情報技術の四方山話

AI、IoT、ヤマハルータ、VPN、無線LAN、Linux、クラウド、仮想サーバと情報セキュリティのよもやま話

OpenSolaris:ZFSはとても頑丈?

2008-12-04 16:10:47 | オープンソース
OpenSolaris:ZFSはとても頑丈?


こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

OpenSolarisを試していますが、インストールしたハードディスクが壊れかけていました。S.M.A.R.Tでも障害が検出され、起動時にBIOSから「ディスクが壊れているけど、続けますか?」と訊ねられるほどです。

「試験だから多少は目を瞑ろう」とおもい障害ディスクにインストールしたのですが、確かに途中でフリーズするなど調子が悪いので「リセットボタン」や「電源OFF/ON」で何度も復旧しました。しかし、途中で電源を切ったにも関わらず、LinuxやWindowsのNTFSで発生しがちな「ディスクチェック」は一度も起動されませんでした。そもそもそういう機能が不要なファイルシステムかもしれませんが、直ぐにいつものように立ち上がるのです。

ZFSは途中でフリーズしたり電源を切っても大丈夫なのでしょうか?以前PC-UNIXを使うときにジャーナルファイルVxFSを採用しているUnixWareを使ってシステムを作っていました。このファイルシステムも頑強で、障害耐性の試験を兼ねて「ポン」と電源を切っていましたが、いつもちゃんと直ぐに立ち上がりました。

ZFSの豊富な対障害機能はもちろん魅力的なのですが、単純に電源が切れても壊れにくいファイルシステムであれば、日常使うファイルシステムとしても魅力的です。

先ずはCentOS5で走っているSAMBAファイルサーバーをOpenSolarisとZFSで運用するところから使い始めてみます。

壊れかけたハードディスクは、頻繁にフリーズを繰り返すので、とうとう交換しました。ZFSにしたから壊れていても使えるというわけではありませんね。



(*)この記事の作成・投稿はWindowsXPとFirefox3上で行いました。


☆中小企業のIT活用に関する、ご質問・ご相談はお気軽にどうぞ!

OpenOffice.orgをダウンロード Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード Firefox meter なかのひと
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OpenSolaris:2008.11版をイン... | トップ | OpenSolaris:VirtualBoxでUbu... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

オープンソース」カテゴリの最新記事