5段クリップを付けた、TwinOD1 です。
透明な缶に入った大き目のダイオードがゲルマニウムです。極端に音が小さくなるので、シリコンを追加していますがこれが良い感じのブルージーな歪みになります。
シリコンの平行に似た音ですが、ゲルマニウムの方は高域が耳に痛くない優しい音が出ますね。この音は久し振りに気に入りました。
ゲルマニウムダイオードは貴重品ですので、この組み合わせは他で使えません。品番さえ失念しています。こんな出会いも一期一会ですかね。
エフェクターの音はたくさんの部品の集合体で、同じ様な回路で前に作ったのは残念な音だったので解体しています。同様に、同じ回路で何度も同じ機種を作ったりしますがそれぞれ音が違う様に感じます。違うケースに入れると音が変わるとも言われていますね。ハンダあげ、配線材でも同様です。僕はビンテージな線材を使うことが多いのですが、外皮を剥いて出てきた金属面は少し磨いて使用します。そのままだと、ハンダがうまく乗らなかったりすることも多いです。
試験ボードに使った電源コネクターが接触が悪くて、深くさすとルーズになるので取り替えました。新品なんですが、たまにこう言う事があります。