前述の9266と同一ロットですが、こちらの方が未更新の普通の形態です。タキ9250形はダイセル私有貨車最晩年に行われた社章書き換えの前に全車廃車されたので、大多数は楕円形の旧社章のまま生涯を終えました。
(1999年3月6日 信越貨物支線 新潟貨物ターミナル)
前述の9266と同一ロットですが、こちらの方が未更新の普通の形態です。タキ9250形はダイセル私有貨車最晩年に行われた社章書き換えの前に全車廃車されたので、大多数は楕円形の旧社章のまま生涯を終えました。
(1999年3月6日 信越貨物支線 新潟貨物ターミナル)
不勉強で今まで知らなかったのですが、いつの間にかダイセルの社名が「ダイセル化学工業株式会社」から「株式会社ダイセル」に変更されていたんですね(2011年10月社名変更)。昔の社名に戻った様ですが、何故か並び順が違います(1980年までの社名は、ダイセル株式会社)。
何分狭い新井の構内のこと、1線空きのまずい写真ですが、この9266はダイセルのタキ9250形の中で唯一新社章を付けていました。同一ロット他車とはキセの形態が異なっているので、後天的にキセ更新を受けた時に付け直されたものと思われます。
(1997年3月15日 信越本線 新井駅)
二本木駅の貨物扱いが終了した後、真っ暗な時しか通過しなかったので、今回「妙高」号の停車時間中にちょっと様子を見て来ました。
世界的にも有数の豪雪地帯である新潟県妙高周辺だけあって凄い積雪量ですが、この雪の壁の下は貨物扱いがあった時代は必ず除雪されていた構内側線です。何年か前まではEF64や日通のDLが入換をしているのを良く眺めていた場所がこの有様で、終わってしまった事を実感。
見慣れた背景の建屋に立木、旅客ホームと上屋は殆ど変っていないだけに余計寂しい光景です。日本曹達二本木工場の事業内容自体かつてより大幅に整理縮小されてしまい、往年の勢いはありません。スイッチバックも最早存在意義を失っているので、並行在来線切り離しによる三セク化を前に棒線化も時間の問題なんでしょうね。
(2012年3月11日 信越本線 二本木駅)
タキ3700のトップナンバーは廃車時期が早かったため、私が目にする事が出来た最若番はこの3701です。以前紹介した3702とは同一ロットですが、台車はオリジナルのTR41C、社章も書き換え前のDAICEL旧ロゴが渋いですね。今は路線自体の役割も、風景も様相が一変してしまった桜島線の安治川口駅でのカットです。この頃はまだ、昼間は人気も少なくのんびりしていて、入構許可も容易に得られて良かったですね。
(1997年3月5日 桜島線 安治川口駅)
仕事が忙しかったりで去年から放置していたので、これが今年初めての更新ですが、4380ネタはまだあるので、暇を見て追々スキャンして引き続きアップして行くつもりですので、乞うご期待?
さて、今も日本海側での記録的豪雪が続いている様ですが、昨今のJR線での除雪作業は除雪ヘッド付きDDから機械扱いのモーターカーへの置き換えが進んでいますが、以前と比べ積雪への対応力が低下しているように思えるのは気のせいでしょうか…最近は以前だったら走らせていた程度の積雪でも直ぐに運休になってしまい、上越経由の夜行などは冬季はバスより当てにならない状態が続いています。効率化も結構ですが、余りにもシステム上の冗長性を欠いて、非常時には全く当てにならなくなる様な状態だけは勘弁して欲しい所です。
厳冬期の信越本線の頼もしき赤い守護神、DE15もあと何回越冬するのでしょうか…
SUS無塗装の直円筒ドーム付きタンク体でタキ750と同じ様なものですが、国鉄の規則改正と技術革新で補助ブレーキや受台等が変化したため、大分一見した印象が変わりました。タンク体が太く短くなり、かつ手ブレーキの廃止で台枠緩衝長が極端に切り詰められた為、ちょっとずんぐりと不安定な感じになりましたね。これもタキ750や8500と同様に、大竹‐安治川口・新井で無水プロピオン酸輸送に充当されていました。
(1999年8月15日 山陽本線 大竹駅)
ダイセルの1形式1輌四姉妹のその一、ですが、専用線入り口付近にずっと鎮座していたタキ8250以外の3形式は、何故か新井の方ではあまり目にした記憶がありません。どちらかと言うと大竹駅のコンクリのたたきの上にいつもいた、それと安治川口まで来ていたと言う印象が強かったです。全検施工は郡山なので、新井までほとんど来ないと言う事は無かったんでしょうけどね。スタイル的には30系を銀色にした様な極オーソドックスで端正なものです。
(1999年8月15日 山陽本線 大竹駅)
電化のタキ3700は同一ロットの3769を紹介済みですが、もう少しマシな写真が出て来たのでもう一度登場です。キセが継ぎはぎだらけなのが目立ちますね…タンク本体はSUSですが、それを包むキセは薄鋼板製ですからね。
(1998年8月 信越貨物支線 新潟貨物ターミナル駅)
通常はドーム上に球面状のカバーが付く三菱製純アルミ車にあって、それが無いドーム天板がまっ平らなドラム缶型の異端車がこの3707でした。カバーを後天的に撤去したのでしょうか? 3880から3560への中継待ちで一休みの所を東新潟の旅客ホームからキャッチしたものです。
(1998年8月 信越貨物支線 新潟貨物(タ)駅)
液化塩素専用のタキ5450もこのスジではお馴染みの存在、日曹や東北東ソーの車が良く見られました。TR216Bに手ブレーキの後期型でごく標準的な形態ですが、青空に黄色いタンク体が映えますね。
(1999年11月27日 信越本線 二本木駅)