カジノとしてはかなりゴージャスな雰囲気なのもそのせいかもしれません。


風水を駆使して作られたであろう建物には クリスタルキラキラ。
しかも建物内に使われているクリスタルのすべてはスワロフスキー クリスタルを使用。
まずは正面入口を入ってすぐの所にみえる巨大な壷も、小さなスワロフスキークリスタルを何万パーツも組み合わせて作られたものだそうです。


カジノ入口では荷物検査のみで、特にパスポートチェックなどはありません。カメラは持ち込めますが場内は撮影禁止です。
入るとすぐに左手に禁煙エリアのカジノコーナーがありますが、規模的にはこぢんまりしたものとなっています。
地下のスロットマシーンコーナーもそれほど台数があるわけではなくごくフツー。

やっぱりここのメインは1階のカジノフロア。
巨大なカジノフロアには中央に怪獣のタマゴのようなクリスタルエッグのオブジェが配置され、その奥の中央にはステージがあります。このステージではリスボアホテルに昔あって、今は無き「クレージーパリショー」を彷彿とさせるショーを楽しむことができます。
主にロシア系のきれいなお姉さん方がでてきて、次々と本格的なダンスを披露してくれます。
そのせいかステージ周りには口をポカーンと開けたおじさん達がいっぱい(笑)。
結構笑える光景だったりします。
トップレスのショーではなくあくまでセクシー衣装のダンスショーですので女性でも安心して見られます。

特筆すべきは巨大なフロアを占めるゲームのほとんどがバカラ(百家楽)を中心としたテーブルゲームであること。
サンズカジノなど、アメリカ系のカジノなどが大小などのゲームを比較的多く配置しているのに比べて、ギャンブル性のより強い中国人の好みをよく理解したゲーム台の展開となっています。ゲーム台の種類から見る限りではメインの客層は中国人をフォーカスしているように思われます。マカオに古くからあるカジノとして、中国人カジノ客の好みは知り尽くした上で、こちらに一日の長があるといったリスボアの自信と余裕を感じる事ができるといったら深読みしすぎでしょうか?
初心者でも比較的遊びやすい大小で勝負しようとしている人には台数が少ないので不向きです。

さらに、カジノだけでなく、グランドリスボアのもう1つの特筆すべき点はレストランエリアの充実度
お好みの具でカスタムメイドのサンドイッチを作れるサンドイッチコーナーや、中国各地の麺を目の前で手打ちしてくれるラーメンスタジアム風のレストラン、イタリアでも有名な本格的イタリアン”don alfoso"ではシェフとソムリエをイタリアから招き、縁起の良い数字の「8」をインテリアにもデザインしたモダン中華の「8」レストラン、ものすごい種類のブッフェ料理をそろえたブッフェレストラン、24時間営業のコーヒーショップなど、食事がメインでカジノに入っても惜しくないラインナップです。

今年の夏には新しく埋め立てられて作られた「コタイシティエリア」に3000室の規模の巨大カジノ、ヴェネチアンマカオがオープンし、ますます過熱する一方のマカオカジノ。とりあえず現時点ではこのグランドリスボアが最新のカジノといえそうです。
あなたは資産を増やしにひと勝負?
それともとりあえず話題のカジノの見学?
どちらでいきますか。
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香港徒然草171:今年は60年に1度の金の豚年

2007年02月15日 23時56分48秒 | 【香港】風水・縁起
さあ、そろそろ年末。旧正月気分も最高潮に盛り上がってきました。

日本ではすでに「亥(いのしし)年」として新しい年が始まっていますが、中華圏では旧暦で数える為、これからがまさに年末&年始に突入するという時期になります。
お正月が近づいてくると、あちこちに桃や水仙、菊の花が飾られるようになり、爆竹をイメージした飾りや提灯、めでたい言葉を書いた紙などがが飾られます。
それこそ街中が赤とピンク、金色に染まるといっても過言ではないほどです。
その他、お正月といえばこちらも必須アイテムですね。

ところで、新しく始まる年は、こちらでは「亥」年ではなく、猪と書いて、ブタ年になります。
どうして中国ではブタで、日本ではイノシシなのかというのにはいくつかの説があるようですが、中国でブタの事を「猪」と書いたことから、日本では猪(イノシシ)になったという説、中国では家畜としてのブタが存在していたけれども、その頃日本には家畜としてのブタが存在しておらず、猪(イノシシ)が代わりになったなどの説があります。
猪以外の干支についてはまったく一緒ですので、「猪」だけがブタとイノシシで異なるというのもおもしろいですよね。

さて、今年はブタはブタでも5行と干支が合わさって60年に1度の「金の豚」年なのだそうで、例年に比べて盛り上がっている感があります。



こちらはマカオの正月飾りのブタ

もともと豚年の場合、「猪籠入水」という言葉があるくらいで、豚を入れて運ぶ目の粗い籠を水に入れると、その穴から水がザブザブ入ってくることから、風水上の概念である「水=お金」がザクザク入ってきて儲かる様を表しているのだそうです。
今年生まれた赤ちゃんは一家に福をもたらし、金の豚年生まれの子供がいると一家がお金に困らないと言われている為、ちょっとしたベビーブームが生まれそうな兆しさえあります。

ハンセンインデックスがかなり高い数値になってきており、近年経済が好調なのもあり、ますます香港の皆さんのお金に関する縁起担ぎに熱がはいってゆくようです。
ここはひとつ、中華式に金のブタでも家の中に飾ってみませんか?
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香港徒然草170:西洋人もびっくり英訳メニューin中国

2007年02月06日 04時07分09秒 | 【香港】ありえないもの
今回のネタは”西洋人もびっくりのメニュー in 中国”。
私の友人Mちゃんからのタレコミ情報です。

思わず見た瞬間”ありえないっっ!!”と叫んで、笑い転げたあげく、あまりの事に、自分の英語力に自信がなくなってくるぐらいすごいものです。
いや、こんなすごいメニューに出会った事もすごいけれど、その時デジカメを持っていてちゃんと撮ってきたMちゃん、あなたは偉い!そのおかげで皆様に披露する事ができました。Mちゃんホントにありがとう。
こんなすごいネタをこっそり一人で見ているなんて罪ですから、皆さんと分かち合いたいと思います。

さて、徒然草145に代表されるSUZUKI CAFE のような、怪しい日本語訳のメニューはいろいろあれど、ここまですごい誤訳のメニューに出会った事はありませんでした。
日本語の誤訳は結構あれども、香港ではそれほどひどい英訳のものに出会わないのも、英語を理解できる人間の数が圧倒的に多いせいかもしれません。

問題のメニューは中国は広東省の某地区で実際にお客様に出されているメニューだそうです。
そこでは外人客を見込んでか、メニューに英訳を付けることにしたようです。

ええ、きっと悪気はなかったんだと思います。
たぶん、「英語訳もつけたから、これで外人客にもバッチリさ!」ぐらいの気持ちだったと思います。
それがこれです。まずは1つめから。一見すると普通のメニュー。でも、拡大すると。。。



鶏茸忌廉湯The chicken hates the soup of ??チキンとマッシュルーム入りのクリームスープのはずが何故??
そりゃ、鶏はスープにされるのは嫌だと思いますが、そんなこと言われてもねえ。。しかも最後にしり切れトンボで付いているofは何??
これだけじゃなく、全部変なんですけどね。

気を取り直して第2弾。読めば読むほど、これもかなり変です。


単なるバタートーストは牛油多士Butter many privetes??
シンガポールビーフンの星州炒米The star state fries the rice??
スター州っていったいどこにあるんですか?
それ以外のメニューもめちゃくちゃ(笑)。分かんないなら無理やり英訳をつけなくてもいいのにと思うのですが。
そもそもこのメニューを見ればみるほど謎は深まるばかり。。。

続けて第3弾いきますよ。



吉列大石班=ハタのフライ=Big the class of 石in the row of??
訳せない都合悪い言葉はそのまま漢字ですかいっ?!

きわめつけはコレの1行目のメニュー。



干炒牛河 F●ck to fry the cow river

いや、それは何がなんでもまずいでしょ。。。?
単なる牛肉入りのきしめんの炒めなんだから、どうしたらこういう訳が出てくるのかさっぱり分かりません。
他のは単なる翻訳ソフトの間違いで笑ってすませられますが、これはそのレベルを超越しちゃってます。

たぶん英語圏の西洋人が見たら卒倒すると思われるこのメニュー、今この瞬間も広東省のどこかで、誰かの白目を向かせていると思われます。
まだ発見されていないすごいメニューがあなたを待ち受けているかもしれません。
出会った方はぜひご報告下さい。
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香港徒然草169:北角の鶏蛋仔

2007年02月05日 15時07分22秒 | 【香港】食べる
香港の街中には買い食いの誘惑がいっぱい。
しょっぱいもの系から甘いもの、女の子らしいものから、オヤジ色たっぷりのものまで、ちょっと小腹がすいた時に満たすものはあちこちにあふれています。

一番お手軽なのは、街中のいたる所にある揚げ物屋台。
イカゲソ揚げやら、カレー味の魚団子を串に刺したものなど様々な揚げ物を売っています。
といっても揚げ物だけでなく、ワッフルなどの甘い系のお菓子なんぞも売っていたりします。
冬場はまだいいのですが、夏場なんぞはもの凄い暑さと湿度の中で売っていますので、買う時はくれぐれも人だかりがしていて、商品が回転しているようなお店を選んで下さいね。さもないとお腹の弱い方はお腹をこわす可能性があります。

さて、こうした屋台で売っているおやつの中でも、個人的に好きなものが「鶏蛋仔」。
広東語の先生に怒られるのを承知で、音階を無視してあえて日本語表記をするとすれば、「ガイタンジャイ」という音になるでしょうか?
読んで字のごとく、「鶏の卵のちっちゃいの」という名前のおやつですが、日本でいえば、ベビーカステラが繋がったようなものといった感じです。
たこ焼きを作る時のような、小さなくぼみがついた2枚の鉄板に生地を入れて、合わせて焼いただけのシンプルなお菓子です。
焼き立てをクルッと半分に丸めて、紙袋に入れてくれるので、それを手でむしりながら食べます。


これが鶏蛋仔

大抵の揚げ物屋台でも売っているのですが、北角(ノースポイント)にある、この鶏蛋仔の専門店のものはさすがに、鶏蛋仔だけを専門に売っているだけあって、通常のものとはひと味もふた味も異なります。
通常は原価を下げる為、卵の使う量は減らして、替わりに卵の黄色を出す為に人口色素を入れたり、いろいろするのですが、ここのものはそんなものを使わずとも、卵をたっぷり使っているのできれいな卵の色がでています。
なんと1日に売る鶏卵仔の数は500個、使用する卵の量は数百個とか!
それだけではなく、お店独自の生地のブレンドの仕方や火力、焼く時間というのももちろん関係してくると思うのですが、たかが卵と粉と牛乳といった素材を混ぜて焼いただけのシンプルなお菓子なのに、焼き上がりを食べ比べてみるとこうも違うのかというぐらい違うのが驚きです。

まずは歯触り。まわりはサクサクしているのに中はしっとり。他店のものはフニャっとしていたり、固過ぎたり。
齧ってみると中半分は空洞で、半分は生地になっています。
甘さは甘すぎず、しつこすぎない適度な感じがなんとも言えません。

中を半分かじった所

わざわざここの鶏蛋仔を買い求めに北角まで行く人も多く、昼だろうが夜だろうが行列ができています。
次々と焼いていくのですが、焼いてゆくそばから売れていくので常にアツアツを買う事ができます。
あまり大事にしすぎて持って帰ってから食べようとすると、焼き立てのあのサクサク感が失われてしまいますので、ちょっとお行儀は悪いですが、ぜひその場でアツアツを堪能してください。

ノースポイントまで出かけた際にはぜひ立ち寄ってもらいたいポイントです。
でも、これだけを食べに北角まで行ってもそれなりの価値はありますよ。まだの方はぜひ!

住所:北角英皇道492号B(場所はMTR北角駅のB3出口から太古城方面に徒歩5分ほど。アイランドプレイス(港海城)ショッピングセンターそば。HKSPACE の入口の対面。)
TEL:2590-9726
営業時間:12時頃~21時頃
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