香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草198:夜冷の謎

2007年11月23日 12時06分46秒 | 【香港】買う
だいぶ寒くなってきました。
最低気温が10度以下なんて、香港にいたころだったら会社のスタッフ中大騒ぎの温度です。
でもって、パークンやウエルカムなどのスーパーでは火鍋用の材料が飛ぶように売れて夜には売りきれ状態になりますね、まちがいなく。

で、寒くなってきたので思い出したのですが、香港の街中で時々見かける「夜冷」
あれって何だか知ってますか?

夜が冷えると書くぐらいですからねー、ストーブなどを売っている電気屋?それとも暖かい毛布を売っている寝具屋?
はたまた懐が寒いということで借金させてくれる金貸し?

いえいえ、どれも間違い。

実は夜冷とは 「舊貨(=古いもの、中古品)またはそれを売る事」を指し、いわゆる中古品というか、骨董品というより蚤の市」といったら良いでしょうか?


「二手」と漢字で書かれたものが「second hand」いわゆる中古品を指すのですが、夜冷は厳密には中古品だけを取り扱っているだけではなく、つぶれてしまった工場やお店の商品を売ったり、見本市の盛んな香港らしく、各種展示会用に作られたサンプル品なども販売したりしていますので、厳密に言えば中古品屋だけとは言いきれないようです。
お店によってはサンプル品を中心に扱っている所もあり、知らない人の中古品は苦手な私でも、けっこうサンプル品を扱っている夜冷店はちょくちょく覗いては掘り出し物を見つけてました。
特にカメラマンさんと撮影用の小物を探したりするのに活用しており、北角あたりのお店は良くお世話になりました(笑)

サンプル品の場合はだいたい商品にサンプル品とおぼしきタグが付けられているのですぐわかります。
本来は外国輸出用のサンプル品なのですが、不要になってしまい夜冷店に流れているようです。
衣服のサンプル品や検品ハネを売っている店は沢山ありますが、あまり夜冷とは呼ばず、感覚的には、夜冷店が扱っているものは結構、雑貨関連が多いようです。

もともとこの「夜冷」という言葉は広東語にはなかったらしく、一説によればポルトガル語のleil?o(競売)がまず、マレーシアに入ってlelangにかわり、再び?南(みんなん)語を経て、広東語に入ってきたとも言われてます。ホントかどうか分かりませんけどね(笑)

街を歩いていて「夜冷」と書かれているお店を見つけたらぜひ覗いてみてください。
この時期だと可愛らしいクリスマスのオーナメントやキャンドルなんかが見つかったりしますよ。
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香港徒然草197:香港空港は日々進化中

2007年11月18日 13時50分19秒 | 【香港】なんでも
ようやく香港徒然草の名にふさわしく「香港ネタ」に戻ってきました(苦笑)。
何せ香港から離れてしまって、香港にも時々行くとはいえ、それ以上にアジア地域内の国々に出かけることが多く、住んでいる時に比べるとどうしても情報収集がタイムリーにはいきません。何とぞご容赦くださいませ。

さて、今回は香港徒然草174でご紹介した香港国際空港の第2ターミナルビルを含む、空港のお話。

2月の時点ではまだまだ第2ターミナルはオープンしているとはいいがたいような状況でしたが、この10月に香港に行った際にじっくり見てきた限りではだいぶ沢山のテナントがオープンしてきたように思えます。

第2ターミナルへ向かう通路からの様子

レストランが多く集まるエリア

特にレストラン関係とショッピング関係のテナントの充実には目を見はるものがあります。
せっかく香港に来たのだから、最後に中華を楽しみたい!と思っても、これまでは第1ターミナル内にある広東料理の「美心」で広東料理を楽しむか、お隣の「恒香桟」でお粥かワンタン麺を食べるか、あとは空港内に入ってからの1ー2件の中華料理レストランぐらいしかありませんでした。
でも、第2ターミナルには潮州料理の「潮楼」香港徒然草100でご紹介した「黄枝記」などがある他、香港デザートならば「杏花楼」などが入ってますので、最後にちょっと食べ残したアレを食べたい~♪という時にも強い味方ですね。
ただし、第2ターミナルから第1ターミナルへの移動はちょっと遠いので、あまり油断しすぎてゆっくりしすぎると慌てることになりますので、注意してくださいね。

第2ターミナルに入っている店舗のリストはこちらで確かめて下さい。→第2ターミナル内店舗リスト

それ以外に目に付く変化といえば、荷物受取りカウンターの所にドーンと「Baggage enquiry desk」が登場したこと。


登場した背景が、さらなる国際的空港としての香港空港の地位向上の為に、日々サービスレベルの向上をめざしているからなのか、それとも荷物の紛失が続出しているからなのか(あまり考えたくない理由ですが)定かではありませんが、いずれにしても
さすが香港という感じがします。
やることが非常に理にかなっていて、早いんですよね。
動線も良く考えられているし、本当に誰にとっても使い易い空港だと思います。

それに比べると日々進化しているとはいえ、成田空港などは国際空港といいながら、まだまだ発想や作り方が「domestic」なんですよね。空港での滞在が楽しみになるような空港があるというのは、観光でもビジネスでも人を惹きつける隠れた要因なような気がします。

次回、香港に行った際はぜひ、空港での滞在時間をいつもより少し長めにしていろいろ探検してみてください。
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香港徒然草196:蓮香楼で買うお土産

2007年11月06日 01時00分37秒 | 【香港】買う
前回の脱線ネタから戻って香港ネタに戻ります。

香港のお土産といえば、ガイドブックにもすでに沢山とりあげられているようなお土産が沢山ありますが、せっかくですから香港徒然草としては、わざわざそこに行かなくちゃ買えない、「いかにも香港」なお土産をご紹介したいと思います。

上環にある「蓮香楼」は、今では数少なくなったワゴンで楽しめる飲茶を堪能できるローカルレストランです。
朝早くから地元の人で賑わっている上、お昼の混雑時は自分で空きそうな席の横に立って、空席確保をしなければなりません。
さらに、お茶も高級レストランのようにポットに入ってくるのではなく、大きめの蓋付きの湯飲みのような茶器に茶葉を入れて、急須代わりにするスタイルなので、慣れてないとちょっとコツがいります。
注文も基本的には広東語ですし、地元の人から向けられる外国人に対するジーッと観察する好奇心に満ちた遠慮ない視線にも耐えられる根性が必要だったりします(笑)

最近では大手のガイドブックが紹介をしているせいか、地元の人のランチ時間の一番混雑する時間帯に、「いかにも日本人観光客です」という雰囲気の方々が集団でいるのを見かけることがあります。
どこのレストランも小奇麗になってきた今となっては、この雑多な雰囲気が観光客にとっても非常に珍しいのでしょうね。
ここの飲茶は値段が安いことと、内蔵系の点心が充実しているので、そういうものが好きな人には本当にお勧めなのですが、いかにも観光客が好きそうなきれいな細工の点心が好きな場合や、服が汚れる心配がある人にはおすすめしません。
また言葉に自信がない場合などは、いそがしいおじちゃん達や地元の人達の迷惑になってしまう場合などがあるので、時間は少しずらした方がいいかもしれませんね。そうすれば基本的に皆さん優しいので、いろいろ教えてくれると思いますよ。

さて、昔ながらの飲茶スタイルのレストランとして有名な蓮香楼は、実は月餅でも有名だったりします。
何も中秋節のシーズンだけでなく、ここでは通年をとおして月餅を楽しむことができます。
しかも、中に塩卵がはいった、あのデカい月餅ではなく、日本人にはお馴染のミニサイズで、しかも塩卵なし。
小豆あんや、蓮の実あんなどが1つ2ドルや3ドルで購入できますので、お茶請けとしておすすめです。
ただし、保存料が入っていませんので、2ー3日で食べきる必要があります。
包装も簡易包装なので、人にあげるというよりは自分向けか、家族向けのお土産に近いかもしれません。


どうせだったら、蓮香楼で使用している茶器も一緒に購入して、一人で香港スタイルのお茶を楽しむなんていうのもいいもんですよ。実は茶器も湯飲みが1つ5ドルぐらい、蓋付きの急須でも30ドルしないぐらいの値段で、おどろくほど安いのに、ちゃんと蓮香楼の名前もお花の絵も入ってとってもかわいいんです。
飾っておいたり、小物入れにしてみたりと、茶器以外の使い道もあるのがポイントです。




月餅も茶器も2階のレストランではなく、入口を入ってすぐの1階の所で売っています。
ありきたりな香港土産に厭きたらどうですか?

●蓮香楼
住所:香港中環威靈頓街16零至164號
電話:2544-4556  定休日:香港の祭日
営業時間:6:00ぐらいから21:00頃まで
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香港徒然草195:スタバいろいろ

2007年11月01日 01時01分03秒 | 【その他アジア】
ちょっと香港ネタから脱線して、コーヒーブレイク。

香港でもここ数年、めざましい勢いでコーヒー店が増えて来ました。
無料インターネットが使える為か西洋人が多い「パシフィックコーヒー」、シティスーパーなどに入っている日系の「rosarian coffee」、そしてスターバックス等々。
昔から香港にいる人に言わせれば、10年前なんぞはコーヒーを飲もうと思ったらホテルのラウンジぐらいしかまともなコーヒーを出す所はなく、お茶をする所に困ったそうですが、少なくともここ最近の香港を見る限りではちょっと本格的なコーヒーを飲める所はかなり増えたように思います。

ただ、最近香港以外のアジア地域にいろいろ出向いてみると、やっぱり香港のコーヒーショップは香港らしく、にぎやかで、落ち着かない(苦笑)。日本なんぞはコーヒーショップやファーストフードで勉強していたり、ゆっくり本を読んだりいている人をみかけますが、香港ではあまり見かけません。それに対して、同じ中華圏である台湾なんぞは、日本にかなり近く、大抵のコーヒーショップなどに無線LANが飛んでいるせいもあって、ゆっくり本を読んだり、勉強したりしている人をみかけます。
台湾で24時間営業している誠品堂書店の地下には平日で夜12時まで、週末は2時までやっている喫茶店があったりしていい感じです。韓国などもコーヒーショップはけっこうのんびりできる雰囲気の所が多いですよ。

ちなみに、こちらは韓国でただ一つのめずらしいスターバックスの店舗です。


どこが珍しいかといえば、店名がハングルで書かれていること。
中国や台湾で「星巴克」の看板が出されるまでは、英語表記以外のスタバは世界中でここにしかありませんでした。
現在は中華圏では、スターバックスは「星巴克」と漢字で表現されていますし、英語表記以外のスタバの店名も珍しくなくなってしまいましたが、韓国に数多くあるスターバックスの中でも、仁寺洞にあるこのスタバだけがハングル表記なんです。
仁寺洞は韓国伝統の工芸品屋、民族喫茶、民族酒場が軒を連ねてる街なので、街の雰囲気を損なわないようにするために、英語での表記ができなかったという裏事情があります。

そしてこちらは上海のヨ園にあるとあるコーヒー屋。
遠目から見ると、何やらスターバックス風。でも良ーく見ると。

SUNBUCKS COFFEEって一体…
かなりビミョーな線なので、今後万博も開催される上海で、著作権関連に触れるものを政府が一応必死に撲滅しようとしていますので、今後存続するかどうかはこれまたビミョーです。早めに見に行った方がいいかも(笑)

ちなみに、日本では今ドーナツブームですが、台湾では日本のミスタードーナツが密かにブームで店舗急増中です。
以上、アジアのコーヒーブレイクタイムでした。次回はきちんと最近行ってきて仕入れた香港&マカオネタに行きますよ!
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