香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草104:2006年秋登場!Wynn(ウィン)マカオ

2006年04月28日 13時44分45秒 | 【マカオ】
今回は香港徒然草103でお知らせしたとおり、引き続きマカオのお話をお届けします。

現在、リスボアホテルの斜め前に建設中の「Wynn(ウィン)マカオ」ですが、この
Wynnマカオの登場は、マカオのカジノにとって衝撃的な結果をもらたらすと予想されています。

サンズ(金沙)カジノがマカオに登場した時も衝撃的でしたが、今回のウィンマカオの登場はそれ以上のインパクトを持ってくるからです。

というのは、ホテルの前に作られる予定の直径70mの人口湖でラスベガススタイルのショーを無料で上演したり、隣接する現在建設中のカジノで本格的なラスベガススタイルのショーを上演したり、カジノだけでなく本格的なホテルとしてのかなりの規模の客室数を持ち、従来のカジノがどちらかといえば「宿泊中心ホテル」または「カジノ中心ホテル」という位置づけであったのに対し、その両方を兼ね備えた存在として登場するからなのです。

つまり、マカオが本格的なラスベガス化をはかる上でそのさきがけとしてウィンマカオは大変重要な意味を持っているのです。

ラスベガスのカジノはその運営にあたり、運営会社の財務状況や経営陣の背景などを細かく調べ上げられ、不正や後ろ暗い部分がないものだけがなシステムになっています。
ですから、そのラスベガスで成功したカジノ&リゾートの会社がマカオに参入してくるということはアメリカでそうしたチェックを経ているという点において、経営の健全性が保たれていると考えられているわけです。

大花火などで有名な日本のパチスロメーカーのアルゼが資本参画しており、資本のおよそ24.7%を出資している点も注目のポイントです。
アルゼ社のIRレポート
日本のマネーも相当がここに流れ込んでいます。

さて、前ふりはこのぐらいにしておいて、肝心なウィンマカオがどんなカジノ&ホテルなのかを具体的に見てみましょう。

まずはお約束の建設現場風景からどうぞ。

2005年4月 まだ建物の鉄骨を組上げている状態。


2005年6月 建物の鉄骨組上げはかなり終了。あとは上層階のみ。


2005年11月 この時点でほとんど外壁が出来上がっています。
ただ、まだ下層部のカジノや駐車場部分は作っている最中。


2006年4月 外壁はほぼ完了。あとはロゴが外壁に入るのみ。
建物のまわりの敷地整備や内装の仕上げ段階。


客室数は600室、客室の広さは最低クラスのデラックスルームで56平米。
香港ならばちょっとしたスイートルームクラスの広さです。
別に他意はありませんが、香港でも最も狭いホテルの1つカオルーンホテルの部屋の約2.8倍!!の広さになります。
マカオでも屈指の広さを持つホテルとなりそうです。

広東料理、日本料理、イタリア料理のレストランの他、ヌードルレストランやポルトガルスタイルのカフェ、フードコートなど6つのレストランが登場。
第2期の拡張後はさらに2つのラウンジ&バーが加わり全部で8つのレストランバーとなります。

さらに2600平米の大宴会場や2600平米のショッピングセンター他、スパ、プールなども登場します。

肝心のカジノは第1期に登場するのがテーブルゲーム200台、スロットが380台、
第2期(2007年上半期)に7900平米が拡張となりテーブルゲーム150台とスロット500台が追加される予定です。

ここのカジノの目玉はスカイカジノ。
VIPと一部のクラスの客室に泊まるお客様だけが入れるカジノで、建物の高層階(23F)にあり、外が見えるのが特徴だそうです。

気になる開発費用は第1期で日本円で約860億円、第2期が約350億円!

今年の秋(9月)にウィンマカオ開業とともに始まる、マカオカジノ戦国の陣。
果たして勝者は誰になるのか?!要チェックですよ!
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香港徒然草103:リスボアホテルとグランドリスボア

2006年04月25日 00時49分07秒 | 【マカオ】
香港徒然草102に引き続き、今日はリスボアホテルと現在建築中のグランドリスボアホテルについてのお話。

マカオといえばリスボアホテル、リスボアホテルといえばマカオというぐらい、リスボアホテルはマカオのシンボル的存在です。丸い円筒形のような建物、派手派手しいネオンがいかにも「カジノ」という感じです。
以前は「クレージーパリショー」というフレンチカンカンを思い起こさせるような有名なショーもありましたが、時代の趨勢とともにクレージーパリは姿を消してしまいました。

さて、このリスボアホテル、マカオのカジノ王「スタンレー・ホー」氏が所有するもので、マカオのカジノはこのリスボアホテルを中心にスタンレー・ホー氏によってほぼ独占状態であったといっても過言ではありません。

リスボアホテルは円筒形の建物が非常に特徴的なのですが、実はこれにまつわる風水話があり、リスボアホテルの建物は鳥カゴをイメージしており、入った客がぐるぐるまわって外に出られないようになっていて、お客にとっては悪いが、リスボアホテルにとっては非常に良い風水になっているというものです。

また、マカオ在住の友人いわく、リスボアホテルのすぐ側をとおる橋が龍をイメージしており、リスボアホテルはこの龍の頭に当たるのだとか。その証拠にこの橋の向こう側の端には龍のしっぽをイメージさせるオブジェがあります。
本当か嘘かは定かではありませんが、なるほどそう言われてみれば鳥カゴに見えなくも無いし、龍の頭に見えなくもないし、実際私はこのリスボアホテルで勝った事がありません(苦笑)
そうか、リスボアに有利な風水のせいだったのか…。妙に納得。

実はリスボアホテルの特徴は外見に負けず劣らず中もものすごくバブリー♪。
フロント周辺などは翡翠や水晶やらでできた1ー2mもあるような大きな置物や壺などが展示してあり、ちょっとした美術館状態。客室は全室「ジェットバス付」だし、デラックスルームでさえ、バストイレがタイルでギンギラギン(笑)。


また、リスボアホテルのコーヒーショップ周辺の回廊では回遊魚のごとくぐるぐる回っているセクシーなお姉さん方の鑑賞もできます。男性1人 or男性複数でぶらぶら歩いていたひにゃあ、間違いなく声をかけられますのでお気をつけ遊ばせ。
女性の方々、くれぐれも男性だけでリスボアホテルに行かせるのは危険ですよ!

でもって肝心のリスボアホテルのカジノの雰囲気はというと…
ずばり、競馬場の場外馬券場。(すみません、競馬関係者の方に悪気があるわけではありません)
洗練されているというよりは、くわえタバコで目が血走っているような方々が多いです。
パスポートチェック不要の通常のカジノフロアの客層はそれほど良くありません。でもいかにも鉄火場という雰囲気が逆にいいのかもしれませんね。
しかしその一方でリスボアの中に比較的最近できたフロアのカジノはパスポートチェックが必要なせいかどうか分かりませんが内装もきれいだし、客層がいくぶんマシになります。

最近このリスボアホテルの対面に「グランドリスボアホテル」が建設中です。
グランドリスボアはその名の通り、リスボアホテルの系列で、地上44階建て650室のホテルは、ハスの花をイメージしたこれまた自己主張の強いデザインの建物で、完成後はかなり目立つものとなりそうです。

グランドリスボアホテル完成イメージ

手前のタマゴをイメージさせる部分がカジノになり、タワー部分がホテルとなります。
現在24時間体制の突貫工事を行っており、その建設スピードの早さといったら半端ではありません。
ちょうど定期的に建設現場の進行状況写真をとっているのでそれを並べてみると良く分かります。

①2005年6月 まだ基礎工事部分で何も建っていません。


②2005年11月 気がつけば基礎工事は終わり、柱が立ちはじめました。


③2006年1月 わずか2ヶ月でカジノ部分の卵型の部分の原型が出来てきました。


④2006年2月 卵形の部分は完全に外側が覆われました。


⑤2006年4月 それからまた2ヶ月で今度はタワー部分が建ちはじめました。
っていうか、早すぎませんかっ??


⑤同じく2006年4月 遠くから見るとタワーが建ち始めているのが良く分かります。

この勢いで建設が進むと本当にあっという間に完成してしまいそうです。
もっか、グランドリスボアホテルには、斜め前に今年9月にオープンするwynn(ウィン)や、お隣タイパ島とコロアン島の間の埋め立て地に建設中の「ヴェネチアン」「ギャラクシー」などのライバルが大勢いますので、既存のリスボアホテルとあわせてどのように集客してゆくかがポイントとなります。

次回は、グランドリスボアホテルのライバル、「wynn(ウィン)」についてご紹介します。
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香港徒然草102:カジノ建築ラッシュのマカオ

2006年04月22日 14時06分19秒 | 【マカオ】
今、マカオがめっちゃ熱いです。

どう熱いのか?

わずか人口48万人、総面積は27.5キロ平米と世田谷区の約半分しかいないようなマカオに、それこそ大げさではなく、ものすごい勢いで世界のマネーが流れ込んでいるからなんです。

実はマカオラスベガス化計画が進んでおり、マカオを「カジノとお姉ちゃんの男の天国」のようなイメージから、家族連れが訪れることができ、カジノだけでなく、コンベンションやミーティングなどの目的で訪れるような総合リゾートの健全なイメージへ脱却をはかろうとしています。
ちょうど米のラスベガスが成功したように、今度はそれをアジアでやろうとしているわけです。

そしてその為に、それはそれはすごい勢いで大型のカジノ&リゾートホテルの建築が進んでいるのですが、このすごさは現地にいないとなかなか実感することができません。
香港のお隣、深せんなどでもすごい勢いで建設が進み街の様子が変わっていっていますが、やや落ち着いた感のある深センに比べ、今のマカオはまさに激変中です。

現在のマカオの空前のカジノ建設ラッシュが始まった背景には理由があるのです。1960年代からマカオのカジノを独占してきたスタンレー・ホー氏のSJM社に加え、米ラスベガス・サンズ・グループ香港資本の銀河娯楽(ギャラクシー・リゾート・アンド・カジノ)にカジノ経営の許可が下りた為です。これによりそれまで外部にはあまり開かれていなかったマカオのカジノに外資系の資本が流れ込み、今の開発ラッシュへとつながっていきます。

外資系資本のカジノの皮切りは2004年5月にオープンした「サンズ(金沙)カジノ」。
総投資額19億2000万パタカ(約300億円)をかけて作られたもので、カジノの総面積は約10,000平米、メインホール単体の大きさではマカオで最大です。
そして5970個の電球を使った世界最大のシャンデリアがあるのがウリです。

サンズ外観


こちらが世界最大のシャンデリア。デカイです。


サンズのメインホール。
3つのさいころの出た目の数を予想する「大小」のテーブルが多数あります。あとはバカラ&ブラックジャック等。
「大小」では「大」か「小」に単体でかけるにはミニマムHK$300!!という鼻息の荒さ。
でも毎週末は激混みですし、平日の昼間でも混んでいるんですよね…。ここで稼いだお金を現在すべてヴェネチアンの建設に突っ込んでいるようです。

そして最近では香港徒然草69でもお届けした2006年1月に開業した「グランドエンペラー」に加え、2月には「リオ(利澳)ホテル」(客室数449室、テーブルゲーム90台、スロット150台)がオープン。

さらに今年の9月にはリスボアホテルの斜め前に「Wynn(ウィン)」(客室数600室、テーブルゲーム350台、スロット880台)が開業予定。こちらはスタンダードの客室がかなりの広さになる予定。日本のパチスロメーカー「アルゼ」が資本参画しています。

さらにさらに、下記のようなカジノ&ホテルの建設が予定されています。

★2006年下期 ギャラクシースターワールドホテル(銀河星際酒店)
       客室数600、テーブルゲーム235台、スロット300台

★2007年   クラウンマカオ(皇冠酒店)
       客室数240、テーブルゲーム200台、スロット1300台

★2007年中旬 ヴェネチアンマカオリゾート(威尼斯人渡假村)
       客室数3000、

★2007年末  グランドリスボア(新葡京)
       客室数650、

★2007年末  MGMグランド(美高梅金殿)
       客室数600

★2008年   ギャラクシーリゾート
       客室数2000

これだけの開発が進んでいる一方で、マカオの普通の市民の暮らしはそれほど大きくは変わっていません。食堂の価格が1、2ドル上がるとか、マカオの人達の外食回数がやや増えるとか小さい変化はあるようですが、あいかわらずのんびりとしていて、香港と違いあまりあくせくしていません。そこがマカオの魅力だったりするのでぜひともこの良さが残って欲しいです。

その一方でこうした建設ラッシュはマカオの不動産バブルを招いており、給料の良さに引かれて若者がカジノに就職したり、深刻な人材不足と、さらにいびつな産業構造を招きつつあります。

私にはマカオに住む友人がいますので、日々激変してゆくマカオを見るたびに、このマカオの大開発で結局得をするのがアメリカをはじめ、香港などの外資ばかりでマカオの人達にとっては不利益なだけとならないようにと願うばかりです。

次回からもう少し詳しくそれぞれのホテル&カジノについて触れてゆきながら建設の様子を交えながらマカオの様子をお伝えしたいと思います。
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香港徒然草101:西貢で巨大シャコに挑戦

2006年04月19日 13時44分08秒 | 【香港】食べる
香港といえば広東料理、広東料理といえば「海鮮」といってもいいほど、香港ではおいしい海鮮料理が安く食べることができます。

ここでは中華料理らしく大胆な手法で料理して食べる海鮮料理をご紹介。

香港で海鮮料理の2大スポットといえば、「鯉魚門(レイユームン)」と「西貢(サイゴン)」。鯉魚門がどちらかといえば観光地に近いせいか、ビギナー観光客向けであるのに対し、西貢は地元香港人やベテラン観光客(そんな単語あるのか?)向けと位置づけることができます。

西貢への行き方は、尖沙咀からならタクシーで約40分、HK$150前後。
または彩虹駅からバスに乗るか、沙田から299番のバスに乗って終点で降りるかのいずれかとなります。

さて、西貢についたらまずは海鮮料理レストランが軒を連ねる「海鮮街」まで徒歩5分ぐらいの距離をぶらぶらお散歩。写真の門が見えたらもう到着です。
客引きのお兄さんやらお姉さんにめげずお目当てのレストランを目指します。


レストラン選びのポイントは、人が大勢入ってにぎわっているかどうか。
にぎわっているレストランというのは大抵、料金が安いか、うまいか、あるいはその両方を兼ね備えているかなので、にぎわっているレストランを選びましょう。

数あるレストランの中でも最も人だかりがしてにぎわっているのがこの「全記(チュンゲイ)」。ここは魚問屋が経営しており、魚の種類の豊富さ、料金システムの明快さ、味どれをとってもピカイチだと思います。

棚にはずらりと海鮮、海鮮、海鮮…。
奥の水槽にはハタやら鯛やらが泳いでいます。
手前にはアサリやホタテ、ミル貝、アワビなどの貝類の他、伊勢海老やカニ、海老、シャコなどがぎっちり。


まずは食べたい魚介類を選びます。貝類など数えられるものは数でもOKですし、大きさでオーダーしてもOK。人数や食べたい量を言えば適当に調整してくれます。大抵は一斤(約450g)の単位を基準に計られます。
一斤あたりの値段がいくらかを聞いておくと安心です。

ちなみに個人的にお気に入りの海鮮では、どんな海鮮があるのかというと。。。


黒豆ソースで炒めるとおいしいマテ貝(中央の長いもの)



あっさりと素揚げにしてもらうとおいしい紋甲イカ。
身は新鮮で甘みがあり、柔らかいです。本当は刺し身で食べたいぐらいだけれど調理過程が信用できないのでパス。
イカが泳いでいるのがあまりにおもしろいので、指を突っ込んでつっつくと保護色の色が変わります。
でもあまりつっつきすぎると墨を吐くので気をつけて。


そして真打登場!! こちらはシャコ(頼尿蝦)。
日本のすし屋でみかけるシャコとは一回りも二回りも デカイです。
というかほとんど怪獣…??
でも「椒塩頼尿蝦(シャコのスパイシー揚げ)」にしてもらうとビールのつまみに最高!!

ついでに、日本の普通の魚屋ではお目にかからないようなこんな代物も。。



ウツボ。

しかもよく見るとウツボのそばには日本では天然記念物のはずのカブトガニが…。

ウツボのお味ってどうなのよ

でもオコゼもそうだけれど、大抵器量の悪い魚ほどおいしかったりするし…。
ということでウツボを詳しく調べてみると

ウツボは、
1)脂が多い
2)コラーゲンがたっぷりで美肌効果抜群
3)上半身はタタキや刺身に、下半身は骨が多いのでから揚げなどに
4)味はあっさりとして淡白な白身

なんだそうです。日本でも和歌山や九州の一部では普通に食べられているようで,通の間では人気の魚なんだとか。

やっぱり 顔が怖い魚=おいしいの図式はなりたつのですな。

珍しいものを食べてみたいかたはぜひウツボをお試しあれ!!
但しお値段は珍しい分けっこう高めですよ。

材料を選んだら、札をくれますのでそれを持ってレストラン内にどうぞ。
店員が先ほど選んだ材料をどう調理するのか聞いてきますので、指示をだします。
このあたりがビギナー観光客には難しいところですが、大丈夫。
この店はちゃんと英語で書かれた調理方法&値段リストを出してくれますので、それを見て選びましょう。
あるいは最初から漢字でメニューを書いておいて持っていくという方法もあります。

ま、失敗してもご愛嬌。
海鮮を選ぶのと注文するのが楽しいのですから、苦労して頼んだものはきっとおいしいはず!

今度は西貢で海鮮、ぜひいかがですか?
*全記海鮮菜館 :西貢海傍街55號(55、 Hoi Pong St., Sai Kung)
  営業時間:11:00頃~24時頃まで Tel.:(852)2791-1195
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香港徒然草100:「黄枝記」のワンタン麺

2006年04月14日 02時38分06秒 | 【マカオ】
ついに香港徒然草も100号を迎えました!!
これからも細く長~く続きますようにとの願いを込めて、今回はマカオの歴史ある麺屋さん「黄枝記(ウォンジーゲイ)」の話題をお届けします。

マカオの世界遺産に登録されているうちの1つセナド広場に面した場所に「黄枝記(ウォンジーゲイ)」はあります。

マカオの「黄枝記」はなんと50年ちかくもの歴史を持つ麺屋さんで特にワンタン麺が有名です。
この「黄枝記」一体どんなお店なのでしょうか?
このお店の歴史をしらべてみるとけっこう面白い事が分かります。

まず、中国では麺(=麺條)が作られ始めたのは漢の時代で、現在までおよそ2000年の歴史があるとか。湯餅や煮餅などなどさまざまな名前がついていたようですが、のちに麺(=麺條)の名に落ち着いたようです。
やがて国家の発展とともに麺は人の移動と一緒に中国各地へと伝わり、各地方の民族ごとに特徴のある麺へと発展してゆきました。その中でも広東省だけにタマゴを使った麺があり、細く口当たりが滑らかなのが特徴です。
伝統的な広東麺は広州一帯を起源とし、竹を使って麺を打つもので、1920年代から30年代にかけてが全盛期で素晴らしい麺打ち師が何人も輩出されたようです。

さて、「黄枝記」の創始者、黄さんは東莞(トンガン)の出身で1946年に最初のお店を東莞の石龍で開き大成功した後、1959年にマカオに移り、新たに店舗を開きました。竹を使って麺を製法するパフォーマンスが話題を呼び、ポルトガルの総督のマカオ訪問の際に面前で麺作りのパフォーマンスを披露した実績も持っています。現在では香港の中環にも分店を開くなど、ますます発展中のお店なのです。

基本的にワンタン麺は日本人のみならず、地元香港の人も大好きなメニューで、コシの強いシコシコとした細い麺とプリプリの海老がたっぷり入った海老ワンタンの組み合せがなんともいえません。
香港でも海老ワンタン麺で有名なお店は何件かありますが、比較的醤油ベースだったり、海老の風味が強いスープが多いのですが、ここ「黄枝記」のワンタン麺のスープはとっても金色に澄んでいてクリアでさっぱりとした上品なお味。
最初にワンタン麺がでてきた瞬間はこんな感じでどこにもワンタンが見えませんが、大丈夫。


ほら、ワンタンは底の方に隠れていました。

麺自体は小ぶりなどんぶりに入ってでてくるので、昼食や夕食というよりは「おやつ」としてもペロッといけそうです。
しかもうれしいことに値段がなんとHK$16!!
海老ワンタンではなく、豚肉と海老の餃子が入っている「水餃麺」もなんとHK$18という安さ!!

<水餃麺>

立地の良さと味の良さ、そして値段の安さと3拍子揃っているせいか常にひっきりなしにお客様でにぎわっています。

伝統とは過去の積み重ねの上に出来てくるものですので、今日は明日の過去になるわけです。
ですから、たとえかつて有名だった店でも過去にあぐらをかいて何もせずに入ればやがては人々からそっぽを向かれ、廃れていきます。
過去の栄光を単に守るだけではなく、現在と良く対峙し、伝統を守りつつ、さらなる発展の為に努力を惜しまない姿勢こそが、名店を名店たるものにしてくれる秘訣なのではないかと私は思います。

徒然草も100号を迎え、過去におごることなく、地道におもしろい記事を発信しつづけられるよう努力してゆきたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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香港徒然草99:香港の高級ホテルのおもなSPA(スパ)

2006年04月12日 01時33分15秒 | 【香港】きれいになる
香港徒然草47でも少しご紹介しましたが、現在香港の高級クラスのホテルでは「スパ」のオープンが続いています。

老舗クラスでは以前からあるインターコンチネンタル香港の「I-SPA(アイスパ)」、少し前にはなりますが、グランドハイアットの「plateau(プラトー)」、そしてランガムプレイスホテルの「chuan spa〔チュアンスパ)」。


「I-SPA」はごくごくスタンダードな作りのスパで、外が見える半屋外のトリートメントルームが3つ、その他もあわせて8ルーム程度の規模としてはそう大きくない作りです。ただ、このホテルの屋外プールはとても気持ちよいので、プールサイドから香港島の景色を眺めてのんびりするには最適。
スパのウエイティングルームにある無料のお茶も種類が多く、中でも「DETOX」のお茶やジンジャーのお茶などがおすすめです。
またHK$150追加すればシャワーやジャグジーを貸し切りにできるのもうれしいです。お値段の程はそれほど高くなく、アロマテラピーボディーマッサージで1時間HK$750。ものによっては30分単位のものもあるので、うまく組み合わせることが可能です。

さて、お次はグランドハイアットホテルの「Plateau」。ここは西洋人が考えるオリエンタルスタイルのスパということで、なぜかフローリングに布団という日本人にとっては不思議な空間があります。でもトリートメントルームの数は多く、スイートを含め23あります。お値段の方はスウェーデン式マッサージで1時間HK$725。

そしてランガムプレイスホテルの「chuan spa」。チュアンスパについては香港徒然草48に詳しく書いてありますのでそちらをどうぞ。

ニューフェイスでは、昨年オープンしたランドマークマンダリンオリエンタルホテルのスパと、フォーシーズンズホテルのスパがかなり大型のスパとなります。

ランドマークマンダリンオリエンタルのスパは新しいスパだけあって、敷地も広く(1858平米)施設が素晴らしいです。15のトリートメントルームに加え、泥パックをして入るドライサウナなど特別な設備があります。
体温と同じ37度に調節されたセラミックヒーティングのチェアや寝そべって入れるジャグジープールなどもありゴージャスさ満点!!。


気になるお値段はボディートリートメントが1時間50分HK$1920!
でもってリフレクソロジーボティーマッサージ50分HK$840と全体的に少しお高め。1日がかりのプログラムもあり、4時間15分でなんとHK$3780!!

フォーシーズンズのスパもランドマークマンダリンに負けず、敷地は1800平米を越える広さ。こちらはトリートメントルームは18あります。
中でもスイート形式になっているお部屋はテレビはあり、プライベートジャグジーありと至れりつくせり。そしてプールに面しており開放感も満点。

お値段はフォーシーズンフュージョンマッサージ1時間HK$900。
話題なのはシャンパンで足浴をし、(足に飲ませるなんてもったいない。。。)肩と首のマッサージ&ペディキュアがついた「シャンパン&パールペディキュア」1時間15分HK$800。
本物のキャビアでフェイシャルを行う「キャビアデラックスフェイシャル」2時間HK$2600なんていうものもありますが、キャビアの捕獲禁止がされた現在ではいったいどうなるのでしょうかね??キャビアを顔に塗るのって生臭くないの?

そして一番新しい所では、5月にペニンシュラホテルの中にスパが登場し、9月には現在改装中のマンダリンオリエンタルホテルの中にもスパが登場する予定です。

5月に登場予定のペニンシュラホテルのスパは以前はテナントでクラランスが入っていたものを、自社経営のスパに切り替えます。
イギリスで31年の歴史のある「ESPA」と提携し、「SPA by ESPA」となります。
まだ一般に対し詳しく公表できないため、近いうち詳しくご紹介します。
ちなみにお値段の程はボディとフェイシャルで1時間50分HK$2000。
フェイシャルやボディ単体だと50分でHK$940となっています。

9月に登場のマンダリンオリエンタルのスパでは2100平米の敷地の大規模なスパになる模様。近くの姉妹ホテル「ランドマークマンダリンオリエンタル」にも大規模なスパがありますので、そちらとの差別化をどうするのかが注目の的です。

大抵は2泊3日や3泊4日で香港に旅行に来る方が多い中では、こうしたスパの為にまとまった時間を作るのは難しいですが、リピーターの方や香港在住の方ならぜひ1度は挑戦してみてはいかがでしょうか?
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香港徒然草98:バンコクの「もし」

2006年04月09日 16時33分38秒 | 【その他アジア】
今日は香港の話題ではなく、バンコクのネタから。
バンコクにあった沢山の「もし」ネタからいってみましょう!

1)エメラルド寺院に入るのに、もしサンダルだったら…
→タイの寺院の中でも最高位のエメラルド寺院を観光するにあたっては、外国人であってもけっこう厳しい服装制限があります。かかとの無いサンダルやミニスカート、ノースリーブなどの露出の激しいものもチェックが入りますので、服装を直さないと入れません。では、もしサンダルやミニスカートで行ってしまったらどうするか?
大丈夫。入り口の側で靴やスカートや上着代わりに巻き付ける布などを貸してくれます。パスポート提示を求められますので忘れずに。靴や巻き付ける布(=サロン)は無料ですが、靴は靴下を履いて履くように言われますので、靴下は有料で買い取りとなります。

2)バンコクの街中でもし、象に合ったら…。

→ありえない?いいえ、象だってコンビニに行くんです。(というか象使いが行くだけかもしれませんが)地元の人には珍しくも何ともないようですので、もしラッキーにこんな場面に出くわしたら潰されないようにあまり近づかず、記念に写真に取るぐらいにしておきましょう。市内から車で40分ほどいった「サンプラーン・エレファント・グラウンド」や「ローズガーデン」では実際に象に乗る事ができます。ちなみに象はけっこう温かいくて毛が固いです。

3)もし、夜景のきれいな場所で飲みたくなったら…。
→バンコクは香港のように高いビルだらけではありませんが、何ヶ所か高層ビルがあって、そこから眺めるバンコクの夜景も結構きれいでおすすめです。

<バンコクの夜景の様子>

バンヤンツリーホテルの最上階(60階)のレストラン&バー「vertigo」は屋外にあり雨天以外は開いていますので、気持ち良くビールが飲めます。
その他バンコクにもこんなにおしゃれで素敵な場所もあります。場所はシャングリラホテルの側の「メリタススイート」。
屋外にスタンディング形式のバーがあり、階段を降りてフロアに向かうので注目度満点。オープンエアーのレストランもとってもムーディーですが、お値段はタイ価格ではなく、もちろん超高級ホテル並にお高いです(泣)客層は女性をエスコートした西洋人が多いですね。


4)その他、こんなもし、を発見してしまったら…。



ドリンクの商品名が「もし」。

しかもなぜかサムライ風。なぜ??
時代劇のなかで呼びかける時に「もしっ、そこの人」とか言うから??
でも私だったら隣にぜひ「なぜ」とか「なら」とかを作って「もし」とセットで並べたい(笑)

昔、笑い話で外国人に対して「もし~なら」という言葉を使って例文を作りなさいというのがありました。
その回答が
「もしもし、奈良県の人ですか?」(爆笑)
かなり笑わせてもらったのを覚えています。
この「もし」のネーミングセンス、結構いけてます(笑)

ちなみに「もし」のお味は普通の甘いお茶系のソフトドリンクのような感じ。確かこれはハニーメロンティーだったような。
まずくはありません。
液体なので重い為、お土産には不向きですが、話題になることは間違いなし!!
ラープ味のプリッツやナラヤのバックなどは喜ばれて安いお土産の定番だけど、次回のバンコク土産はぜひこれを!
いっちょ「もし」を、お土産でいってみません?
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香港徒然草97:香港ディズニーランドで朝食を

2006年04月07日 02時03分07秒 | 【香港】食べる
香港ディズニーランドの開演時間前に園内に入る方法があると言ったら驚くでしょうか?
実は、1つだけ開演時間の1時間程前に園内に入る方法があるのです。

それは園内のレストランでの朝食を予約する事なんです。

香港ディズニーランド内のレストラン「プラザイン(Plaza Inn)」で朝食を予約すると開園の1時間前の9時から園内に入ることができます。もちろん入園にあたっては有効な入場券を持っている必要があります。
最近、香港ディズニーでは入園チケットの種類を半年間有効の「レギュラーデイチケット」、週末などの混雑が予想される時の「ピークデイチケット」の他、特定の日(クリスマスやお正月等の時期)にしか入園できない「スペシャルデイチケット」の3種類がありますので、自分が行きたい日がディズニーのカレンダーのどのチケットの種類の日にあたるのか事前に確認が必要です。詳しくは香港ディズニーランドのサイトにて確認することができます。


ただしこれには落ちがあって、誰でも予約すれば入れる訳ではなく、香港ディズニーランドホテルまたはハリウッドホテルの宿泊者でないと予約できない仕組みになっています。

香港ディズニーランドホテルでは「enchanted garden」にてキャラクターブッフェが開催されており、朝晩(祝日などは昼も)キャラクターが食事場所に遊びにくるので一緒に撮影をしたりすることが可能です。
でも、この「enchanted garden」に遊びにくるキャラクターは通常の格好をしたディズニーキャラクター。
ミッキーもミニーも普通の格好で登場します。

しかしっ!

香港ディズニーランド内の「プラザイン(Plaza Inn)」に登場するキャラは一味違う。。。
なんてったって中国衣装のコスプレミニーが登場。(あっ、ミニー自体がコスプレか??)
そしてムーランが登場。運が良ければドラゴンのムシューも登場するかも。
(版権にうるさいディズニーなので小さくちょこっとだけコスプレミニーを表示。クリックで大きくなります)

このプラザインはディズニーのキャラクター「ムーラン」に登場するドラゴン、ムシューのレストランがテーマという触れ込みなので内装はとっても中国チック。なのでキャラもとっても中国風で登場。


さて、肝心の朝食も「中華」をベースに洋食を合わせた内容
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フレッシュフルーツジュース(オレンジorスイカorグレープフルーツ)         
          
アワビと鶏肉入りのお粥 または アワビと海老入りライスクレープ(腸粉)
          
     タケノコ入り特製海老ギョウザ
特製点心盛合せ(フォアグラのシュウマイ、潮州風蒸し餃子、ニンニクと海老の春巻き)
          
    スクランブルエッグ または 目玉焼き
(ソーセージ、トースト、ベークドビーン、マッシュルーム付)
          
        ミッキーのワッフル
(ストロベリージャムまたはチョコレートまたはメイプルシロップ付)
          
     フレッシュフルーツミニタルト
      ミッキーの形の3種プリン
(コーヒープリン、ココナッツプリン、マンゴプリン)
          
      中国茶またはコーヒーまたは紅茶

料金:大人 1人HK$170+10%=HK$187(約2800円!!)
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念を押すけど、これが1人分の量。ただし、実際はお粥か腸粉かはチョイス。


メインの卵料理とデザートが加わるとこんなボリュームに!

いかがでしょう?ディスプレイは大変凝っていて、点心にはミッキーの形に切った人参、デザートもミッキーの形とあちこちにディズニーらしい工夫が満載!ディズニーファンにはたまらないでしょうね。
土日はこのメニューがブッフェになるようで多少内容が変わるようです。

ただ、はっきりいって、ボリュームが多すぎてとてもとても一人で食べられる量ではありません。
これを全部一人で食べた暁にはそのあと園内で遊ぶ元気なし。。。
しばらく消化に専念しないと駄目そうです。

でもレストラン内はとても空いているし、味は香港最大手のレストランチェーン「マキシム(美心)グループ」が経営しているだけあってとってもまともです。
香港ディズニーランドホテル内の「enchanted garden」のキャラクター朝食はHK$198+10%、こちらはHK$170+10%、登場するキャラの多さで選ぶのか、珍しさで選ぶのか悩むところです。
香港ディズニーランドのオフィシャルホテルに泊った際の朝食のチョイスの1つとしていかがでしょう?
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香港徒然草96:金ウンつくかな?黄金のトイレ

2006年04月03日 01時20分56秒 | 【香港】ありえないもの
香港の街をあるいているとやたらと目につくのが貴金属店。
ド派手な金の首飾りやら、怪しげな置物などがこれでもかとまばゆいばかりにウィンドウに煌いています。

そう、中国の人は本当に「金(キン)」が好きです。
といってもアクセサリー的な要因よりも「GOLD=換金性の高く安全な資産」と考えている為、日本で主流の18金と違い、中華圏では24金が主流です。

今日のテーマの主役となるのはケリーチャンをイメージキャラクターとして派手な宣伝を繰り広げている貴金属店「金至尊(3D-GOLD)」。現在香港内に7店舗を有する貴金属チェーン店です。

この「金至尊」のホンハム店はある理由から非常に有名なのですが、その理由というのがなんだか分かります?
手元にこのお店のパンフレットがあるので一緒に考えて見てください。

推定理由1)このお店には「どうもテクノロジートンネル」というのがあるから
<資料>

高科技時光隧道=Hi Tech Tunnel=どうもテクノロジートンネル??

→Hi-TechのHi が「どうも」と訳されている。わずか20秒で立体の輪郭を計算して金の立像を作る事のできる装置があるからハイテクなようなんですが、どうも「ハイテク」というにはちょっと…。
それで「どうも(?)テクノロジー」と訳したのか真実は不明。だとしたらセンスありすぎ。


推定理由2)イヤリグ計画でゴールドの賞をとっているから
<資料>

耳環組金奨=Earrings Design Gold Prize=イヤリソグ計画?
designはどうみても「デザイン」だと思うんですけど…。しかもイヤリソグって。


推定理由3)あなたが下落するから
<資料>

<訳文抜粋>*英語はまとも。日本語訳に注目。
The shopping counters are a great place to buy high-quality pieces of jewellery at extremely reasonable prices.From gold,silver and fashionable jewellery to high quality watches,just go into one of the many shopping counters and shop till you drop.
買物の受付は極端に適当な価格での宝石類の高い高品質一片を買うたぬの偉大な余地です。金から、あなたが下落するまでに、高い質時計に対する銀で、はやりの宝石類は、ちょうど多くの買い物の受付および商店のものに含まれます。


→宝石屋が「極端に適当な価格」って公言してしまって本当にいいのか、それで?
 でもって「あなたが下落するまでに」と言われると自分がどう下落するのか見てみたくなる気がする…。


推定理4)3800万香港ドル(日本円で約6億円)のギネス入りした「純金製のトイレ」があるから。
<資料>

<訳文抜粋>*同じく日本語訳に注目。すべて原文ママ。
Hang Fung has investegated over HK$38 million in producing this breathtaking gold and jewellery washroom.The entire room is constructed with sparkring gold,decorated with natural precious gemstones and equipped with various automatic features including an advanced air filtration system.The commode comes complete with a built-in automatic system for flushing,self-cleaning and forced-air drying.
掛ける恒豊はHKドルで三千八万以上をこのブリーズテイソングゴールドを生産することおよび宝石類のお手洗いに投資しました。全部的部屋は、自然貴重な宝石石で飾られて、進んだ空気濾過ツステムを含めて様々な自動式特徴を備えられて、火花を出すゴールドで組み立てられています。カモウドは完全に来る、真赤になりのための自動式ツステム、自己掃除することおよび共石的空気の乾きで建造する。


→日本語訳はぜんぶおかしすぎだが(笑)、中でも「火花を出すゴールド」っていうのはかなり危なそうな感じ。

そう、この「金至尊」のホンハム店が有名な理由は、<推定理由4>の24金でできた時価約6億円の「純金トイレ」。


便座はもちろん、トイレ内のゴミ箱からブラシ入れまで全部、金、金、金。
さらにすごいことに、便器の中にはルビーやサファイヤなどの宝石を埋め込んであるという豪華さ!
なんかものすごーく金ウンが付きそうなトイレなのですが、このトイレ、肝心なことに「見るだけで使えない」。

ま、便器の中にルビーやサファイヤですからね、使えないといえば使えない理由が分からんでもないのですが、

じゃあ、何故、トイレを作った??
しかも紹介文にあった「進んだ空気濾過ツステム」や自動洗浄装置までつけて。使わないなら意味ないだろう…。

何もトイレを作らなくても、純金で他のものを作っても良さそうなものですが、これには理由があるそうです。
「国家が豊かならば金のトイレだって作れるはず」という国家繁栄の願いと、富の象徴の意味を込めて作ったようですが。。。
わけわからん。
あ、パンフレットからして訳分からんかった(笑)

しかもこの店舗、通常の繁華街からは離れていることからも分かるように、実は旅行客向けのお土産用貴金属店で、お客様の80%がなんと内地からの旅行客。(じゃあ、なぜパンフレットに怪しい日本語訳?という疑問は聞かないで下さい。)

最初に述べたように金に目がない中国人を相手にするため、純金のトイレは客寄せに最適!
でも、何せ24金ですから、柔らかくてすぐ削れちゃうので、この純金のトイレの間に入る為にはまずノミやカンナを持っていないかチェックする為の貴金属探知器を通らねばなりません。
さらに床を汚さぬよう、靴にもカバーを履かせられます。
そして見学した後ももちろん金属探知器を通ってお帰りいただくようになっています。

そこまでするぐらいなら見せるな、最初からガラスで囲っておけ。
と言いたい所ですがやっぱり作ったからには見せたいんでしょうね…。
そして、あるからには見たいのが人間の心情でしょう…。

実はこの金至尊、わりと最近香港政府観光局が認定する観光客向けの優良店マーク(QTS)がはずされたという過去を持っています。理由は「観光客を閉じこめて押し売りがひどいから」。

ま、普通のお客様相手にはこんな純金製のトイレなんて作らないし、あんな繁華街から離れた所には店を構えませんわな。
ちなみにこのお店、入場用はお一人様HK$20。100HK$以上買うと入場料は無料ということで、一応一般開放はされています。タダで金ウンは付かないという所でしょうか?

★金至尊(3DーGOLD) 紅ハム民楽街23号ー28号地下
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香港徒然草95:香港の明星コンサートで撮影?

2006年04月01日 13時24分10秒 | 【香港】なんでも
香港におけるコンサートの楽しみといえば、なんと言っても、「撮影ok」&「上演時間が長い」&「料金は比較的安め」、そして一番は「お触りok!!」

日本でコンサートの常識といえば「撮影不可」&「お触り不可」だったので、香港ではじめて明星(スター)のコンサートに連れて行ってもらった際には、もう目からウロコ状態でした。
だって、皆カメラを持ち込んでバシバシ撮ってるは、スターはステージから降りてきてファンと握手するは、時にはファンをステージにあげるわ、なんでもアリ。

踊りあり、歌あり、ファンサービスありのてんこ盛りなので、全然興味のないスターのコンサートに行ってもたぶん楽しめる事まちがいなし。
そして料金は外タレ(死語?)でないかぎり中華圏のスターなら だいたい一番高い席でHK$400台、次がHK$200台、一番安い席はだいたいHK$100台。
そりゃおもしろくないはずがありません。

香港は狭いのでコンサートが開催される場所というのは非常に限られています。

大体はホンハムにある「香港コロシアム」、香港島サイドで「エリザベス体育館」、あとはHKCEC(香港会議展覧中心)の主に3ケ所となります。最近では昨年末に空港のそばに「ASIA WORLD EXPO」という15000名収容可能なイベント会場が登場したので、ゆくゆくはここでのコンサートも増えてくるでしょう。
この中でもピラミッドを逆さにしたような形の香港コロシアムは、日本でいう武道館に相当するもので、ここで連日コンサートを開けるようになれば大スターです。

チケットは日本でいう「チケットぴあ」に相当する「URBTIX」というものがあり、電話での予約から窓口での販売までを受け付けてくれます。
「TOM LEE」という楽器屋さんでもチケット窓口のある所があります。
窓口では会場の席図を見せてくれるので、どの位置が欲しいか指名して買う事ができます。

日本から香港で開催されるイベントのチケットを入手するにはURBTIXの海外専用ラインで予約をするか、チケット取りを専門にしてくれる業者などに頼むのが多少高くとも確実でしょう。ただし、この場合は席番号まで指定できないことが多いようです。

さて、香港のステージですが、香港コロシアム(定員12000名)を例にとると、大体ステージというのは中央にドーンと作られます。客席は四方からステージを囲むように配置されます。

<ステージ例>


しかもステージが近い上、歌手などがさかんに客席と握手をしてまわるので、触るのもOKです。ただし、歌手のまわりにガードマンがついてますので、場合によってはさえぎられます。

<ただいま握手中> ←距離がかなり近いのが分かります?


アリーナ席などは席番などあってなきがことし、ステージが始まるやいなや前に突進しますのでかなり危険です。席を乗り越えてきますのでうかうかしてると自分の席をのっとられます。
最前列がとれなくても、列の端を押さえれば前に突進できるので、突進したいかたは端を予約するのをお忘れなく。ただし怪我等ついては責任を負えませんのであしからず。

ここは香港のコンサート、せっかく撮影OK(といってもビデオ録画は不可)なので、ここは良いデジカメを持っていくことをおすすめします。

通常のコンパクトカメラでは光学ズームは3倍程度しかありませんので、距離が有る場合デジタルズームを使うことになります。デジタルズームだとどうしても画像が荒くなってしまうのできれいに撮りたいならば光学ズームの範囲内で撮影しましょう。最近の一眼レフのデジタルカメラなどでは光学8倍、10倍ズームなどが標準でありますのでかなり良い写真がとれるはずです。

さらに相手はステージ上で動き回りますので、動き回る被写体をコンパクトズームで捉えるのは至難の業。最近のコンパクトデジタルカメラの性能が向上したとはいえ、普通に撮影した限りでは、こんなふうにブレブレ写真になってしまいます。

<悪いブレブレ写真例>


どうしてもコンパクトデジタルカメラを使うならば、マニュアル設定にしてシャッタースピードを上げる、三脚を使ってカメラを固定するだけでも多少まともな写真になりますよ。特別な機材がなくともうまくすれば光学3倍ズームでこれぐらいきれいに写ります。

<光学3倍ズーム 三脚、フラッシュなし、オート撮影。ソニーサイバーショットDSC-N1にて撮影>


日頃から仕事でデジカメで良く撮影をしているといっても、そこは素人。こういう時は腕と経験がそのまま出てしまいますね。
一度香港でお目当ての歌手のコンサートを体験してしまうと、どうしても高性能な一眼レフのデジタルカメラが欲しくなってしまうのが困ったもんです。
でも、必死の形相でまるでライフルのごとき長いレンズをつけた一眼レフのカメラを持ったファンはそばで見てても正直怖いし。。。

まだまだそこまでの境地に達していない私は、手持ちのコンパクトデジタルカメラの性能を最大限に活かす方法でカメラ修行に励むのでした。。。

日本のコンサートはひと味もふた味も違う香港コンサート、ぜひ一度体験してみてください。
その際は双眼鏡と一緒にちょっと高性能のデジカメを持って行くのをお忘れなく!
どうしても撮影に失敗してしまった際は旺角の信和中心内のお店にてだいたい翌日には生写真を購入できると思いますので、そこで入手するという奥の手がありますヨ。

P.S.このページで使用している先週のF4コンサート写真、気がつけば2日間で撮影していた枚数は、なんと300枚を超えてました(苦笑)
コンサート後1週間たった今でも現実復帰ができておりません(爆!)どうしたもんだか。。。

注:このページの写真の版権はすべて私、tamagominに所属します。無断での引用・転載はお止めください。リンクフリーですが、その際は一言お知らせください。
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