
ヤマハルータNVR500が大きく機能追加・改善へ
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハルータNVR500の新しいファームウエアが発表され、多くの機能の追加、改善と合わせて不具合修正も行われています。NVR500は2010年10月末に発売開始された、これからが育ち盛りの機種です。この度のリリースでは、初期の機能改善が施されており、新しい機能も追加されています。
機能追加:大項目で 14
仕様変更:大項目で 25
不具合修正:大項目で 71
きょうは「機能追加項目」だけの紹介です。追ってピックアップして紹介していきます。
ヤマハNVR500 Rev.11.00.13リリースノートへ
[1] スイッチ制御機能を追加した。
[2] SNMPでSWX2200の状態を取得できるようにした。
[3] ONFSファイル共有機能にアクセス制御機能を追加した。
[4] NTT東日本/NTT西日本のデータコネクトサービスを利用する以下の機能を追加した。
- リモートセットアップ機能
- 拠点間接続(IPUDPトンネル)機能
[5] ひかり電話のキャッチホン機能に対応した。
[6] SFTPサーバー機能を追加した。
[7] ディレクトリやファイル数の多い構成の外部メモリへのアクセスを高速に行う機能を追加した。
[8] 外部メモリ用のキャッシュメモリの動作モードを変更できるようにした。
[9] SIP着信時にユーザー名を検証するか否かを設定するコマンドを追加した。
[10] 以下のコマンドを実行できるようにした。
- show status switching-hub macaddressコマンド
- clear switching-hub macaddressコマンド
[11] Luaスクリプト機能で、以下の追加をした。
- 正規表現オブジェクトを生成する関数、string.regexp()を新設した。また、正規
表現構文糖衣により、string.regexp()を呼び出せるようにした。
- 以下の関数で、パターンとして正規表現オブジェクトを利用できるようにした。
string.find, string.match, string.gmatch, string.gsub, string.split,
rt.syslog_watch
- 文字列をパターンで分割する関数、string.split()を新設した。
- 引数列あるいは配列の要素を巡回する関数、each()を新設した。
- バージョンを1.03とした。
[12] SNMPv3でVACMに対応した。
[13] HTTPリビジョンアップ機能において、HTTPリダイレクトに対応した。
[14] モバイルインターネット機能で、以下のデータ通信端末に対応した。
- WILLCOM HX006ZT

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