最近こちらの更新をさぼり気味で申し訳ありません。また貨車とは話題が離れますが、一応「貨物列車」に関わるネタなので。播磨シリーズの最後は、播磨町郷土資料館の別府鉄道DC302とハフ5です。機関車のプレート類がレプリカになっていたりしますが、厳重な管理のお陰か、総じて素晴らしい保存状態です。
土山線の緩急車、もとい一応客車のハフ5も現役時代を彷彿とさせる良い保存状態です。
資料館の受付で鍵を借りて、車内に入ってみます。仄かに漂う油の匂い、この空間だけ時の流れが昭和59年1月31日で封印されてしまったかの如き。ビニール張りのシートに腰を掛け、しばし現役時代の訪問が叶わなかった「夢の鉄道」への思いを馳せ…
車端部のノスタルジックなブレーキハンドル、そう言えばこんなハンドルが付いた電車も見る機会はほとんど無くなりました。消火器も時代を感じさせる「四塩化炭素消火器」、まさか中身もそのままじゃないよね?経年で分解するとヤバイですぜ…