香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草66:スケスケバスルームが流行?香港ホテル事情

2005年12月27日 23時01分31秒 | 【香港】泊まる
だいたいにおいてホテルというのは、稼動が落ちる時期を使って、壁紙やじゅうたんの張替えなどのマイナーチェンジをしているのですが、ある程度の年数がたつと大規模な内装の変更をする時があります。

特に競争相手が多く、変化のスピードの速い香港では日本のホテルに比べるとこのリノベーションのスピードも速いように思います。

最近出来たホテルをいくつも見ていて感じるのは、おもしろいことにやはりインテリアにも流行があるということです。
最近の内装の流行は「ガラスを多用したつくり」で、特にバスルームや洗面所にガラスを多用する傾向があります。

バスルームの壁にテレビを埋め込み、バスタブにつかりながらテレビを見れるというのはまあ理解できるのですが、バスタブにつかりながらガラス越しに部屋を見る&外が見えるというのが最近の流行のようです。
もちろん、バスルームは内側からシェードが下ろせますので、見えないようにすることができるのですが、それにしても落ち着きません。

カップルならいいのでしょうが、出張などで男性二人でツインを利用している時など、かなり気まずそうです…。
それにしてもそろいもそろってガラス張りでスケスケっていうのはどうなんでしょうか?
しかも夜景が見えるシービュールームならまだ理解できるのですが、単なるシティービューの場合は何を見ろというのでしょう。下手したら近隣の住宅から丸見えです(笑)

ちなみにこのスケスケバスルームな高級ホテルは「シェラトン香港」「ランガムプレイス」「ルメリディアン サイバーポート」あたりで体験できます。

「シェラトン香港」


「ランガムプレイス」


「ルメリディアンサイバーポート」

スケスケバスルーム体験をご希望の方はぜひこちらのホテルへ。

それ以外の普通のお部屋をご希望の場合は、これ以外のホテルをおすすめします。
夜景だけではない、香港のホテル選びの1つの基準としてご検討ください。
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香港徒然草65:「欣圖軒(ヤントーヒン)」のマンゴプリン

2005年12月22日 13時37分57秒 | 【香港】食べる
九龍半島の尖端に建つ、デラックスホテル「インターコンチネンタル香港(旧:リージェント香港)」。
この中にある広東料理の老舗レストラン「欣圖軒(ヤントーヒン)」。
ガイドブックに載っていない事の無いほどの超有名なレストランです。

その魅力はまず 目の前にさえぎるものの無いハーバービュー。




1面全てガラス張りの店内からは昼間は明るい日差しが降り注ぎ、
夜は100万ドルの夜景が楽しめます。
ビクトリア湾で花火があがる際には人気なので予約が大変ですが、
テラスに出してくれて特等席で花火を楽しめるのでおすすめです。

さらに 翡翠の器 で提供される料理の数々。

ウエイターはセッティング時にちゃんと白手袋をして取り扱い、毎日その数を確認して保管しているといいます。
ショープレートやナプキンリング、箸置きなどが各席にセッティングされていますが、
お料理によっては翡翠の器やレンゲで提供されるものもあります。
翡翠は古代より中国では宝物として非常に高い価値を持っておりますので、これだけで気分はゴージャス~

そして極めつけはサービスの良さ。
ここは急須を使わず、茶器を急須代わりに使って入れる昔ながらのスタイルお茶を入れてくれるのですが、ウエイターが慣れた手つきであざやかにお茶を入れてくれます。
テーブルとテーブルクロスの下にはクッションがひかれており、食器をテーブルに置いた際に音がしないよう、細かな配慮がされています。

料理は正統派の広東料理がお楽しみいただけますが、
ロケーションが良く、サービスが良く、知名度があるとなればお値段もやはりそれなりにお高いので覚悟が必要です。
昼の飲茶で1人HK$200UP~、夜なら最低でも1人HK$600UP~の出費は覚悟しましょう。
調子に乗って夜にふかひれだの鮑だのを注文していると1人あたり軽くHK$1000を超えます(苦笑)

正統派ゆえにおすすめとしては 予算をかけてもいいからはずせない「接待向け」
あるいは
はじめての香港で高くても良い広東料理レストランで食事がしたい方向けでしょうか?

安くて、うまいという地元レストランをいろいろ食べ歩いた後で
高級店の良さを再確認するというのも良い手です。

日本人の利用客も多く、マネージャーをはじめスタッフは日本語をそれなりに理解し、日本人の扱いにも慣れているのもおすすめする理由の1つです。

せっかくここに来たなら、最後の締めくくりのデザートとして定番中の定番ではありますがマンゴプリン楊枝甘露をチョイスしましょう。

高級広東レストランのマンゴプリンの中でも5本指に入るという誉高いマンゴプリンは甘さと酸味のバランスが絶妙。堅すぎず柔らかすぎず、果実も入っていてたいていの方に大満足いただけると思います。




マンゴーミルクとポメロー、タピオカをまぜた冷たいスープ状のデザート「楊枝甘露」は翡翠の器に入れられ、ドライアイスの演出付きで出されます。目にも舌にもおいしい1品です。


ぜひ1度おためしあれ!!

 
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香港徒然草63:香港の人口数よりも売れた日本製の家電とは

2005年12月18日 13時08分55秒 | 【香港】なんでも
人口約680万人の香港で通算800万台も売れた日本製の家電があります。
なんだと思いますか?
ウォークマン?テレビ?デジカメ?
いえいえ、なんと炊飯器なんです。
それもナショナル製の炊飯器。

ナショナルの家電の中で最もグローバルな商品がこの炊飯器だそうで、世界45カ国で2100万台売れているそうです。そのうち香港だけでなんと通算800万台!
この数字は香港で販売されている炊飯器のうち65%という驚異的な占有率です。

そもそも炊飯器というのは家電メーカーの中ではかなり地味な商品なのですが、面白いのは炊飯器ほど現地の嗜好を反映している商品はないと言うことです。
炊飯器=米が炊ければいいではなく、使う米の種類も違えば、嗜好も違う為、そのあたりを製品に反映しなければ売れないわけです。この香港でナショナルの炊飯器が65%もの高い占有率を持つようになった背景には、ある華商の並々ならぬ努力があるようで、このあたりはまるでプロジェクトxのネタになりそうな面白さです。

香港における炊飯器の使い方はお米を炊くだけではありません、炊飯器でスープができる、お粥が炊けるというのもポイントです。さらには、中に薄べったい蒸し器の皿がついており、ご飯を炊きながらシュウマイや魚などが蒸せる、おかずを保温しておける!というも特徴的です。昔のデザインではフタは中身が見えるようガラスのものが主流でした。(最近は日本式の形のものが多いですが)
最近、香港で売れている炊飯器では「ケーキが焼ける」機能付のもの。
色みもシルバーやブルーの華やかなものです。最近は「Rasonic」(すでにメーカー名自体がパクリに近い)等がそっくりなパクリものを出していますが(汗)

これが韓国だと「参鶏湯(サンゲタン)」が炊けるのが売りになり、好まれる炊飯器の色も「真っ赤」だそうです。
中東の某国では真っ黒なお焦げができないといけないそうで、炊飯器にはそのお国柄が出ておもしろいですね。

日本が高度成長を続けていた昭和30年代、人々の憧れだった三つの商品を指して、使われた「3種の神器」。テレビ、電気洗濯機、電気冷蔵庫の3品です。これらの家電製品がひととおり普及すると、人々の憧れはさらにグレードアップし、自動車、カラーテレビ、クーラーの英語の頭文字を取って「3C」へと移りました。戦後、日本で各家庭の豊かさの象徴としての白物家電が豊かさの象徴であったように、1960年代の香港における「ナショナルの炊飯器」は豊かさの象徴であり、憧れの品だったそうです。それを示すかのように昔のネイザンロードの写真には「楽声牌(ナショナル)」の大きな看板が写っています。

トニーレオンとマギーチャンが出演しているウォン・カーウァイの映画、「花様華年」の中でもこの炊飯器をめぐるやり取りがちょっと出てくるので、1960年代の香港の時代背景を見てみるのもおもしろいです。
花様年華amasso!


このあたりの事情をさらに詳しくまとめているのが「同じ釜の飯」という本。
香港大学の日本研究学科で助教授をしている中野嘉子(なかのよしこ)さんという女性と、同じく日本研究を専門としている香港の方でディクソン・ウォン氏の共著で書かれたものですが、炊飯器を通して社会学的視点から見た香港本となっています。
ありきたりの香港ガイドとはちょっと違ったおもしろさです。興味があったら読んでみてください。
同じ釜の飯 ナショナル炊飯器は人口680万の香港でなぜ800万台売れたか発売日:2005/01おすすめ平均:
amasso!
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香港徒然草61:バンコク仕込みのニューハーフショー香港に登場!

2005年12月13日 13時13分00秒 | 【香港】見る
香港島はアバディーンのはずれに、ひっそりと立つ元映画館、それがニューハーフショーの会場です。

そのキャッチフレーズが「本場タイ仕込みの本格派のショー」。
ほんまかいな。

バンコクには有名なニューハーフショーのお店があり、それはそれは本物の女性顔負けの美しい方々が日々、切磋琢磨しております。競争相手が多いだけに、容姿はもちろん、ダンスも気合いが入っています。
時々「☆▲◇?!」という方々が混じっておりますが…。
それに比べたら競争相手なんかどこにもなくて独占状態のこの香港のニューハーフショー。
そもそも香港のナイトライフでニューハーフショーが有名になったことなんてないのに…。
大丈夫なのかいな…。

実際に行ってみると、やはりメインは観光客中心。しかも大陸の人がほぼ90%を占めております。
恐ろしくイヤな予感は当たりました。

ダンサー、やる気まったくなし。小学校低学年の運動会のダンスみたいです。
お姉さん(?)達の整形の先生が同じなのか、クローンのごとく同じような顔ばっかり!
しかもこれでもかというぐらい、ニセ乳(すみません、表現が下品で)を露出しすぎっ!
出せばいいってもんじゃない、見えそうで見えないからいいのに…。もう!

それでも日頃こうした娯楽が自国内にはないせいか、大陸の人達はおおさわぎ。
人造美女(妖女?)と分かっていつつも、おじさんデレデレ。
ニューハーフ達に抱きつかれたりすると会場中、「アイヤー!!」の連発です。

ショーの質は六本木あたりのショーパブや、バンコクのそれとは比べ物になりませんが、それでも本場バンコクのニューハーフショーを見た事がない人の導入としてならいいかもしれません。

この香港のいけてないニューハーフショー、定価は350ドルとか。
それだけのお金を出してもいってもいいという太っ腹の人だけ行ってください。

◆香江大舞台(HONG KONG OPERA HOUSE)
住所:4 Wha Lok Path,Aberdeen,Hong Kong
ショータイム:①17:00~②18:30~③20:30~
入場料:大人 HK$350。(18歳未満入場可。身長90cm以下の子供は無料)
*3回目あたりだとスタミナ切れをしているので、見るなら2回目のショータイムがおすすめ。

ちなみにこれがバンコクのいけてるニューハーフ。拡大してご鑑賞下さい(笑)こちらはかなりきれいです。


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香港徒然草60:メニュー&雑貨撮影

2005年12月12日 12時54分11秒 | 【香港】なんでも
最近、仕事で撮影が立て続いています。めちゃ忙しいです。

主にメニューの撮影が多いのですが、今年も私の知人のカメラマンさんにお世話になる機会がありました。

この方は女性のカメラマンさんで、雑貨や食べ物をとらせたらおそらく香港一じゃないかと思っています。特に小物の合わせ方が非常に女性的で、美しい仕上がりの写真をとってくれます。あの細い体のどこにそんなパワーがあるのか不思議なのに、三脚やらライトやらと重い機材を一式抱えてどこでも身軽に撮影に来てくれます。大変人気のカメラマンさんなので予約が大変な方です。

さて、一口にカメラマンといっても、それぞれ専門や得意分野がありますので、異分野の撮影に関してはプロといえどもやはり仕上がりが全く違います。

例えばファッション専門のカメラマンさんに食べ物の撮影をさせたら、上手いかというとそうとも言えないケースが多々あります。人を撮るのと景色を撮るのと、静物を撮るのでは使う機材も違うし、撮影の際の気の配り方が全然違うからです。

私が主に撮影現場に立ち会うのは食べ物や雑貨が多いのですが、特に気を使うのは食べ物。撮影している間にどんどん乾いたり、溶けてしまったりするので時間が勝負です。

食べ物の撮影は「おいしそうに見えるかどうか」にすべてがかかっておりますので、おいしそうに見せる為の演出をいろいろとします。火を通しきらず一歩手前でとめて色を保ったり、味をいれていなかったり、はたまた塩を入れて泡を立たせて高級シャンパンにみたてたりしているので、せっかく撮影が終わってもそれを食べれる機会はほとんどまれです。

小物の合わせ方や撮影アングルなどでその料理がおいしそうにもまずそうにも変身してしまうので気合は抜けません。
「かわいい!」「欲しい」「どこで売っているの?」この3つの台詞が聞けたら大成功ですね。
いかに買いたいと思わせるような写真を撮影し、買いたくなるようなカタログを作るか。
これが私に課せられた使命なのですが、とはいえ、限られた時間と予算の中では何かと厳しいものがあります(泣)

私の場合はおかげさまでこのカメラマンさんが持っている雑貨にいろいろ助けられているのですが、なんといっても彼女の自宅兼スタジオがすごい!
ご本人自体が超がつくほどの雑貨コレクターなので、ご自宅にはかわいらしい雑貨がいっぱい!
お皿やら置物やら、布やらそれはそれは山のようにあります。
それをちょこっとうちのカタログに登場させていただいたりしながら、商品に花を添えていただいております。

その素敵な香港雑貨のコレクションの一部はこちらの本で見ることができます。
写真が豊富なので見ているだけでも楽しいですし、ちょっとかわいい&センスある中国的なお土産選びのガイドブックとしても、おすすめです。
香港雑貨店ガイド?生活小物から家具、骨董までamasso!

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香港徒然草59:獅王「潔白物語」

2005年12月11日 14時56分12秒 | 【香港】ありえないもの
別に深い意味はないんですが、ある日ふと目に付いた獅王「潔白物語」。

何やらすごいストーリーの予感…。

ライオンキングが「実は手塚治のジャングル大帝に酷似しているという疑いを晴らす物語なのかっ?!」
はたまた、「無実の罪で投獄された獅王なる王様を救い出す為の冒険小説なのか?!」

獅王「潔白物語」…。
うーん。聞けば聞くほどどんなストーリーなんでしょう…。
なんかすごいものを想像しませんか?? え、私だけ?

じつはコレなんです。


なんてことない、ライオン(=獅王)製の柔軟剤なんですけど。

香港在住者にとっては普通にウエルカムやパークンなどのローカルスーパーで見かけるものなんですが、
当たり前のように見ていたものを、ふと見方を変えてみたら無性に面白かったので載せてみました。
タイトルの漢字ですぐ商品名が浮かぶ人は別ですが、たぶん日本人ならこの商品名思わずニヤリとすると思うのですが、いかがでしょう? 
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香港徒然草57:フォーシーズンズ香港ってどんなホテル?

2005年12月06日 14時24分21秒 | 【香港】泊まる
今日は、今年の9月8日にオープンしたばかりのフォーシーズンズホテルについてご紹介。(注:ちなみに私はフォーシーズンの手先ではありません(笑))

フォーシーズンズ香港は最近新しく出来たホテルの中でも最上級のデラックスクラスのホテルです。
特徴はIFCショッピングモールと香港駅につながっており、アクセスが便利なこと。そしてスタンダードのお部屋でも45平米の広い室内になっております。
スタンダードのクラスで40平米を超える面積の客室を持つホテルは、狭い香港ではそう沢山はありません。
たいていのホテルのスタンダードの客室は25平米から30平米前後でしょうか?

スタンダードで40平米を超える客室をもっているのは、九龍側はカオルーンシャングリラ、香港島側だとアイランドシャングリラホテルあたりが天井高も高く、広々していますね。

フォーシーズンも間違いなく、天井が高くて、広く、開放感があります。
ホテルの自慢はベットのリネンの密度が280スレッドカウントの最高級品を使用していること。これは超高密度の織りのリネンということになります。
(実はその上をランドマークマンダリンオリエンタルはその上を行く400スレッドカウントのようですが)

お風呂場には最近流行の壁に埋め込み式のテレビがあり、シャワーブースが別に独立しています。
アメニティーは「L'OCCITANE(ロクッシタン)」。スイートルーム以上のお部屋は「ACCA KAPPA」のものを使用しています。


さらに特筆すべきはスパと45階にあるクラブラウンジとプール。
スパはまたの機会に詳しくご紹介しますが、フォーシーズン香港ではクラブフロアというものがあるわけではなく、「クラブアクセス」という仕組みがあります。
通常はクラブフロアに泊まっているゲストのみがクラブラウンジを使えるのですが、ここでは特にクラブフロアというものを設定していないので、追加料金を払うことでこのラウンジが使えます。(だいたい1人につき、1泊ごとにHK$500追加)

しかも、45階の高層にもかかわらず、バルコニーがあり、
なんと!外に出れます。
高所恐怖症の人には絶対無理ですが…。ちなみに眺めはこんな感じ。
遥か眼下のほうに九龍半島の尖端が見えます。



クラブラウンジは朝から晩まで使うことができるので、考えようによってはとてもお徳です。45階のバルコニーで風に吹かれてカクテルを飲むというのもなかなかいいもんです。

ちょっと時期がはずれてしまいましたが、こちらの屋外プールはなんと2つ!
ひたすら泳ぐ人の為のプールとのんびりする人の為のプールの2つがあり、共に温水なので一応、一年中入ることができます。
水中でもBGMが聞こえるようにアレンジされているそうです。
さらに客層に忙しいエグゼクティブを想定しているのでしょう、プールサイドでもワイヤレスBBが配備されています。


ちなみにこのホテル、ビジネスユースがメインの為、平日の方がお値段が高いです。朝食付きでハーバービュールームでHK$3600、週末の客室のみの予約ならハーバービューでもHK$2500で出ています。

スタッフがちょっと全体的にタカビーなのがやや気になりますが、今一番話題の新しいホテル、一度泊まってみてはいかがですか?
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香港徒然草56:起こさないで下さい

2005年12月03日 21時27分52秒 | 【中国】
あまり意味はないのですが、このドア札は、広東省の中山という所にある4つ星ホテル「中山国際ホテル」のものです。

どうみてもこれ、秘密のアッコちゃんでしょ?!
しかもびみょーに崩れたラインが怪しげな、アッコちゃんもどき(笑)。
でも、何故にアッコちゃん??…謎です。
このポーズといい雰囲気といい、確かに「起こさないであげよう」という気にさせるから、まあ、良しとしますか。

泊る機会があったら、起こしてもらいたくてもぜひ、この「起こさないで下さい」をドアにかけてもらいたいものです。
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香港徒然草55:幻の「TOKYO Cafe SUZUKI」

2005年12月02日 23時14分56秒 | 【香港】ありえないもの
SUZUKIという名のレストラン(カフェ?)が銅鑼湾にありました。
ありました、と過去形なのは最近行ってみたらすでになかったからです。
いつつぶれたのか分かりません。
どなたか知っている方がいたら教えて下さい。

なんてったって、名前がすごかったです。
TOKYO カフェなのに、SUZUKI。しかも女の子の絵文字風のフォントで。
SUZUKIのどこが東京っぽいのか、さっぱり分かりません。

日式(=日本風)の匂いはプンプンしたのですが、怪しさに引かれてはいったものの、やっぱり怪しかった。。。
例えば…。

「ベーコンおよび揚げられていた卵・バーグ」
つまり日本風のハンバーグに目玉焼きが添えられているものらしい。
英文がfriedだったので、「揚げられていた」になったらしい。これは誤訳の基本かも。

お次の
「ャキハムチっケンヨワチーズサンドイッチ」
これにいたっては日本語訳を見る限りさっぱり何だかわからない。
中文を見るとどうやら、ヤキハムとチキンとチーズのサンドイッチらしいんですが。

その下のメニューにいたってはもう何だか分かりません。
普通ここまでひどい誤訳をそのまま放置しておくのもめずらしいのですが、わざとやっていたとしか思えません。


きわめつけはデザートの
「オレンジちりめん状にしなさい」
メニューなのに、なぜか命令形ですから。
しかもちりめん状にしなさいって、どうやるんですか??


あまりにこのメニューのインパクトがすごすぎて、思わず頼んじゃいました。
でてきたのはフツーの「オレンジクレープシュゼット」。
クレープをちりめん状と訳すのはいくらなんでもアクロバットすぎやしませんか?

味はそこそこだったんですが、こんなメニューばかりだったせいか、あっという間につぶれてしまい、幻のレストランになってしまいました。
このおもしろさをもう皆さんに味わっていただけないと思うと残念です。

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香港徒然草54:高級ラブホ?ランドマークマンダリンオリエンタル

2005年12月01日 10時05分41秒 | 【香港】泊まる
今年の8月24日にオープンしたばかりの高級ホテル、「ランドマークマンダリンオリエンタル」。

その名の通り、中環(セントラル)にある高級ブランドショッピングビル「ランドマーク」の中にできたマンダリンオリエンタルホテルの系列ホテルです。

マンダリンオリエンタルが金色のロゴなのに対し、こちらはプラチナシルバーのロゴと、一段上の位置づけになっています。
客室数は101室と少なめで、スモール&ラグジュアリーの路線のデザインホテルです。

内装などのデザインを手がけたのは東京のパークハイアットホテルなどの内装を手がけた世界的に有名なインテリアデザイナー「ピーターレメディオス氏」。
内装はかなり前衛的です。

客室タイプは広さによって、L450(450スクエアフィート≒42平米)、L600、L900と名づけられていますが、広さがどうのとか、そういう問題じゃないんです。

中でもL600とL900の部屋がすごいです。
なんてったって、部屋のど真ん中に丸いバスタブ!ですから…。

L900なんて、玄関あけたら2秒でバスタブ!しかも丸!

もちろん、スライドドアがありますからお風呂場と部屋の仕切りはあります。
でもねえ、玄関あけたらいきなりバスタブっていう発想はどうなのよ??

少なくともオヤジ2人組みとかで泊まるホテルではないですわな。
やっぱりこういうバスタブには金髪の若いお姉さんが泡風呂に入って片手にシャンパンとか持って微笑みながら入っていてもらうしかないじゃないですか。

それ以外のどういうシーンを想定して作ったのかぜひデザイナーに聞いてみたいところです。

ちなみにこのL900のお部屋、ラックレート(=定価)でHK$8800+13%。
インターネット割引でもHK$4900+13%。高っ!

1泊8万円以上だしても良いと思えるかどうかは意見が分かれそうです。
行くなら気張った異性とがおすすめといえそうです。
勝負日にぜひ、いかが?
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