香港徒然草

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香港徒然草201:さよならリッツカールトンホテル

2008年02月10日 01時15分14秒 | 【香港】泊まる
昨年末に閉店予定だった中環の「リッツカールトンホテル」ですが、実は閉店時期が1月末まで延びており、やっと1月31日をもって正式に閉鎖しました。

1993年の8月に香港島の中環に登場して以来、およそ14年間、熱烈なファンを持つ高級ホテルとして営業をしていました。
他の大型ホテルと比べると客室数も約200室程度と少なめで、普通一般的な高級ホテルにありがちな広い吹き抜けの豪華なロビーとは一線を画した、リッツらしいスモールラグジュリーの雰囲気の溢れる高級感はあふれるけど、落ち着いたロビーが特徴でした。ロビーではゲストがチェックインする間に軽く咽を潤したり、つまんだりできるようちょっとしたスイーツとミネラルウォーターが置かれていたり、やるなあと思ったのを覚えています。

室内はヨーロピアン調のインテリアで統一され、華やかだけど落ち着いた雰囲気。
客室に行く為にはフロントの前を必ず抜けていかなければならないので、芸能人やお忍びで滞在したい人などには、もってこいの隠れ家的な雰囲気を提供していたようで、実際に芸能人やVIPの滞在も多数だったといいます。

なかでも館内にあった広東料理「麗嘉軒(ライカーヒン)」とイタリア料理「トスカーナ」の評判は高く、もっぱらビジネスシーンでの接待などで良く利用されていたようです。

私の中でリッツと言えば一番記憶に残るのが客室にあった「ランニングマップ」。
中環周辺の走れる場所と距離などを記したものが客室におかれていたのですが、スニーカーの形をしていて可愛らしいんです。
今思えば、大型のフィットネス施設を持たないリッツの苦肉の策だったのかもしれませんが、このマップを見た時に、このホテルのゲストがランニングなどを好んでする西洋人の客層が多いんだろうなと感じたのを覚えています。

ランニングマップ表

ランニングマップ裏(現在は埋め立てが進み、この地図にかかれている地形はだいぶ変わりました)

さて、1月31日の午後6時をもって惜しまれながら閉店したリッツカールトン香港。
スタッフには3.5ヶ月のボーナスが支払われ、特にトラブルもなく、円満結業となりました。
今後はAIG保険のビルとして生まれ変わるそうです。

えー、もう香港にはリッツカールトンはなくなっちゃうの??と心配した方は、どうぞご安心を。
2009年には九龍半島側、九龍駅のほぼ真上に新たにリッツカールトンが登場予定ですのでお楽しみに!
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