【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

老人ホーム

2019年05月29日 20時26分09秒 | 読書(介護/終活)
老人ホームについて調べて、パンフレットを読んでいる。
また、見学にも行っている。
訪問の際のチェックポイントは次のとおり。
入居者の暮らしぶりはどうなっているか?
スタッフの対応は?
部屋や廊下の広さは?
トイレ、風呂の清潔さ、広さは?
食堂、その他の設備は?
費用は? 順番待ちは?
分かったことを、自分の整理の為、書いておこうと思う。
(以下、興味のない方は無視して)

一般に歳をとると、(介護認定後)デイサービスに通うことになる。
筋肉トレーニング中心の半日コース。
軽い運動、おしゃべり、歌を歌ったり、生活中心のところ・・・色々ある。
次のステップが、ショートステイでお泊まり。
最終ステップが、老人ホーム、となる。
だが、これも値段もピンキリ、内容も様々だと分かった。

①最初に訪問したのが、市内にある『居宅サービス施設』C。
スタッフの対応もよく、設備も清潔。
満室で、順番待ちあり。
費用は前払金51万円、食費、家賃、管理費=16万円。
これにベットのレンタル、おむつ代などの自費加算で月25万円くらいとなる。
なお、ここは安い方、MやKは25万~30万円する。
私が引っ掛かったのは、値段より暮らしぶり。
個室なので、自分の部屋に籠もっている方が多い。
精神がしっかりしていて、プライバシーの概念を理解されている方々の為の施設と思う。我々のイメージする一般的な老人ホームはこれらのこと。
(入浴、排泄、食事の介護を受けることができる)
不安要因は、入居者40人~50人に対して、宿泊スタッフ1人・・・大丈夫?

②次に訪問したのが『グループホーム』。
入居者9人以内、入浴、排泄、食事の介護を受けることができる。
各人個室、となっている。
私はグループホームを3箇所訪ねた。
費用は、月17万円~20万円。(おむつやベッド代含む)
家庭的な雰囲気で、値段も安く、一般的な老人ホームより良い印象を受けた。しかし、順番待ちが激しい。30人から60人待ち。
「なかなか順番回ってこないな~」

③最後に訪問したのが『特別養護老人ホーム』、いわゆる『特養』だ。
特養は地域密着型と普通の特養に分かれる。
地域密着型はその市の住民しか利用できなくて19人から29人の少人数。
普通の特養の入居者は30人~120人と規模に幅がある。
私は5箇所訪ねた。
個室だけでなく多床室(大部屋)もある。
多床室は1泊320円~370円。
個室は1泊890円~1,150円。
家具やベッドは備え付け。おむつ代も無料。
食費等の自費を入れても月10万円前後と思われる。(計算は複雑で所得などにより差が出るが、グループホームより格段に安いし、居宅サービス施設など相手にならない値段なのは間違いない)
廊下も部屋もエレベーターも広い。
ホテルのように清潔で綺麗なエントランスで驚いたところもある。(あまりの立派さに普通のビジネスホテルなど太刀打ちできない)
概ね、どの施設も清潔でゆったりしている。私が入りたいくらい。
但し、要介護3以上でないと入居できない。
およそ60人~100人待ち。
しかも、必要性の高い方が優先される。
単純な順番待ちではない。
「いよいよ順番回ってきそうにないな~」

PS
これ以外に『老健(老人保健施設)』がある。
リハビリに重点を置いたケアを受けられるが、長期入所はダメ。
この記事についてブログを書く
« 「移民大国アメリカ」西山隆行 | トップ | 歯科受診 »

読書(介護/終活)」カテゴリの最新記事