『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ125450

2014年06月22日 | 液化塩素車
3ヶ月ほど掛けてタキ1900のタキ1125**をご紹介してきましたが、昨年タキ43000のご紹介の時に後回しとなってましたタキ5450をご紹介してゆきたいと思います。これまでタキ1654**→タキ1354**とご紹介してきましたので、今回はタキ1254**のご紹介となります。

まずはタキ125450からどうぞ。


(タキ125450 2007年9月2日 稲沢駅にて)

車票には赤丸がありますので、安治川口への返空車です。返送元は四日市辺りだと思われます。

タキ125450は関西化成品輸送車となっていますが、元は徳山曹達車です。六角形の社紋板が残されており、徳山曹達の名残を留めています。

徳山曹達車の多くは、後に関西化成品輸送に移籍していますが、移籍だけで無くそれまでも見た目の出入りがあったようです。
昭和55年の常備駅の駅名改称と平成6年の社名変更です。

駅名改称は、周防富田駅が改称され新南陽駅になっています。社名の方は、徳山曹達がトクヤマとなっていて社紋のデザインも変わりました。

積荷標記は「液化塩素専用」とだけ書かれてますが、本車は航送可能な車として製造されていたので、元々は(航送用)が書き加えられてました。とは言っても、昭和63年(1988年)に青函連絡船・宇高連絡船が廃止となってしまうと、航送そのものが物理的に不可能となってしまい、その後は航送の有無を掲示する必要が無くなってしまいました。

次回もタキ1254**です。


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