情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

国内仕様のVine Linux 5がリリース

2009-09-13 17:39:40 | Linux
匠技術研究所
国内仕様のVine Linux 5がリリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
国内仕様のVine Linux 5がリリースされています。日本語環境を整えるのは、やはり日本語をよくわかった日本人が取り組むに限ります。Vine Linuxは国産配布仕様です。以前はTurboLinuxも日本語対応が訴求点でしたが、会社の株主の変化もあり、今は日本語というより中国語圏およびアジア圏がターゲットになっています。

インストール直後から、日本語をしっかり使うことができる配布仕様は、実用的です。OpenSolaris上のVirtualBoxでたった今起動しましたが、まず桜の美しさがすばらしい。



ひきつづき紹介していきます。

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VirtualBox 3.0.6がリリースされました

2009-09-13 11:04:09 | オープンソース
匠技術研究所
VirtualBox 3.0.6がリリースされました


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Sun xVM VirtualBox 3.0.6がリリースされています。安定化のための改善に加え、待望のWebコンソールがリリースとなっています。

VirtualBoxの最新情報(英文)はこちら
(*)日本のSunの情報は古く2.0の案内のままです。(2009年9月14日現在)

VirtualBoxはコマンドライン・インターフェースでほとんどの操作が可能になっているので、Linux、UNIXの経験があれば大変便利に使うことができます。一方Windows Serverの仮想レイヤーVirtualServerのようなWebでの管理コンソールはやはりあると便利です。

早速近日中に試してみます。


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OpenSolarisのBrandZ/ZONEで仮想OpenSolaris

2009-06-30 08:25:54 | 仮想サーバー

OpenSolarisのBrandZ/ZONEで仮想OpenSolaris


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisには準仮想型基本ソフト実行機能BrandZ(Solaris ZONEのOpenSolaris版)を備えています。OpenSolarisをプラットフォームとしていろいろなサーバーを立ち上げて、ソフトウエアの開発や評価試験を行います。

仮想PC実行方式は準仮想型以外には完全仮想型がありXen,VMWare,Hyper-V,VirtualServer,VirtualBox等いろいろなものがあります。

準仮想化方式では基本的に親となる基本ソフトが動作します。同じ数の仮想PCを動作させる場合は、完全仮想化方式より効率よくコンピュータ資源を使うことができます。準仮想化のほうが完全仮想化よりもRAMの消費量も、ディスクの消費量も少なくてすみます。

OpenSolaris/BrandZは準仮想化方式でOpenSolarisとLinux/CentOSを実行することができます。準仮想化OpenSolaris/BrandZではWindowsを動かすことはできません。

最終目標は、OpenSolaris上で複数のOpenSolarisとLinux/CentOSを稼動させることです。とりあえず、OpenSolaris上のZONEでOpenSolarisの起動まではできました。

■準仮想化OpenSolaris/BrandZ(ZONE)


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OpenSolaris:VirtualBox 2.1のLAN設定が楽に

2008-12-19 16:27:22 | オープンソース


OpenSolaris:VirtualBox 2.1のLAN設定が楽に


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisとVirtualBox2.1.0を試しています。2008年12月17日にSUNが提供する無償の仮想PCソフトウエア、VirtualBoxが2.1.0にバージョンアップしました。

早速VirtualBox 2.0.6から2.1.0へ移行を行いました。移行のポイントは、

1)VirtualBox2.0.6関連パッケージ二つを削除
VirtualBox 2.1.0のReadMe.txtの「Uninstall」を参考にします。

2)VirtualBox2.1.0をインストール
VirtualBox 2.1.0のReadMe.txtの「Install」を参考にします。

インストールの経験があれば、問題なく終わります。

とても楽になったのは、仮想PCのLANインターフェイスをホストインターフェイスに結合する点です。これまでと違い設定で

割り当て:ホストインターフェイス(を選択)

とすることで、ホストと同一LANに接続することができます。これにより、仮想PCをホストと同じネットワークにするための複雑な設定は不要になりました。

OpenSolarisと同じことがLinuxホスト上でもできるのであれば、とても便利になります。

VirtualBox 2.1.0変更の詳細は以下のページをご覧ください。
VirtualBox2.1.0の変更点一覧(英文)へ

VirtualBoxのダウンロードサイト(英文)へ

このブログ内のVirtualBoxの記事へ


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3.1 Beta 2上で行いました。


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VirtualBoxが2.1.0にバージョンアップ

2008-12-19 12:33:03 | オープンソース


VirtualBoxが2.1にバージョンアップ


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
SUNが提供する無償の仮想PCソフトウエア、VirtualBoxが2.1にバージョンアップしました。

ネットワーク部分が改善されているようなので、週末に試してみます。
特にLinuxでは外部LAN接続にTAP/TUNを使う必要が無くなり、設定が簡単になったようです。

また、VMDK、VHDのままスナップショットが取れるようになったので、VMwareやVirtualPC/Virtual Server用のディスクイメージをそのまま運用に使うことができるようになります。

変更の詳細は以下のページをご覧ください。
VirtualBox2.1.0の変更点一覧(英文)へ

VirtualBoxのダウンロードサイト(英文)へ

このブログ内のVirtualBoxの記事へ

■OpenSolaris上のVirtualBox2.0.6でUbuntu8を起動



(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3.1 Beta 2上で行いました。


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OpenSolaris:リリースの表示と活用の目処

2008-12-12 07:01:44 | オープンソース
OpenSolaris:リリースの表示と活用の目処


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisのリリースの表示は以下のコマンドになります。

takumi@opensolaris:~$ uname -a
SunOS opensolaris 5.11 snv_101b i86pc i386 i86pc Solaris

takumi@opensolaris:~$ cat /etc/release
OpenSolaris 2008.11 snv_101b_rc2 X86
Copyright 2008 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved.
Use is subject to license terms.
Assembled 19 November 2008

週末は、VirtualBox上の仮想マシンのLANインターフェイスをホストOSのOpenSolarisのLANインターフェイスと結びつけることを試みます。それができれば今実現したいことのほとんどができます。

事務所内のファイルサーバーおよび、WindowsXP端末の仮想化のホストOSとして期待しています。仮想システムは大きなファイルを取り扱うので、バックアップなど運用に耐えうる仕組みづくりが不可欠です。段階的にファイルサーバーとして一台、仮想マシンサーバーとして一台を作り、事務用のWindowsXP、Ubuntuをホスティングします。

同様のことを実現するために、Linux、FreeBSDを含め検討してきましたが、OpenSolaris 2008.11の安定性に期待するところ大です。

小規模事業者のシステム集約の推進を実現するには「安定稼動が一番」です。ユーザデスクトップとしてのWindowsXP、Ubuntuを止まらないハード基盤、OS基盤、かつ安定したファイルシステム上に集約することで、同一環境を長期間に渡り利用することができます。

もちろん、大企業やデータセンターではもはや仮想化無しでは計画できないところまで来ています。匠技術研究所では2003年より中小企業のお客様に仮想サーバのホスティングを提供してきました。企業内システムもWindows Serverと仮想技術をベースとする仕組みで稼動しています。仮想化により目的機能を実現するシステム設計が簡明になるメリットがありますが、一方で運用には従来とは異なるノウハウが必要とされます。

景気低迷が続く中、ITシステムのコストダウンと情報セキュリティ対策の簡明化が求められています。それを実現するテクノロジーが「仮想化」と「安定稼動」です。OpenSolarisを知り始めたことでWindows Server以外の小規模ソリューションがオープンソースで具体化できる目処がつきつつあります。

(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


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OpenSolaris:VirtualBox上のUbuntu8リソース

2008-12-08 08:38:51 | オープンソース
OpenSolaris:VirtualBox上のUbuntu8リソース


OpenSolarisを試しています。OpenSolaris 2008.11版上のVirtualBox上で二つのUbuntu 8.04 LTSを起動しています。

■OpenSolaris上の二つのUbuntu 8.04 LTS(拡大可)


■OpenSolaris上の二つのUbuntu 8.04 LTSのリソース表示(拡大可)
どちらも正しく以下のハードウエアを認識しています。
AMD Athron 64 X2 Dual Core Prosessor 4200+
左側のUbuntu 8.04 LTSは起動後アップデートをかけているので、カーネルとGNOMEが新しくなっています。



左側はVirtualBoxが提供するUbuntu用の「Guest Additions」をインストールしています。右側は素のままです。左側の方が「Guest Additions」の影響かCPU負荷が低くなっています。左側の方がメモリー使用量が多いのは、Firefoxを起動している影響だと思います。

Ubuntuを二つ立ち上げてもホスト、ゲストとも安定しています。意識的に終了しない限りフリーズしません。操作中にいつ止まるかとどきどきする必要もありません。ホストOSのOpenSolarisは4Gの物理メモリーを持っているので、まだメモリーに余裕があります。

技術的詳細は、以下のサイトに掲載していきます。

情報技術の四方山話別館のOpensolarisの記事へ


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


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OpenSolaris:VirtualBox上でUbuntu8複数起動

2008-12-06 17:37:59 | オープンソース
OpenSolaris:VirtualBox上でUbuntu8複数起動


OpenSolarisを試しています。OpenSolaris 2008.11版上のVirtualBox上で二つのUbuntu 8.04 LTSを起動しています。

■OpenSolaris上の二つのUbuntu 8.04 LTS


ポイントは

1)VirtualBoxハードディスクイメージをコピーしたものを同時起動することはできない。
2)ハードディスクイメージの中のハードディスクIDをコマンドで書き換える。
3)VirtualBox上に二つの仮想PCを作成して起動。

■OpenSolaris上の二つのUbuntu 8.04 LTSのシステム表示(拡大可)
どちらも正しくハードウエアを認識しています。
AMD Athron 64 X2 Dual Core Prosessor 4200+
左側のUbuntu 8.04 LTSは起動後アップデートをかけているので、カーネルとGNOMEが新しくなっています。



Ubuntuを二つ立ち上げてもホスト、ゲストとも安定して稼動しており、意識的に終了しない限りフリーズしません。操作中にいつ止まるかとどきどきする必要も無いようです。ホストOSのOpenSolarisは4Gの物理メモリーを持っているので、まだまだメモリーに余裕があり、この調子だとUbuntu 8.04 LTS仮想PCを6台ほど起動できます。

技術的詳細は、以下のサイトに掲載していきます。

情報技術の四方山話別館のOpensolarisの記事へ


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


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OpenSolaris:VirtualBoxでUbuntu8.04

2008-12-05 11:40:11 | オープンソース
OpenSolaris:VirtualBoxでUbuntu8.04


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

OpenSolarisを試しています。VirtualBoxをインストールして、Ubuntu8.04を起動してみました。

1)ホストOSのOpenSolarisは2008.11版
2)VirtualBoxは2008年11月リリースの最新のOpenSolaris版
3)Ubuntu8.04はUbuntuの配布ページのVirtualBoxイメージ

ハードウエアは
ADM Athron x64系のデュアルコア
4G RAM
PATAハードディスク

一年前の購入品で、過去の記事でWindowsXP x64上で仮想環境を試していたものを流用しました。



VirtualBoxは.vdiだけでなくMicrosoftのVirtual PC等の.vhdやvmwareの.vmdkフォーマットも利用することができるので、仮想イメージの配布形式を利用するほうが簡単です。

初見の印象としては、とても安定して動作しています。仮想環境で起動したUbuntu8.04をアップデートしましたが、問題なく完了しました。やっと安定した仮想環境用のホストOSを見つけたと感じています。




今のところ、仮想環境で動くUbuntu8.04も意識的にシャットダウンしない限り、いきなり停止することもありません。もちろんアップデートやブラウジング以外の操作はしていないので、これから一般的なアプリケーションを使って、様子を見る必要があります。



今後、Linux/Ubuntu、FreeBSD、OpenSolaris派生OSなどオープンソースの評価基盤として使います。もちろん、WindowsXP、Windows Serverのインストールもできればと思っています。


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


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OpenSolaris:試し始めるにあたり

2008-11-26 09:21:22 | オープンソース
OpenSolaris:試し始めるにあたり


こんにちは、匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisはSUNが販売する基本ソフトSolarisから派生したオープンソースの基本ソフトです。これまでVirtualPC上にちょっとインストールして使う程度でした。

OpenSlarisの源流のSolarisは90年代前半に5年ほど使った経験があるのでSolarisを全く知らないわけではありません。今となっては懐かしいSolaris x86も試したことがあります。OpenSolarisプロジェクトはSUNが支援しています。SUNが主体となって支援するオープンソースプロジェクトの主なものにMySQLとxVM(VirtualBox)があります。近年SUNは基盤技術をオープンソースで開発することを積極的に推進しています。

昨日の記事で「Linuxのファイルシステムは何が良いのか」を書きましたが、サーバー基盤を構築する選択肢にLinuxに拘らずOpenSolarisを使うことでZFS基盤の上でsamba、Apache、MySQL、xVM(VirutualBox)などを堅牢に使うことができれば良いのではと考えています。

これまでは、OpenSolarisプロジェクトの若さもあり積極的に使うことはありませんでした。所謂「枯れてくる」には時間がかかります。これはどのソフトでも同じです。一方若い基本ソフトでも、多くの方が使う基本的な機能は、不具合があれば直ぐに判るので修正が進みます。先ずはその部分から試して見ることにします。

Linuxを使い始めたときは、最初に「Cコンパイラ」として「C言語を自宅で書くために」使い始めました。その後、Webサーバ、電子メールサーバ、FTPサーバ、samba(Windowsとのファイル共有)、MySQLサーバと利用範囲を広げました。同じような考え方です。

そこでOpenSolarisを試していく様子を紹介していきます。当面の目標はOpenSolarisのZFSを使うことです。「ZFS」を利用できればファイルシステムをより安全に扱うことができます。

日本語でのOpenSolarisプロジェクトページへ

OpenSolarisダウンロードページへ


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


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Linux/Ubuntuでの仮想PC用LAN設定解説(2)

2008-11-20 07:44:56 | Linux/Ubuntu
Linux/Ubuntuでの仮想PC用LAN設定解説(2)


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

Ubuntu 8.04 LTSでVirtualBoxを試しています。VirtualBox上の仮想PCをLAN接続するためのLANの構成です。

ポイントは、

実PCのLANと同じセグメントに仮想PCを接続する

です。

■Ubuntu8.04でのネットワーク構成図
実PCのeth0を通じて全ての仮想PCが上流と同じIPセグメントに属します。即ち仮想PCがDHCPでIPの付与を受けるのは、図中のRT1500のDHCPサーバーからです。同じセグメントにいるので、同じLAN上のPCなどからssh接続などが簡単にできます。



今のLinuxのネットワーキングはたいへん柔軟です。仮想ブリッジや、仮想TAPを作ることができます。先日紹介したようにVLANもできます。
図中のTAPは、TAPに接続しているインターフェイス間で100%データを受け渡します。ネットワーク上のパケットを見るための装置としてのTAPがありますが、そのTAPと同じ動作です。TAPはイーサーフレームが壊れていようがいまいが、一切関係なくデータを受け渡し、ブリッジはイーサーフレームが壊れたパケットは破棄します。

(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3で行いました。


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Linux/Ubuntuでの仮想PC用LAN設定解説(1)

2008-11-19 08:16:19 | Linux/Ubuntu
Linux/Ubuntuでの仮想PC用LAN設定解説(1)


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

Ubuntu 8.04 LTSでVirtualBoxを試しています。VirtualBox上の仮想PCをLAN接続するためのLAN設定の結果です。

■実現イメージ
PC上のUbuntu 8.04 LTS上のVirtualBox仮想ソフトでさらにUbuntu 8.04 LTSを起動。その上のFirefoxでこのブログを表示しています。


実現したいこと:
br0(実LANのIP)=eth0(物理LAN接続。br0と結合)+tap0(仮想PCのLANと結合)
仮想PCにLANと同じIPセグメントのアドレスを付与したい。

準備:
設定を行うために、追加インストールしたパッケージ
uml-utilities - User-mode Linux (utility programs)
bridge-utils - Utilities for configuring the Linux ethernet bridge

説明:
1)eth0
サーバーPCに物理的に存在するインターフェイスで、LANケーブルを通じて事務所内LANに接続しています。基本ソフトをインストールするときに自動的に検出したものです。
デフォルトでDHCPでIPを取得しますが、サーバーPC内の仮想PCを事務所内LANのアドレスで通信させるために、IPを外し、promiscuous(無差別通信)モードを設定しています。この状態で、以下のブリッジインターフェイスbr0に含めることで、br0にLAN上の通信が結びつきます。

2)br0
サーバー内部の外部通信が可能な仮想LANインターフェイスで、PC内の仮想HUBです。eth0起動と連動してbrctlコマンドで作成しています。このHUB(br0)の上流のLANは実際の事務所のLANで、eth0を通じて通信します。

DHCPでIPを取得しています。このIPを使って、仮想サーバのホストOSが通信します。もちろん固定IPにすることもできます。

3)tap0
サーバー内部の仮想PCが利用するLANインターフェイスです。仮想PC(xVM)マネージャで仮想PCのLANインターフェイスとして指定します。独立したMACアドレスを持ち、サーバー内HUB(br0)と接続します。仮想PCが複数ある場合は必要な数をtap1、tap2、、と作成し同様にbr0と結び付けます。仮想PCはこのインターフェイスを通して上流のLANと直接結びつくので、上流LANからDHCPでアドレスを取得するなど、上流LANと同じIPセグメントのアドレスで通信を行います。上流LAN上のWindows端末からsshで接続するなど、他のIP端末間の通信ができます。ちょうどHUBに接続したように見えます。

tap0はbr0と同様にeth0起動と連動してtunctlコマンドで作成しています。またbrctlコマンドでbr0と結び付けています。

結果:
$ ifconfig
br0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 00:e0:4d:7e:3d:aa
inetアドレス:192.168.0.38 ブロードキャスト:192.168.0.255 マスク:255.255.255.0
inet6アドレス: fe80::2e0:4dff:fe7e:3daa/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:320 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:291 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:28692 (28.0 KB) TXバイト:49605 (48.4 KB)

eth0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 00:e0:4d:7e:3d:aa
inet6アドレス: fe80::2e0:4dff:fe7e:3daa/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING PROMISC MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:328 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:290 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:1000
RXバイト:34372 (33.5 KB) TXバイト:50499 (49.3 KB)
割り込み:219 ベースアドレス:0xc000

lo Link encap:ローカルループバック
inetアドレス:127.0.0.1 マスク:255.0.0.0
inet6アドレス: ::1/128 範囲:ホスト
UP LOOPBACK RUNNING MTU:16436 メトリック:1
RXパケット:1380 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:1380 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:0
RXバイト:69000 (67.3 KB) TXバイト:69000 (67.3 KB)

tap0 Link encap:イーサネット ハードウェアアドレス 00:ff:d5:05:1a:dc
inet6アドレス: fe80::2ff:d5ff:fe05:1adc/64 範囲:リンク
UP BROADCAST RUNNING MULTICAST MTU:1500 メトリック:1
RXパケット:0 エラー:0 損失:0 オーバラン:0 フレーム:0
TXパケット:0 エラー:0 損失:161 オーバラン:0 キャリア:0
衝突(Collisions):0 TXキュー長:500
RXバイト:0 (0.0 B) TXバイト:0 (0.0 B)

(*)tap0は仮想PC上でeth0として認識され、dhcpでアドレスを取得します。ホストOS上で仮想PCを起動しても、ホストOSからは、仮想PCのIPは見えません。

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Linux/Ubuntu8と仮想化ソフトVirtualBox2

2008-11-17 19:58:36 | Linux/Ubuntu
Linux/Ubuntu8と仮想化ソフトVirtualBox2


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

Linux/Ubuntu 8.04 LTSにVirtualBoxをインストールし、動作の確認を始めました。

1)親(ホスト)Ubuntu 8.04 LTSのインストール
思ったより、親(ホスト)Ubuntu 8.04のインストールに手間取りました。
Ubuntu8を起動後、アップデートをし、NVIDIAのビデオドライバーを導入しています。

2)仮想化ソフトウエアVirtualBox導入
オープンソース版がSynapticパッケージ・マネージャで導入できますが、以下のVirtualBoxのサイトから評価版を導入しました。

■VirtualBox 2.0.4 for Linux hosts
VirtualBox公式ダウンロードページ(英語)へ

Firefoxでダウンロードすると、パッケージ・マネージャが起動。必要な追加パッケージも自動的にインストールされたので、導入はとても簡単でした。
コマンドでやらないほうが間違いも無く良いです。

■ViurtualBox起動直後


3)VirtualBoxでUbuntu 8.04を起動する
VirtualBoxの試験のために、以下のサイトからLinux/Ubuntu8.04 LTSのVirtualBox用イメージをダウンロードして設定し、起動したところです。
UbutuのVirtualBox用イメージ配布ページへ

■VirtualBox上で動作するUbuntu8.04
岡本太郎氏の顔は仮想PCとして動く「Ubuntu8.04日本語デスクトップ」上のFirefoxでこのブログの記事を表示しています。


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Linux/Ubuntu 8.10 日本語版起動画面

2008-11-02 06:51:26 | Linux/Ubuntu
Linux/Ubuntu 8.10 日本語版起動画面


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/Ubuntu8.10が2008年10月30日にリリースされました。併せて10月31日に日本語デスクトップ版がUbuntu Japanese Teamよりリリースとなりました。

早速、インストールして起動してみました。

■初回起動時のデスクトップ
高解像度化前なので、画面が狭くなっています。デスクトップから鶴がいなくなりました。


■初回起動時のFirefox
Ubuntuを基にした楽しい検索画面です。デフォルトのままで、日本語が化けています。


■情報技術の四方山話(このブログへ)
Ubuntu 8.10上で見たところです。表示範囲では問題ありませんが、見えていない入力枠が記事に入り込む現象が見られます。ただ、解像度が低いので表示範囲が狭いことも影響しているとも考えられます。


■日本語版の名称変更
新「Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD」
旧「日本語ローカライズドDesktop CD」

■日本語版のアップグレード
Ubuntu 8.04の方は、8.10へ簡単に移行できます。また、それ以前の方も移行ができます。以下のページに移行手順があります。

日本語Ubuntuの最新版へのアップグレードへ

■日本語版のダウンロード
日本語ページでは国内ダウンロードサイトが紹介されています。配布形式は

1.CD
2.VirtualBOX仮想マシン形式
3.VMWare仮想マシン形式

です。

Ubuntu日本語版のダウンロードページへ



Ubuntu日本語版の公式ホームページへ



Ubuntuの公式ホームページ(英語)へ


Ubuntuの長期リリース予定表(英文)へ

本家ダウンロードサイトはこちら
Ubuntuの最新版ダウンロードページへ(英文)へ

このブログのUbuntu 8.10の記事へ


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Ubuntu 8.10 日本語版リリース

2008-11-01 06:17:53 | Linux日本語デスクトップ
Ubuntu 8.10 日本語版リリース


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
Linux/Ubuntu8.10が2008年10月30日にリリースされました。併せて10月31日に日本語デスクトップ版がUbuntu Japanese Teamよりリリースとなりました。

今回のリリースから日本語リリースパッケージの名称が変更されています。

新「Ubuntu Desktop 日本語 Remix CD」
旧「日本語ローカライズドDesktop CD」

Ubuntu 8.04の方は、8.10へ簡単に移行できます。また、それ以前の方も移行ができます。以下のページに移行手順があります。

日本語Ubuntuの最新版へのアップグレードへ

日本語ページでは国内ダウンロードサイトが紹介されています。配布形式は

1.CD
2.VirtualBOX仮想マシン形式
3.VMWare仮想マシン形式

です。

Ubuntu日本語版のダウンロードページへ



Ubuntu日本語版の公式ホームページへ



Ubuntuの公式ホームページ(英語)へ


Ubuntuの長期リリース予定表(英文)へ

本家ダウンロードサイトはこちら
Ubuntuの最新版ダウンロードページへ(英文)へ

今回リリースとなるUbuntu 8.10は「LTS版」ではありません。半年毎の定期リリースの一環です。Ubuntu 8.04 LTS版のアップデート版8.0.4.1は既にリリースとなっており「8.04」をダウンロードすると「8.04.1」が配布されます。

このブログのUbuntu 8.10の記事へ


(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3で行いました。


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