
ヤマハ「RTX810」GbE・モバイル通信対応IPsecエコルータ発表
こんにちは。匠技術研究所の谷山 亮治です。
ヤマハルーターの新機種RTX810が11月初旬より発売開始の旨発表されました。RTX810は多くの出荷実績を誇るRT107eの後継機種です。Interop TOKYO 2011でG3として試作展示されていました。
■Interop TOKYO 2011での試作発表機


RTX810の大きな特徴はEthernet LAN(4)/WAN(1)ポートがギガビット対応であること、WAN回線として高速モバイルデーター通信カードを利用できることです。近年高速化した有線インターネット回線を有効に活用できること、また同様に高速化した携帯系のデーター通信網を利用できます。
RTX810の地味な機能というより性能ですが、RT107eと同じ利用条件、すなわちLANとWANが100Base-Tでリンクした状態であれば消費電力が3.1Wと驚くほど低消費電力で動作し、RT107eの3.6Wを下回ります。LANとWANが1000Base-Tでリンクしても5.2Wと低消費電力で動作します。家庭用蛍光灯についている保安用の豆電球の消費電力が5W程度ですので、おおよそ豆電球程度で動作することになります。
東京電力管内で使ったときの試算電気料金は
3Wを24時間365日=592.5円
5Wを24時間365日=987.6円
です。
(*)試算には以下のページの使わせていただきました。
電気代計算シミュレーター(料金改定日2008年9月1日)
RTX810は環境性能にも配慮した、まさにこれからの世代のルーターといえますね。RT107eのころから消費電力の少なさに驚いていました。GbEになってもこの程度であれば満足です。
フレッツ光ネクスト回線でのデーターコネクト経由リモートセットアップ、MicroSDによる設定や、ファームウエアの更新機能、ログの保存など、RTX1200やNVR500で実現していることにも対応して、運用と保守の利便性を高めています。
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