香港徒然草

働く元駐妻の香港雑記。うまいもの、ホテル・観光情報を中心にマカオ・南部中国・アジアの情報もお届けします。

香港徒然草145:新しくなったピークタワーの「SUZUKI Cafe」

2006年09月29日 21時45分21秒 | 【香港】ありえないもの
香港徒然草55香港徒然草84でご紹介した「SUZUKI Cafe」。

おそらく香港の中でも現在残っている数少ない「確信犯系のあやしい日本語メニュー」に出会える貴重なお店だと思います。
はじめてこのお店に入った時の衝撃があまりに強すぎて、今ではほとんどこのSUZUKI Cafeのマニア?というぐらい、新しいメニューや店舗を発見すると入らずにはいられない体になってしまいました(笑)。

今回発見したのは、新しくリニューアルしたビクトリアピークにあるピークタワー内の「SUZUKI Cafe」。今回は店名に「Tokyo」はついていません。というか他の店舗もどうやらもう「Tokyo」はついていないようですね。

ビクトリアピークへ観光に行く際に乗るピークトラムの終点にあったピークタワーが約1年近くかけて改装工事を行っておりました。
その間は今までの展望台フロアも閉鎖、マダムタッソー蝋人形館なども閉鎖してかなり大規模な改装を行っていたのですが、このほど改装工事もほとんど終了したようです。

展望台は今までの展望台からさらに上の屋上に移り、より高い場所から素晴らしい眺めを楽しめるようになっています。以前と違い、ビクトリア湾側とは反対側の景色も楽しめるようになったのもポイントです。眼下にはピークトラムのレールや昔の展望台(=獅子山亭)なども見下ろすことができます。
ただ、ガラス張りのフェンスは高さが低めなので、ちょっと怖めかも。
下から吹き上げる風の強さに驚かれるかもしれません。

さて、肝心の景色を楽しんだ後は感動と興奮できっと喉が渇いたり、お腹がすくかもしれません(笑)
そんな時でも新しくなったピークタワーはかなり心強い見方です。

新しくなったピークタワーにはこれまでに比べ飲食店が多数増えました。
それまではパシフィックコーヒーとあまりパッとしない「カフェマルシェ」といったレストランがあった程度ですが、改装後はパシフィックコーヒーはもちろん、ジュースバーやバーガーキングといった軽食から、「Bubba Gump」という洋食レストランや「天一酒家」という中国料理レストランなど本格的なレストランまで多数登場しています。


新しくなったピークタワーのフロア図

でもここはやっぱりお目当ての「SUZUKI Cafe」に行かねばなりません(笑)

今回もあの「オレンジちりめん状にしなさい」「赤リフィーバー」を凌ぐ謎のメニューはあるのかっ!?

期待半分、怖いもの見たさ半分でお店を見てみると外観を見る限りものすごくフツー。



フツーどころかかなりお洒落。
もしかしてフツーのカフェになってしまったのか?
それでいいのか?SUZUKI Cafe?
一人で突っ込みを入れながらメニューチェック。

すると…。

やっぱりありました(笑)謎のメニュー。
さすが「SUZUKI Cafe」期待を裏切りません。

「汁は牛肉を煮る」



それってどんなメニューですかー??
「汁焼牛肉洋葱烤包」とあるので正確にはオニオンとジューシーな牛肉を挟んであるグリルしたパンということになるのでしょうが…。

デザートの所をみるとなぜか

「すっぱい」



……すっぱいんですか?
「オレンジムース」に「豆腐チーズ」ってありますからね、分からないでもないんですが、そんなにダイレクトに書かれても。。。
それにその上にある「チーズカボチャスープ」っていうのが、中文と英文とまったく合ってないのも気になるんですけどねえ…。

エッグタルトにいたっては「すっぱい玉子」。
いやそれは絶対腐ってるでしょう!すっぱい玉子はまずいですよ(笑)

気を取り直してやっぱり普通にドリンクにしておこうとドリンクメニューをチェック。



「抹茶キャラメル混合されます」

そうか、混合されるのか。

「イチゴ混合されます」

……。

なんだか「飛びます飛びます」の坂上二郎が浮かんでくるような気がするのはのは何故?と遠い目をしながら「抹茶混合されます」を注文したのでした。

はい、確かに混合されていました。

恐るべき「SUZUKI Cafe」。ここまでくるともう本当にわざとやっているのではないかと思わざるをえません。次は何をやってくれるのか楽しみでなりません。
ピークタワーのSUZUKI Cafeでホッと一息いれてみません?
たぶん笑えることは間違いありません(笑)

●SUZUKI Cafe
Shop P202,level 2,the peak tower
Tel2849-8484
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香港徒然草144:新しくなったグランドハイアット「JJ'S」

2006年09月25日 19時10分15秒 | 【香港】食べる
湾仔にあるデラックスホテル「グランドハイアット」。

ここの「JJ's」は、今は昔、バブル全盛期の頃、香港の本格的ディスコ(死語?)というかクラブスポットとして一世を風靡した有名なお店です。
ここで夜景を見ながら飲んで口説いたり、口説かれたり?した経験がおありの方もいるのではないでしょうか?
まあ、当時ブイブイ言わせている方がこぞって通っていた場所だったわけです。

ホテルの入口の右側にある専用のエレベーター、吹き抜けのダンスフロア、夜景の見えるカウンター席など懐かしい?バブリーな雰囲気がプンプン。穴のあいたジーンズでは入場させなかったなど高飛車なあたりもバブリーな感じでした。

しかし、SARSの騒ぎがあった頃に改装の為、一時閉鎖してしまい、長らくクローズされたままでしたが、いつの間にやら「タイ料理レストラン」として復活していました。

グランドハイアットには多くのレストランがありますが、これまで本格的なタイ料理はありませんでした。タイは香港人にも旅行先として人気が高く、タイ料理は香港で人気があります。香港におけるタイ料理レストランの数はかなりあるのですが、おしゃれな本格的タイ料理レストランとなるとなかなか数が少ないのが実情です。

そこに登場したのがこのグランドハイアットの「JJ'S」。
それまで吹き抜けのダンスエリアだった部分を改装してダイニングエリアになっています。アッパーフロアのライブバンドのエリアやマティーニバーは多少レイアウトは変わっているものの、基本的には以前と同じ雰囲気を保っています。
専用エレベーターもそのままです。

専用エレベーター

ここのシェフはバンコクのグランドハイアットエラワンから呼んできているということで、本場のタイと同じ料理が味わえるというのが売りです。

ダークブルーと黒で統一され、間接照明がムーディーな雰囲気をかもし出す店内は昼でもどことなくほの暗く、妖しい大人の雰囲気。ガラス張りの大きな窓からはホテルロビーを見下ろすような形になっています。
テーブルとテーブルの間がゆったり取られているのと、落ち着いた雰囲気から、接待用またはここぞという時のイベント向きでしょうか?


さすがに高級レストランだけあって、お値段もタイ料理としてはかなり高め。
セットランチは1人HK$240で2人分から。
オードブル、サラダ、スープ、肉、魚、野菜、ご飯もの、フルーツという内容。

アラカルトでは、春雨のサラダの「ヤムウーセン」がHK$75、トムヤムクンがHK$90、カレーの類はHK$130。ホテルの中のメニューとしてはそれ程の値段ではないですが、街中のレストランに比べるとやや高いですね。
味付けは全体的にシンプルであっさりしています。

ポメロと海老のサラダ

ここのトムヤムクンはココナッツミルクを入れない、クリアなタイプでかなり唐辛子の辛味が強め。辛さは言えば調節してくれるようです。

トムヤムクン

個人的にはココナッツミルクが入ったタイプのトムヤムクンが好きなのと、タイらしいインテリアや値段(笑)の方が好きなので、ちょっと落ち着きませんでした。(単なる貧乏人?)

でも、落ち着いた大人の雰囲気のおしゃれなタイ料理で、しかもアッパーフロアにはマティーニバーなどもあるあたり、ビジネス客だけでなく、カップル客などにはオススメです。
ここのタイ料理に誘われて、その後で上のマティーニバーで「ティラミスマティーニ(HK$90)」なんぞを注文されたら、キメに来ているかもしれませんので、要注意ですぞ(笑)

●Grand Hyatt Hong Kong 「JJ'S」
 TEL(852)2588-1234(代表)
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香港徒然草143:やっとオープン「NGONG PING360」

2006年09月22日 20時21分37秒 | 【香港】見る
香港徒然草105でご紹介したケーブルカー「NGONG PING 360」、当初は6月24日に開業の予定でしたが、いろいろとトラブルがあり、開業が延びることおよそ3ケ月。
9月18日よりやっと正式にオープンしたようです。

オープン前の試乗段階で、およそ500人が3時間近く宙吊り状態になったままというトラブルが発生したのが、開業数週間前。ゴンドラとゴンドラの車間距離を保つ設定に問題があり、ホームに入ってくるゴンドラが接触事故を起こしたのが原因でした。運営会社のMTR系列のこの会社にはあちこちから非難ゴウゴウ。
10億ドルもの投資をしている政府にも非難ゴウゴウ。

だいたい、このランタオ島周辺では気流が大変難しく、年間を通じて穏やかに晴れ渡る天気というのは少ないようです。
このケーブルカーは秒速25m(時速90km)を超えるような風の強い日には運行を中止するようですが、香港天文台の発表によれば、この周辺の地域では秒速25mを超える日が年間55日あるとかで、つまり年間のうち1.5ケ月は運行できない日があるという計算になります。
そんなのが分かっていながら建設しておきながら、トラブルの理由を風のせいにしたりしたのでさらに非難ゴウゴウ。

こんな状態でオープンし、何かトラブった暁には大変と、十分な安全確認ができるまで延期となったのでした。

このケーブルカーの建設計画が持ち上がった2002年の夏、ケーブルカーの終点にある宝蓮寺は、当初建設に反対をしていました。その理由はケーブルカーを作ることで、大仏周辺の静謐な環境が保てなくなるからというものでした。

しかしながら、もともと買い物と食事以外の観光スポットに乏しい香港では、新たな観光客誘致の為に魅力ある観光スポットを作ることが求められていました。
世界最大の野外大仏のあるランタオ島に新たに観光地を作ることで、ランタオ島への経済波及効果が大きいと踏んだ政府は、大仏のあるランタオ島にケーブルカーを作る事を決定、宝蓮寺も両手をあげて建設に賛成という立場ではないながらも、建設に対し大きく反対の立場を取ることはなくなっていきました。

「NGONG PING360」ができるまでの背景には、こんなこともあったのですね。それにしても開業に際し、何かと最初からいろいろとケチがついてしまったのが残念です。

でもって、肝心なケーブルカーの乗り心地はどうなのか?気になる所だと思いますが、私自身はケーブルカーに乗ってみて感じたのは、香港空港を眼下に見下ろし、飛行機の離発着を眺められる!という点が新鮮でした。
次から次へと離着陸をしてゆく飛行機を見るのは、飛行機マニアでなくとも楽しいもの。でも、飛行機マニアならぜひここは押さえておきたい観光地になると思います。

眼下に見えるのは香港国際空港

ケーブルカー内部には空調はありません。音楽やアナウンスも今の所ないので、ともすると25分というのは長い時間に感じることもあるかもしれません。
雲がでてきたら真っ白けになってしまって何も見えないので、できるだけお天気の良い日を選んで乗るのがポイントです。とはいえ、下界は晴天でも頂上周辺は山のお天気らしくしょっちゅう変わることもしばしば。。。

雲が出てしまうとこんな感じ

今までバスで大仏のある山の頂上までは40分以上かかっていたのが大幅に短縮されるので、気軽に行けるようになったのは大きなポイントです。
頂上には土産物屋をはじめ、スターバックス、中国茶屋、軽食店等ありますが、本格的なレストランというには少々寂しいので、せっかくここまで来たならば宝蓮寺の精進料理を堪能するのがおすすめです。

単に大仏観光なんてつまらないと感じる方は、東涌駅には今、香港ブランドのアウトレットショップが次々と登場しているので、そのあたりと組み合わせて行ってみるのもおもしろいかもしれませんよ。
東涌駅のアウトレットショップの一覧はこちらから
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香港徒然草142:ちょっとだけメンバー気分を味わえる香港競馬

2006年09月17日 11時20分01秒 | 【香港】見る
気がつけば季節はもう秋。
ここ最近は香港も朝晩はだいぶ涼しく、湿度も少し下がって過ごしやすくなってきました。

先週から香港競馬のシーズンが始まったのですが、競馬というとどんなイメージがありますか?
どうも競馬新聞を片手にもって、赤ペンを耳に刺しているおじさん(そんなの今はいないか?)が一杯いて。。という大衆の娯楽的なイメージが強いのですが、本来は紳士淑女の為のスポーツでした。

近代競馬の基礎は紳士淑女の国イギリスで確立されていますので、長年イギリス統治下にあった香港がその影響を受けないはずはありません。
香港がイギリスに割譲された直後から年1回程度、プライベートレースが行われていましたが、その後、1884年に設立された「香港ジョッキークラブ」によって運営されていくようになります。
設立された当初は、限定されたメンバーによる紳士淑女の社交場としての色を濃くしていた香港の競馬も次第に性質を変え、大衆化してきます。
1940年代に、中国からの移民人口増加に伴う住宅供給の為の財政確保に頭を悩ませていた香港政府に対し、香港ジョッキークラブは収益の3分の1を社会還元しようと寄付、香港最大の社会貢献団体としての性格も持ち合わせてきます。
現在でも香港ジョッキークラブは慈善基金をはじめ、財政面でも香港に多大な貢献をしている為、ここのメンバーであるということは非常にステイタスが高く、メンバーになりたいと希望する人が後を絶ちません。

それでも実際に香港ジョッキークラブのメンバーになるには、投票権を有する会員から入会申込書をもらい、投票権を有する会員2人を援護人、普通会員3人を推薦人にした上で、幹事委員会に提出し審査を受けねばなりません。
先に述べたように香港ジョッキークラブは非常に歴史があり、社会貢献もはたしている由緒ある団体ですので、単にお金があるだけでは入れてくれません。メンバーになるにはそれ相応の資格が要求されるという訳です。
ちなみに企業が法人会員として登録する場合はもっと審査がゆるく、お金を出せばメンバーになれるのですが、その場合、登記者が1人で期間無期限の場合で入会金がなんとHK$240万(=3600万円)!+月会費HK$1000。
月会費はよいとしても入会金の高さはやはりケタ違いです。
法人会員資格は詳しくはこちら

メンバーになれば、ステイタスはもちろん、メンバー専用の施設を使うことができます。競馬鑑賞の際にはメンバー限定のガラス張りのレストランのある観戦席から観戦することできます。
旅行者の場合などは旅行会社が主催する競馬ツアーに参加すればメンバー専用のビジターボックスで観戦することもできますが、何も高いツアー費をださずとも、一般の人でも「ちょっとだけメンバー気分」で競馬観戦を出来る方法があるんです。競馬関係に詳しい知人のOさんから教えていただいたものをご紹介します。

香港では香港島のハッピーバレーと新界の沙田(サーティン)の2ヶ所に競馬場があり、ハッピーバレーが主に水曜日のナイトレース、沙田が土曜または日曜のデイレースとなっています。
せっかくの気持ち良い秋なので、ここではデイレースを鑑賞できる沙田の競馬場の施設をご紹介。


沙田の競馬場

沙田の競馬場の4Fにある「百合廰 (Pak Hop Restaurant)」は事前に申し込んでおけばメンバーでなくとも利用できる中華料理レストラン兼鑑賞エリアです。
基本的には事前に申込をしておき、当日専用の窓口で受付&支払いを済ませます。入場にあたっては日付の入ったレストラン専用の入場シールをくれますので、これを服の上から見える所にはっておきます。



1人HK$278の料金にはHK$238 ぶんの飲食代と、ここの入場料HK$40が含まれています。
つまり、まるまるHK$278が入場料としてとられるわけではなく、その大半はレストランでの飲食代にあてることができるので、ゆっくり中華料理を堪能しながら競馬を観戦する上ではもってこい!
レストランのレベルも一定以上を保っていますから、純粋に食事を楽しむことができます。
しかもレストラン内には専用の馬券売り場が沢山あって空いているので、並ぶこともほとんどありません。
ギリギリまで検討して直前で馬券を購入ということも可能です。
店内にはモニターが多数おかれ、馬の様子とオッズが発表されています。主にはこのモニターを見ながらレースを楽しむわけですが、実際に屋外に観戦したければ専用のバルコニーに出て鑑賞できます。


店内。モニターを見る目は真剣。

レストラン内の専用券売窓口

週末の午後にゆったりと食事をしながら楽しむ競馬は、従来の競馬のイメージと異なり、ギャンブルにあまり興味のない人でも楽しめそうです。賭け方によってはものすごい配当がでる香港の競馬。
爽やかな秋の気配を感じながら競馬を楽しむというのもたまにはいいもんですよ。

沙田競馬場 Pak Hop Restaurant申込詳細はこちら
最低2人から。18歳以上の年齢制限&ドレスコードあり。申込時にクレジットカードでのギャランティーが必要です。
ハッピーバレーにも同様にレストラン&プランはありますが、レストラン名と料金は異なります。
詳しくは香港ジョッキークラブのサイトで確認してください
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香港徒然草141:ランガムプレイスホテルのオリエンタルアフタヌ-ンティーセット

2006年09月13日 22時11分33秒 | 【香港】食べる
香港の下町、旺角(モンコック)に突如として現れたノッポビル、それがランガムプレイス(Langham Place)です。
ここには大型ショッピングセンターをはじめ、ランガムプレイスホテルが入っています。


香港はその昔、啓徳空港だった時代には飛行機の離着陸の関係で高層ビルの建築がいろいろと制限されていました。
それが現在の香港国際空港に移ってからはこうした制限が撤廃されてきて、次々と高層ビルが建っています。旺角のこのランガムプレイスもそうした規制撤廃と旺角再開発プロジェクトの恩恵を受けて登場したビルなのです。

さて、このランガムプレイスホテルには香港徒然草48でご紹介したチュアンスパや香港徒然草66でご紹介したスケスケバスルームなどいろいろと話題は豊富な施設がそろっているのですが、実はここのラウンジもけっこういけるんです。

ランガムプレイスホテルのロビーフロアの1つ上にある、「Portal Work and Play」ラウンジではその名の通り、ラウンジでゆっくりくつろぎながら仕事するもよし、遊ぶもよしというコンセプトの下、無線LANが張り巡らされています。

ホテルオフィシャル写真より

ホテルゲストは自分のコンピューターを持ってくれば、無料でラウンジで無線LANが楽しめる仕組みになっているのです。
実はこのラウンジだけでなく、ランガムプレイスホテル内のどこでも無線LANが使えるようになっています。ホテルゲストは無料、ホテルゲストでない場合は、ビジネスセンターでIDを購入(HK$120/24時間)すれば誰でも使えます。
意外とすいているので商談にも向いています。ゆったりとしたラウンジスペースが少ない旺角エリアでは結構貴重な存在かもしれません。

そのほか、商談に縁のない人でも、ここのアフタヌーンティーはちょっと変わっているのでお勧めです。

普通、アフタヌーンティーというと、イギリス式の2段または3段の銀のトレーにサンドイッチやらスコーンやらケーキなどが乗っているというのをイメージしますが、ここにはそうしたアフタヌーンティーセット以外にオリエンタルアフタヌーンティーセットというのがあるのです。

注文するとなにやら木箱のようなものが運ばれてくるので一瞬ドキッとしますが、蓋をあけ、扉をあけると中から次々と点心やスイーツが出てきます。
乙女心わしづかみの心憎いプレゼンテーションです。
これなら旅行者はもちろん、普通のアフタヌーンティーに慣れ親しんだ在住者でも楽しめるはず。



蓋付のせいろに入った点心類、スイーツも香港風にエッグタルトやマンゴー系のデザートを中心に洋風のデザートも数点。ボリュームも申し分ありません。



もちろん西洋風のアフタヌーンティーもあります。
こちらは床置き式の大きなスタンドに乗ったものが運ばれてくるので、通常のこぢんまりとしたトレーを想像しているとちょっとびっくり。


こちらは西洋式アフタヌーンティー
スコーンにサンドイッチ、焼き菓子にケーキ類といった、ごくスタンダードなアイテムです。スコーンのおいしさでいえば、個人的にはペニンシュラとマンダリンに軍杯があがりますが、それでも基準はクリアしていますし、何より値段を考えればお徳感たっぷり♪

西洋式、東洋式のどちらのアフタヌーンティーセットも2人分のお茶がついて平日HK$199+10%。土日はHK$229+10%と少し高くなります。

普通のアフタヌーンティーセットに飽きた方にぜひおすすめしたい「オリエンタルアフタヌーンティーセット」ぜひいかがですか?

●Langham Place Hotel(朗豪酒店)
「Portal Work and Play」ラウンジ
Monday - Sunday 10:00 am - 01:00 am
電話 (852) 3552 3232
*アフタヌーンティーは15:00-17:30の間、提供
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香港徒然草140:ESPA の2000ドルのトリートメントの価値

2006年09月10日 23時56分18秒 | 【香港】きれいになる
このブログへたどり着くきっかけとしてのキーワード探索で、意外と多いのが「ペニンシュラのスパ」。
香港徒然草106でペニンシュラ香港に新しくできたスパの施設はご紹介ずみなのですが、肝心のトリートメント内容について触れていなかったので、今回はペニンシュラ香港のスパのトリートメント内容についてご紹介します。

ペニンシュラ香港のスパは自他共に認める、超高級ホテルに入っているスパですし、ESPAというこれまたブランドネームがありますので、他のホテルと比べても高めに設定されています。
フェイシャルやボディーは50分でHK$940からあるのですが、メニューの多くが1時間50分でHK$2000となっています。
2000ドルの価値はどこにあるのか?ここがポイントです。
シグニチャーボディートリートメント1時間50分 HK$2000を例に見てみましょう。

まず7Fのレセプションエリアに行くと、おしぼりと共にカルテへの記入を求められます。カルテはこちらが日本人だと分かれば日本語の書式のものを用意してくれます。このあたりの気配りは高いだけあって、ばっちり。記入が終わったら、受付の人の誘導で更衣室へ。

更衣室はフィットネスクラブの更衣室とスパの更衣室が分かれていますので、スパの更衣室を使います。
ロッカーの中には、厚いタオル地でできたスパのロゴの刺繍入りスリッパと、ワッフル地のバスローブ、紙製の下着が入っています。
更衣室内の化粧室のアメニティは少なく、ブラシとスプレー、綿棒程度だし、ロッカー内にもアメニティーはほとんどありません。

着替え終わると再び受付に戻り、案内者の誘導で9Fのスパフロアへと移動します。
スチームサウナとドライサウナ、シャワーのあるエリアに案内され、ここでサウナとシャワーを十分堪能した後、お隣の休憩室でエステティシャンが迎えに来るまでのんびりします。
ペニンシュラスパのドライサウナはなんと、外が見えます。

シャワーブースは1台しかありません。ただし、シャワーはボタン1つで赤いライトが点滅する中レインフォレストシャワーを浴びられる機能、6ケ所からジェットシャワーが噴出してくる機能、冷たい霧が出る機能などがあります。
シャワールームには大抵、自分で水を飲めるよう飲料マシンがあったりするのですが、さすがにお高い値段をとるだけあって、そんなケチなことはしません。
エビアンをボトルでどーんと用意(笑)。

お隣の休憩室には電動でリクライニングが調整できるベットが7台。ドライサウナルーム同様、休憩室からもビクトリアハーバーの素晴らしい眺めが堪能できるようになっています。休憩室内には自家製のマンゴーヨーグルトドリンクと、ベリースムージー、フレッシュオレンジジュースがボトル入りで用意されています。

お迎えのエステティシャンが来た所で、トリートメントリームへ移動。
トリートメントルームもまたまたハーバービュー。
料金の中にはこのビクトリアハーバーの景色代がかなり含まれていると見て間違いありません(笑)

とりあえず、室内の椅子に座って、足湯からはじまるのですが、その際にエステティシャンがお茶を入れてくれます。お茶の種類は3種類ほどあるので、実際に匂いをかいで好きなものを入れてくれます。茶器は中国風ですが、入れ方は中国茶道とは程遠い、「なんとなく中国茶」。
まあ、本来の仕事がエステティシャンであって、お茶を入れることではないですからね、仕方ないといえば仕方ないのですが、目の前でお茶を入れることにこだわるのならば、ぜひもっときちんとした淹れ方にもこだわってもらいたいものです。

さて、マッサージ効果の為に、石が入れられたお湯に足をつけると、バスソルトを入れ、その次に体のバランスを整える為に云々といいながら、7種類の石を入れ始めます。そして鐘をチーンとやってその波動を水に伝えるのだそうですが、このあたりは効果の程は???
信じている人には効くかもしれませんが、やや胡散臭さが漂うのは否定できません。

生のしょうがをすりおろしたものと、スクラブをまぜて足のマッサージをしてくれますが、このマッサージはしょうがの効果でポカポカしてきて気持ちいいです。

無事足マッサージもどき?が終わって、いよいよボディトリートメントへ。
ペニンシュラ自慢の電動ベットは人肌の温度に調整され、ほんのり温か。

お茶を飲みながら事前に匂いをかいで好きな方を選ばせてくれていた、ESPA特製のスクラブ入りボディオイルで表も裏もくまなく、ゴシゴシされます。
スクラブが終わるととりあえず、1回目のシャワー。
シャワールームとトイレはトリートメントルームの中に併設されていますので、わざわざ外に出なくて良いため、楽ちんです。

スクラブが終わると今度は温めた石を使ってのマッサージ。
マッサージが終わるといろいろブレンドされた特製泥パックで全身パック。
泥パック中は頭のマッサージをしてくれます。
マッサージが終わると2回目のシャワー。
そして、やっとフィニッシングオイルを塗られて終了。

トリートメント終了後は再び休憩室に戻ってのんびり。
ベットに付属のヘッドフォンでヒーリングミュージックを聞くもよし、外の景色を眺めるもよし。
ただし、帰りは適当なタイミングで7Fに自分で戻らなければなりません。
ほっておいてくれるのはありがたいのですが、何か用があったり、質問があっても誰に聞いたら良いかわからないし、廊下にも人はいないし、やや不親切かも。
更衣室で着替えた後は受付で支払い。トリートメント後にアンケート記入などもありません。やりっぱなしの感はぬぐえません。

スパ内の廊下

サウナ室からビクトリアハーバーの素晴らしい眺めが堪能できる、休憩室のベットがちょっと豪華、使用している化粧品がESPAのプロダクトである、予約をゆったりと取っているので人が少なくて落ち着いているという点以外は正直、他のホテルのスパとの違いが見出せません。
サービスに至っては、確かに丁寧ではあるけれど、全体的に見て、感動するほどの決め細やかさがあるとも言えず、やや特徴不足かもしれません。

ペニンシュラのスパの値段には、トリートメントやテクニック以上に、知名度と景色代、ペニンシュラでスパを体験したという優越感や高揚感といった、要素がかなり含まれているといえます。

フェイシャルは一切なく、ボディートリートメントのみで、約2時間HK$2000也。
これを高いとみるか、安いと見るかはその人の期待値にかなり左右されそうです。
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香港徒然草139:露天風呂のあるホテル

2006年09月05日 19時53分50秒 | 【香港】泊まる
香港でゆったりとした深いお風呂につかるのが困難なのはすでに香港徒然草86でご紹介した通りなのですが、秋風が吹く頃になってくると、やっぱり「温泉」が恋しくなってくるもの。

あまり宣伝されていないので知られていませんが、実は香港で「露天風呂」のあるホテルがあるんです。

香港から深セン、廣州方面へのゲートウエイトなるKCRホンハム駅に隣接するホテル「ハーバープラザメトロポリス(Harbour Plaza Metropolis)」

ハーバープラザメトロポリスホテルオフィシャル写真より

中国出張の多い単身者などが長期滞在アパートとして利用している事も多く、日本人でもここに常駐している方は意外と多いようです。

さて、そのハーバープラザメトロポリスホテルは、基本的に今流行りの「シャワーのみ」の客室が多いのですが(もちろんバスタブ付の部屋もあります)、ここのバルコニー付ルームで露天風呂がenjoyできます。

最初この部屋を紹介されたとき、「ほら日本人が喜ぶバスタブだってあるのよ!」とホテルの人に得意気に言われたのですが。。。。

........。バスタブって、これですか?



バスタブがあるといっても屋外。ある意味で露天風呂?
一見、五右衛門風呂風だけれど、下にお釜はないから、単なる屋外の風呂桶か?
しかも階段を使わないと風呂桶に入れないし、やたらと風呂桶深いし。
ほとんど気分は座棺。
気をつけて入らないと滑って急所を打ちそう。。。

一応、隣との仕切りはあるものの、正面は開けっぴろげ。
つまり、裸で入ったら丸見えじゃん!
でも、風呂だからいいのか??

そういえば、中国に行くと温泉では皆さん水着で入ってましたっけ。
温泉というよりも温水プライベートジャグジー?と捉えた方がいいかもしれません。

ホテルのオフィシャルフォトを見るとかなり笑えます。


風呂桶に花びら浮いているし、机の上には日本酒の一升瓶!となぜか白バラの花束(爆)。
椅子の上に置かれた浴衣といい、照明といい、いかにも「和風」をかもし出しているけれど、どことなく「日式(=日本風のパチもの)」な雰囲気がプンプン。

とりあえず裸を見られても自信のある方、または水着で入ることに抵抗のない方にはおすすめです。

露天風呂につかりながら香港島の夜景を見るなんていうのもちょっとオツなもんですよ。

●Harbour Plaza Metropolis Hotel
7 Metropolis Drive,Hunghom,Kowloon
電話(852)3160-6888 ホテルウェブサイト
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香港徒然草138:香典返しに見る考え方の相違

2006年09月01日 20時40分51秒 | 【香港】風水・縁起
最近、同僚のお父さんがなくなって社内でお香典を渡す機会がありました。
以前にもそうした機会は何度かあったのですが、お香典返しをもらった際にふとした違いに気づきました。

日本では御霊前、御仏前とかかれた不祝儀の袋にお金を入れますが、こちらの場合は基本的に白い封筒に入れるようです。
金額が日本では数字でのタブーがないのに比べ、こちらでは必ず奇数になるようにお金を入れます。
これは偶数が慶事に使われる数字の為、不祝儀では必ず奇数を使うようです。

それほど大きな金額を包むことは少ないので、だいたいその人との関係によって包んでいるようですが、HK$101を基準に、HK$51とかHK$21とかが相場のようです。HK$100札は赤色なので、気にする人は緑色のHK$50や青色のHK$20などにくずして入れたりします。

実際に葬儀場に行った場合はその場でもらってきますが、そうでない場合などには初七日以降に香典返しが配られます。

一般的な香典返しはこんな風に「吉儀」と書かれた袋に、折りたたんだペーパーティッシュ(こちらではハンカチの代わり)、飴玉、そしてHK$1が入っています。


一般的な香典返し

ハンカチ代わりのティッシュは涙を拭くためのもの、飴玉は甘さで悲しみを和らげる為だそうで、どちらも家に帰る前に必ず使わなければなりません。そして一緒に入っているHK$1で家に帰るまでに飴でもガムでも買うなどして使わなければなりません。
日本で言う所の「お清め」みたいなものですね。

ところが、亡くなった方がご高齢だった場合などは、不祝儀ではなく、おめでたいこととして捉える為、香典返しもしばしばこのような真っ赤な袋に入れられてくることがあります。


香典返しの違うパターン

このケースでは袋の中には涙を拭くためのティッシュは入っていません。悲しいことではなくおめでたいことだから、ということなのですが、代わりに「緑の葉っぱ」と「赤いひも」が入っています。
同僚に聞くと、どちらも「長寿」を意味するのだとか。
ご高齢者の場合は、その長寿を祝って、長寿のおすそ分けをする意味が強くなるようです。
その場合でも甘いお菓子とHK$1は必ずお約束のようです。(今回は飴玉代わりのチョコはありましたが、袋に入らなかった為、別に手渡されました。)

日本の香典返しと違い、どんな金額であってもお返しは皆一緒で、内容もあっけないぐらい、いたってシンプル。これならば、香典返しであれこれ悩む必要もなく、ある意味では楽なシステムかもしれませんね。

日本でも地域によっては高齢者がなくなる場合はおめでたい事として扱うこともありますが、それでもさすがに香典返しに、みるからにめでたい赤い袋を使うことはほとんどないはず。

日本が塩を添えて「清める」のに対し、こちらでは甘さで悲しみを和らげて「清める」という発想。香港の方がどことなくカラッとした雰囲気が漂うのはメンタリティの違いなのでしょうか?

お香典を渡すという体験は、暮らしているからこその体験でもあるのですが、日本と香港での死生観の違いや、儀礼に対するお返しの仕方で文化の違いを垣間見て、いろいろ考えさせられる瞬間でもあったりします。
やはり冠婚葬祭というのは改めてその土地や民俗の文化が強く反映されてくるものなのですね。
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