2014年もたいへんお世話になりました-匠技術研究所
今年もお世話になりました。匠技術研究所の谷山 亮治です。
今年を振り返ってみると、ネットワークとLinuxでの仕事が大部分でした。Windowsの仕事もいただきましたが、大きな割合ではありません。今年取り組んだ特徴的な仕事を振り返ってみます。
尚、ありがたいことに、年末にかけて、沢山のお問い合わせをいただきました。連絡が不行き届きになっており、申し訳なく思っております。この休みを利用して改めて整理させていただきます。
[1]ネットワーク構築分野
1.社内情報系と電話系ネットワークの入れ替え
2.ヤマハルーターで数千拠点を結ぶ
3.LinuxによるM2Mネットワークの構築
4.ネットワークの引越し
5.インターネットを使った緊急報知網の構築
来年は、ますますヤマハ通信機器とLinuxネットワークを使ったネットワーク構築に取り組みます。
[2]システム構築分野
社内業務システム更新のための開発をいただいています。
1.小売り店舗様の業務ソフトの更新と開発
WindowsXP上のMicrosoft ACCESSで社内開発した業務システムを最新版のWindowsとACCESSにバージョンアップしました。その後、ACCESS依存を無くすために、Excelへの置き換えを進めています。
2.医療系検査事業者様の検査管理ソフトの開発
現行システムの更改のお仕事をいただきました。これまでのオフコン型システムから、オープンソースを基盤としてブラウザベースのシステムを開発、移行します。
弊社の開発方針は、WindowsでもLinuxでも、なるべく寿命の長い開発法方で開発することです。その点からも、Linux等オープンソースを基盤としています。
[3]教育事業分野
おかげさまで、2014年の匠技術研究所の教育事業は大きな転機を迎えることになりました。
これまでどおりヤマハルーターの技術教育講座をご利用いただいていますが、それに加え以下の二つをこの年末に追加しました。
1.人材開発のための社内技術教育へのコンテンツ提供
業界最大手クラスの人材提供会社様の社内技術教育の一部を開発し、提供する運びになりました。実施開始は2015年1月の予定です。ネットワークに加えクラウドでのシステム構築の二つのテーマを、社内教育向けに開発しています。
目的に応じて、既存のコンテンツを応用して、最新の情報を提供していきます。
2.社会人・学生向けのICT教育事業「匠School」の開講開始
社会人・学生向けのICT教育事業の第一回目として、プログラミング教育講座を2014年11月に開始しました。たいへん短期間での立ち上げでしたが、明治大学農学部、上智大学工学部の学生さんの参加をいただいています。
学生視点での企画を目指しています。これから、ICTを必要とする分野はますます広がります。匠Schoolは、ICTの専門教育を受ける機会を持ちにくい方々のためのスクールです。
第一回目は、以下のテーマを取り上げました。
2.1.プログラミング入門講座:
IT業界などを目指す、
非情報系の大学生を対象とした
スキルへ繋げるプログラミング
Python入門
– Python – プログラミング
2.2.ビッグデーター分析の入門講座:
実験、研究で大規模データを扱う大学生、大学院生を対象とした
オープンデータで実践 awkとRで広がるデータ活用
– awk & R – データマイニング
2015年は4月以降を目標に、クラウド、Linuxやデーターベース等のコンテンツをリリースしていきます。
以上、2014年は着手できなかったことも多々ありますが、引き続きよろしくお願いします。