情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

2021年の匠技術研究所の取り組みについて

2021-01-03 23:59:23 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
2021年の匠技術研究所の取り組みについて

あけまして、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。

皆さまと共に良い年にしていければと思います。
どうぞ、引き続きよろしくお願いいたします。


今年、主として取り組むことは以下の事柄です。
ただ、時代は時々刻々と変わりますので、躊躇なく素早く状況に適応しながら取り組みます。

■企業ネットの高速化
IPv6の企業内展開=適切な回線サービスの選択+構築技術

年末から年始は、インターネット回線が遅いままです。
このまま、コロナの拡大が続けば、これからも遅いままだと思います。
回線を高速化するには、IPv6利活用が決め手です。
昨年春ごろから、企業ネットへのIPv6導入に向けて調査と実装を重ねています。
企業向けには、すでに2018年よりNTT PC InfoShere様とIPv6 VPNの導入を開始し、昨年はNTT東日本川崎支店様と協業してIPv4 over IPv6インターネットの導入を始めました。IPv6を使ったIPv4インターネットアクセス、VPNの高速化は実現済みです。

ただ、既存のIPv4閉域ネットワークにIPv6を重ねるには、様々な課題があります。企業ネット全体の適切なIPv6化、それを活用したIPv4の高速化が一番のテーマです。

■一貫した情報セキュリティ
「情報セキュリティ」は多様性のある生き物と相似です。
ネットワークからアプリケーションまで開発している経験を生かして、できることから始めます。

■安心・安全なネットワーク構築
匠の企業ネット=通信回線+ヤマハ通信機材+自社開発ネットワーク関連システム

ヤマハの通信機器の適切な選択と実装は下より、今の時代に即した安全性と高速性を備えた企業ネットに取り組みます。
併せて、内部DNS、DHCP、ログの集約と監視、RADIUS認証など、通信系のサーバの実装も行います。
安定運用に不可欠なネットワーク運用アプリを含めた、見通しの良い設計、構築と運用で、安定したネットワークを実現します。
また、自社開発のWindows 10, macOS, android, iOSの備えるVPNクライアントを活用するリモートアクセスVPNも併せて提供していきます。

■柔軟で強靭なクラウドサーバ基盤の構築
匠のクラウド=強靭なDNS+クラウド基盤の適切な選択+安心・安全なVPNでの接続

クラウドでの各種サーバ運用は、OSから上の運用技術があってこそ実現できます。サーバーレスの活用も当然ですが、運用を見据えた業務設計とシステム設計が必須です。
2000年頃から始めたクラウドサービス開発の経験を活かした、見通しの良い設計、構築と運用を行います。安全なクラウド運用のために、VPN経路の二重化、ヤマハルータとの相互接続もお手伝いします。
適切なTLS/SSL証明書の選択と配置、適材適所でのVPN方式の選択と実装と運用で、安心してクラウドを利活用できます。
サーバ運用を支える強靭なDNSも自社で提供し始めました。

■WebAPI連携とPythonでのソフト開発
WebAPI連携=人によるデータ整理+Pythonでのデータ分析

匠が実現したいこと=WebAPI連携 + Pythonでのソフト開発
PythonでのWebAPIソフト開発を本格化し、様々な自動化にPythonを活用します。ちょっとしたことを、Pythonで自動化することから始めます。

■企業内データの円滑な活用
企業内データの活用=データ収集+データ加工+成果データの適切な表示

匠技術研究所は、企業データの活用の支援を始めます。
AI、IoTとつなぐためにも、様々なデータを適切に分析できるようにしていきます。

以上、引き続き、どうぞよろしくお願いします。


年初のご挨拶と今年取り組むことを共有させていただきます。
引き続き、よろしくお願いします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« WSL2(Windows Subsystem for ... | トップ | Linux等でswap領域を無停止で... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

三稜鏡(さんりょうきょう)」カテゴリの最新記事