『タキ10450』のタンク車を追いかけて

専貨がほぼ全滅した今、2004年頃から撮り始めたタンク車の型式写真を紹介していきます。

タキ37789

2024年04月21日 | カセイソーダ液車
東京の桜はすっかり散ってしまい、今はつつじが色とりどりの花を咲かせています。

今回も東亜合成車、タキ37789です。


(タキ37789 2008年8月3日 昭和町駅にて)

積荷は「カセイカリ液」です。
手摺りは従来と同じスタイルの造りです。踏み板はまだ保安強化型ではありません。
この車のS字管は、文字通りS字処理されています。
ちょっと見え辛いですが、常備駅は伏木だったものを昭和町に書き替えられていますね。

次回も東亜合成車です。
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タキ37788

2024年04月18日 | カセイソーダ液車
今年のGWは福島県を旅行することにしました。
ばんえつ物語を見る機会は無さそうですが、会津若松や郡山でちょこっと鉄活動してくる予定です。

今回はタキ37788です。


(タキ37788 2005年6月4日 昭和町駅にて)

タキ7750ばかりが留置されていました。
踏み板は保安強化型ではありませんが、手摺りは少し頑丈な作りとなっています。
この位置からだと、S字管がS字になっていないのがよく分かります。
撮影した当時の常備駅は伏木でしたが、その後昭和町に移動したようです。


(タキ37788 2008年10月13日 昭和町にて)

こちらは3年後の画像。
常備駅は、伏木が消されて昭和町に書き替えられています。
1文字多いので、小さめに書かれていますが、標記書きのプロが書いたようには見えません。
この車の積荷標記は「カセイカリ専用」ですね。「液」はつかないようです。
カセイカリとカセイカリ液とどう使い分けしていたのでしょうか?

昭和町の東亜合成の荷役場は、天気が良い日の朝は超順光で、架線もなくて素晴らしい形式写真が撮れたものです。
撮影に訪れていた頃は、タキ7750とタキ7050しか見ることが出来なかったのですが、東亜合成のタキ4200なんかも出入りしていたようです。

次回も東亜合成車です。

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タキ37787

2024年04月07日 | カセイソーダ液車
昨日は嫁と一緒に目黒不動尊の周辺を散策して、かむろ坂の桜並木を見てきました。
ごった返すような人出ではありませんでしたが、桜を楽しむ人がそこそこ居ました。

今回はタキ37787です。


(タキ37787 2005年4月9日 昭和町にて)

2位側の画像です。
塗装がハゲた箇所を上塗りしたようで、積荷標記は「液」のところで切れて「専用」とか「侵81」標記が消えてしまっています。
一番右端にあるはずの形式標記も消えています。
踏み板は保安強化されたタイプです。液出管・空気管は側梁近くでS字処理されず、真っ直ぐな処理になっています。
台車はTR225ですが、落成時からなのか?履き替えられたのでしょうか?

この画像から約3年後に捉えた画像はこちら。


(タキ37787 2008年1月27日 名臨東港駅にて)

同じく2位側の画像です。
以前は塗り潰されていた積荷標記の一部や形式標記は後書きされていますが、素人感のある字体です。
今度は、左端の常備駅標記の塗装がハゲていて、塗り潰しさえされていません。
最末期の東亜合成車は、塗装の仕方を変えたのか?塗料が変わったのか?キセの塗装のハゲた車を度々見掛けることが多くなっていました。

次回も東亜合成車です。
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タキ37786

2024年04月04日 | カセイソーダ液車
昨日今日で桜が一気に開花してどの桜も7~8分咲きとなっています。
なのですが、桜の季節は春雨の季節でもあり、この週末も天気には恵まれないようです。

今回はタキ37786です。
まずは1位側の画像から。


(タキ37786 2008年9月21日 名臨東港駅にて)

この車のS字管は、ちゃんとS字処理されています。
曇天の日だったので、手摺りの状況が良く分かります。
タンク体の手前と向こう側とに手摺りを渡してあり、斜めの支持もあって頑丈に作られています。
踏み板は保安強化版ではなく、従来の華奢なスタイルです。
保安強化への移行する過渡期に作られた車のようです。

こちらは2位側の画像です。
真正面から撮っています。


(タキ37786 2008年11月3日 昭和町にて)

踏み板は、液出管がある左側が長めに作られています。
ハッチの左横に安全弁らしきものがあり、その分配管が車端側へ寄っているため、踏み板も左側が長めになったのでしょう。
キセの塗装の剝がれも無くて割とキレイな姿です。

次回も東亜合成車です。
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タキ37785

2024年03月31日 | カセイソーダ液車
今日で3月も終わりです。明日からは新年度が始まり、新入社員が入社してきます。
こうしてまたひとつ年次を重ねてゆきます。

今回はタキ37785です。


(タキ37785 2006年6月4日 昭和町にて)

昭和町駅の奥側の東亜合成の荷役線にいました。
こちらは1位側です。
台車はTR41のままです。
保安強化された踏み板がゴツイです。

2位側の画像もあるのでこちらもどうぞ。


(タキ37785 2008年12月13日 昭和町駅にて)

キセの薄い鉄板への塗装の食い付きが良くないようで、ところどころ塗装がハゲて薄板の地肌が見えています。
形式標記の辺りはほぼほぼハゲてしまって、タキ7750と分からないようになっています。

最末期の東亜合成車は、名臨線内の輸送に従事し、検査以外ではJR線には出てこない運用でした。

次回も東亜合成車です。
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タキ37782

2024年03月25日 | カセイソーダ液車
2024年度も残すところ1週間を切りました。
学校は春休みのようで、いつもなら私立に電車通学する学生も居らず、心なしか空いているように思います。

今回から東亜合成車のご紹介がしばらく続きます。
まずはタキ37782から。


(タキ37782 2007年2月18日 昭和町駅にて)

キセがだいぶカサカサした状態ですが、継ぎ目も無く、パッチ当て補修跡も無く、すっきりした印象です。
東ソー車と同様に、この車もS字管の処理がおもしろいです。
踏み板は保安強化されていて、脚は無くて踏み板そのものが脚代わりとなっています。
踏み板に切り欠きがあって、そこにS字管が通してあります。
台車はTR225に履き替えられているようです。
積荷標記は「カセイソーダ液 及び カセイカリ専用」と、やたら長くなっています。
側ブレーキの掴み棒の間にも標記があり、標記を書き込む際は掴み棒が邪魔して書きにくそうです。

次回も東亜合成車です。
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タキ37776

2024年03月20日 | カセイソーダ液車
間もなく桜が咲く頃かと思いますが、ここ3日ほどは寒い日が続いていてほんとに開花するのかしら?と思ってしまいます。
とは言え、公園の桜はつぼみが膨らみつつあります。

今回は東ソー車のタキ37776です。


(タキ37776 2008年5月4日 酒田港にて)

日本海側の専貨が終焉した後に東北東ソーの構内に留置されていました。
この車もS字管の処理がおもしろいです。
それと、側ブレーキを操作する際に作業員が掴む棒が、通常はタンク体から支持を取っているものが、側梁に取り付けた長方形の鉄板に掴み棒が取り付けられています。
余り見掛けない処理ですが、タンク体から支持を取ったことで不具合でもあったのでしょうか?
各標記類のフォントはポップ調になっています。

次回から、しばらく東亜合成のタキ7750が続きます。
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タキ37765

2024年03月16日 | カセイソーダ液車
暖かい日が時々あり、もう春も近いですね。

今回はタキ37765です。


(タキ37765 2007年5月3日 秋田港駅にて)

この車もS字管の処理がおもしろいです。
液出管は直線処理です。


(タキ37765 2007年5月4日 秋田港駅にて)

標記類のフォントが変わってます。
東北東ソーを拠点にしていた車のうちの何台かは、ポップ調のフォントになってました。

この車のキセはあちこちでパッチ当ての補修がなされています。

もう1車、東ソー車をご紹介して、その後は東亜合成車が続きます。
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タキ37752

2024年03月12日 | カセイソーダ液車
3月も中旬になり、年度の変わり目で送別会やら慰労会やらが続きます。
こんな時期なのに、歯痛で抜歯するはめとなり今日抜歯してきました。
歳をとっても美味しくメシを食いたいので歯だけは大事にしたいです。

今回はタキ37752です。


(タキ37752 2008年3月1日 中条駅にて)

撮影日からお分かりの通り、日本海幹線から専貨が終焉を迎える直前に捉えたものです。
こちらは1位側です。
S字管の処理がおもしろいですね。
左側の空気管はS字処理で、右側の液出管は直線処理です。


(タキ37752 撮影日撮影場所同じ)

液出管側の画像がこちら。
車票は赤丸があり、中条から酒田港への返空車です。


(タキ37752 撮影日撮影場所同じ)

中条駅での編成替えを見て撮影を一通り終え、線路脇から反対側も撮影しています。
こちらは2位側です。
キセのツギハギ補修も少な目で割とキレイな個体でしたが、専貨終焉には如何ともし難く、撮影からほどなくして運用離脱しました。
離脱後も、酒田港の東北東ソー構内に集結していたはずですが、撮影出来る場所には居なかったようで未撮影です。

次回も東ソー車です。
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タキ37751

2024年03月05日 | カセイソーダ液車
16番の模型の話しですが、先日予約注文していたトラムウェイのタキ7750が届きました。
以前ご紹介した、タキ17763を含む側梁のないタイプを製品化したもので、中々マニアックな車をリリースしたものだと感心しています。

今回も東ソー車です、タキ37751です。


(タキ37751 2009年4月30日 酒田港にて)

酒田港発着の専貨が終焉した後、解体されずに東北東ソー構内に集結していた車群にいました。
手前の雑草が邪魔して、足回りがよく見えないダメダメ画像で恐縮です。

踏み板は網目ではなく板状ですね。
日本海側等、降雪エリアのタンク車の踏み板は、雪が積もらないよう抜けのある網目になっている、と言うことを聞いたことがありますが、東ソー車は必ずしもそうではないようです。
向こう側に連結されているタキも、踏み板は板状ですね。
ドームがあるのでタキ4200のようです。

東ソー車があと3両続いて、その後は東亜合成車が続きます。
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