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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  鉄砲三段撃ちと明智光秀は関連性が有った、と筆者が見る理由  その11

2019-12-29 21:52:39 | 明智光秀
 鉄砲三段撃ちは実際に有って、しかも有効であったと(個人的にという程度ですが)考えている理由については今月に書いた何度かの記事の通りです。
 「三段撃ちであって、二段撃ちでも、そして四段撃ち以上でもなかった」のはやはりワン・ツー・スリーとタイミングを取りやすくして三段目であるスリーの所で一斉射撃の数を多くする。
 多少は二段目のツーでもある程度は数を増やしたかも知れませんがデメリットも有るのは既に以前に書いた通りです。
 ところでこの鉄砲三段撃ちについては「轟音に紛れて狙撃するため」と見る向きも有るようです。
 この点は否定しません。
 実際にそう言う効果も有って利用した点も有ったかと思います。
 しかしそれならば三段ではなく、四段以上でも良く、かえって狙撃のチャンスが増えるのでないか?とも思えます。
 或いは別に一斉三段撃ちでなくても3丁×3とか少ないまとまりの三段撃ちでも狙撃ならわからないように出来る事も多いのではないか?と言う気もしますが実際にはどうだったのでしょう。
 どれだけの一斉三段撃ちだったのかが特にはっきりわかる史料は無いようなので、3丁×3とか少ないまとまりの三段撃ちグループを多数分散させていれば或いはこの狙撃説が正しいのかも知れません。
 そして一斉三段撃ちによって轟音が響き、それが馬や将兵を動揺させたのではないか?とする考え方も有るようですが、その面も確かに有ったかとは思います。
 ですが馬を同様させるのが目的なら、ややタイミングは難しいのですが、2段撃ちでもいけなくはなく、ワンは合図、ツーが一斉、そして一回止めて、またワンの合図の射撃音が有ったら予め決められていたタイミングでツーの一斉射撃、というのを繰り返す方が一斉射撃の鉄砲数は多くできて轟音もそれだけ大きくできるのではないかと言う気もします。
 実際にどれが採用されていた、或いはどのような比率だったのかはわかりません。
 ただタイミングを取りやすくてしかも間隔を適度に短くできる、と言う面では三段撃ちが最も使いやすかったのではないでしょうか。
 

仕組みとアプローチ -  大津の交通事故について改めて思う事 その7

2019-12-29 00:03:05 | 地震 津波
 この大津の事故については自然災害とどこまで関係があるかは定かではありませんが、錯覚も自然災害の一部、そして地震や津波などで道路施設の損壊や変化が発生した場合にはより事故が起きやすい事も有る、という面も有って地震、津波関連で記事にしています。
 事故で過失割合が大きいとされた右折車ですが、この車両にはドライブレコーダは設置されていないようでした。
 現状では特に法律で設置義務があるわけでは有りません。
 一方の直進車にはドライブレコーダが設置されていたようでした。
 司法はこのドライブレコーダも参考にして判断したようです。
 右折車は「ドライブレコーダを設置されていないのでブレーキ痕が決め手となる」と言う感覚、つまり自分がまずはブレーキという安全追及姿勢だから直進車もイザと言う時にブレーキを使うだろう、と言う感覚だったのかどうか。(ワカリマセンが)
 そして直進車の方は「ドライブレコーダが設置されているのでブレーキ痕なんて無くてもドライブレコーダの映像データが有ってそれで過失割合が無い、或いは低い事を証明できるなら大丈夫」という感覚だったのかどうか。(ワカリマセンが)
 そして法律や判例はドライブレコーダが未だ普及していなかった頃に出来たもので「直進車優先」。
 違和感が有りますね。
 証拠つまり法的判断の要素となるものがブレーキ跡等からドライブレコーダに変わって来ている。 
 以前の記事で書きましたが、事故にはならなかったものの交差点で相手の車が「ドライブレコーダという証拠が有るから法的に勝てる運転なら荒っぽい事でもして良い」、という運転をして来た事に自分が遭遇し、それまでに無い嫌な感じがして、それも一つの原因で事故にならない内にと運転を止めたのですが、どうも法律がドライブレコーダが無い時代のままで、今のドライブレコーダ普及が進んだ状況に追いついていないのではないでしょうか。
 「ドライブレコーダのデータが有ってそれが自分の過失責任が無い、或いは低い事を証明できればブレーキ痕なんて無くても大丈夫」なんて感覚で運転されたら、それは今後に於いては危険ではないでしょうか。
 今回の事故は既に法的判断がなされたようなのでこれは仕方ないのかも知れませんが、今後は法改正、法的判断の変更が或いは必要なのかと考えています。