ヤマハルータのLANポートの状況を確認する

こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。


ヤマハルータ（RT58i,RT107e,RTX1100,RTX1500,RTX3000,SRT100及び過去の型番を含む）のLANポートの状況を確認しました。

ルータにログインして

コマンド：
show status lan1

Takumi1500> show status lan?
? lan1 lan2 lan3

でルータの持つlanインターフェイスが判ります。

ここでは、事務所内側のlan1を表示してみます。

Takumi1500> show status lan1
LAN1
Description:
Ethernet Address: 00:a0:de:30:01:3e
Operation mode setting: Type (Link status)
PORT1: Auto Negotiation (Link Down)
PORT2: Auto Negotiation (100BASE-TX Full Duplex)
PORT3: Auto Negotiation (100BASE-TX Full Duplex)
PORT4: Auto Negotiation (100BASE-TX Full Duplex)
Maximum Transmission Unit(MTU): 1500 octets
Promiscuous mode: OFF
Transmitted: 41346241 packets (1647940152 octets)
Received: 31926076 packets (3217395893 octets)
Non support packet received: 141939
Takumi1500>

LAN1は4つのポートを持ちます。それぞれのポートのリンク状態、MTU、Promiscuous mode、送信パケット数、受信パケット数が表示されます。このLANには、IP以外のパケットが流れており、Non support packet receivedでそのことが判ります。

インターネット回線側のLAN3を見てみます。

Takumi1500> show status LAN3
LAN3
Description:
Ethernet Address: 00:a0:de:30:01:40
Operation mode setting: Auto Negotiation (100BASE-TX Full Duplex)
Maximum Transmission Unit(MTU): 1500 octets
Promiscuous mode: OFF
Transmitted: 34357073 packets (8635290583 octets)
Received: 42521145 packets (41786292326 octets)
Takumi1500>

であり。LAN1にあったNon support packet receivedの表示はありません。受信したパケット全てが、EternetのIPパケットだった（RTX1500はIP以外のプロトコルはサポートしない）ということです。

MTU（Muximum Transmission Unit）とは、Etherフレームの最大フレーム長です。
Promiscuous modeとは、Etherフレーム上で自分当ての通信（MACアドレスで判別。IPではない。）のみ受信する（Promiscuous mode OFF）か、全ての通信を受信する（Promiscuous mode ON）かを選択します。殆どの機器が（Promiscuous mode OFF）で動いており、自分当ての通信とLAN上の全ての機器に対する送信を行うブロードキャスト通信を受信します。（Promiscuous mode ON）はネットワークのモニターをする装置など極まれに使います。


（*）この記事はUbuntu8とFirefox3で作成しました。




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