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OpenSolaris:リリースの表示と活用の目処

2008-12-12 07:01:44 | オープンソース
OpenSolaris:リリースの表示と活用の目処


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
OpenSolarisのリリースの表示は以下のコマンドになります。

takumi@opensolaris:~$ uname -a
SunOS opensolaris 5.11 snv_101b i86pc i386 i86pc Solaris

takumi@opensolaris:~$ cat /etc/release
OpenSolaris 2008.11 snv_101b_rc2 X86
Copyright 2008 Sun Microsystems, Inc. All Rights Reserved.
Use is subject to license terms.
Assembled 19 November 2008

週末は、VirtualBox上の仮想マシンのLANインターフェイスをホストOSのOpenSolarisのLANインターフェイスと結びつけることを試みます。それができれば今実現したいことのほとんどができます。

事務所内のファイルサーバーおよび、WindowsXP端末の仮想化のホストOSとして期待しています。仮想システムは大きなファイルを取り扱うので、バックアップなど運用に耐えうる仕組みづくりが不可欠です。段階的にファイルサーバーとして一台、仮想マシンサーバーとして一台を作り、事務用のWindowsXP、Ubuntuをホスティングします。

同様のことを実現するために、Linux、FreeBSDを含め検討してきましたが、OpenSolaris 2008.11の安定性に期待するところ大です。

小規模事業者のシステム集約の推進を実現するには「安定稼動が一番」です。ユーザデスクトップとしてのWindowsXP、Ubuntuを止まらないハード基盤、OS基盤、かつ安定したファイルシステム上に集約することで、同一環境を長期間に渡り利用することができます。

もちろん、大企業やデータセンターではもはや仮想化無しでは計画できないところまで来ています。匠技術研究所では2003年より中小企業のお客様に仮想サーバのホスティングを提供してきました。企業内システムもWindows Serverと仮想技術をベースとする仕組みで稼動しています。仮想化により目的機能を実現するシステム設計が簡明になるメリットがありますが、一方で運用には従来とは異なるノウハウが必要とされます。

景気低迷が続く中、ITシステムのコストダウンと情報セキュリティ対策の簡明化が求められています。それを実現するテクノロジーが「仮想化」と「安定稼動」です。OpenSolarisを知り始めたことでWindows Server以外の小規模ソリューションがオープンソースで具体化できる目処がつきつつあります。

(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


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