情報技術の四方山話

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新s あらたにす

2008-02-01 08:51:10 | 三稜鏡(さんりょうきょう)
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。

新聞社が共同で始めたニュースサイト「新s あらたにす」が立ち上がりました。

日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞が設立したもので、三紙のヘッドラインや、コラム、社説に容易にアクセスできます。三紙の「読み比べ」を全面に打ち出しています。

インターネットはニュースや情報へのアクセス手段として定着しました。以前は、新聞社のURLをブックマークしていましたが、yahooニュースやGoogleニュース、その他の所謂ポータルサイトを利用した方が便利なことに気づきました。ポータルサイトは複数社が配信するニュースを一覧して見ることができるからです。ポータルサイトの中には、MSNのように特定の新聞社が主体となりニュースを提供している場合もあります。一方、ポータルサイトがニュースをどのような基準で掲載しているのか、気になるところです。

ポータルサイトのように、ニュースソースとニュースを予め選択して、提供するものからニュースを読む形態と、自分でニュースソースを集めてニュースを読む形態が存在します。

様々なニュースサイトを比較して読むには、iGoogleでガジェットを使って一覧するほうが、ニュースソースの選択の自由が読者にあるので便利です。ただ、ガジェットが提供されていない場合は設定できません。

「あらたにす」はニュースのみではなく、社説、コラム、書評など各紙が提供する情報を容易に読むことができます。また、比較が簡単にできることもたいへん便利です。ニュースサイトとというより「新聞サイト」として活用したいと思います。ただ、「あらたにす」だけでは「自分が選んだニュースソース」という満足感がありません。

iPodや携帯オーディオは、アルバム形式の曲順を解き放ち、個人が聞きやすいようにできる自由度があります。だからこそ、普及するのだと思います。「あらたにす」で部分部分でのガジェット提供がすすめばニュースヘッドラインは三紙一括、コラムは天声人語、経済ニュースは日経、社説は当面読売にするなど、「自分が選んだ新聞」ができます。

新聞社のインターネット活用がどう進むのか、利用者はどう使うか。「あらたにす」は長い目で見る必要があります。
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