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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  大津の交通事故について改めて思う事 その4

2019-12-27 12:40:07 | 地震 津波
 「見た目は普通車と変わらない位の出来で、ただ少し小さいだけだから実際の距離より遠くに見えてしまい、その軽自動車を見ても普通車と誤認してしまいがちで距離を正確に掴みにくい」。
 距離感の誤認識については以前からでもある程度は認識されていて、色や濃淡の面で濃い車は淡い色の車に比べて小さく見えるので実際の距離より遠くに見える、とかだから色、濃淡でその誤認識を考えて運転しなければいけない、というのは確か運転免許取得か更新の時のマニュアルに書かれていたと記憶しています。
 ではこの軽自動車の幅と外形について現在どのような危機認識になっているのか?と言うのは考えてみれば誰でもわかる事なので敢えてマニュアル化する程でもないのかどうか、という程度なのかも知れません。
 しかしあまり知らない道路を走る場合に対向車の姿形から距離を掴む場合に、軽自動車や車幅の小さい車なのかどうかがわからないと距離を誤認識しやすいケースも出て来るかと思えます。
 対策は個人の危機意識以外でも多々有るはずなので、できれば物理的な表示などが望まれるのではないでしょうか。

仕組みとアプローチ -  大津の交通事故について改めて思う事 その3

2019-12-27 08:58:13 | 地震 津波
 大津の交通事故については更に調べて行くと多くの事がわかってきます。
 「大津 事故 車両」とかで画像検索をすると直進しようとした車は軽自動車。
 しかし昔の軽自動車のように見るからに安っぽくて小さい、如何にも軽自動車という感じではなく最近の軽自動車同様、まるで普通車みたいにも見えます。
 大きさだけがただ少し小さいだけ。
 これだと対向車から見てうっかり普通車と勘違いするかも知れないかも、と思いました。
 そしてもう一つ、ナンバープレートの位置なのですが、これが真ん中ではなくて運転席側に寄っています。
 そこで「軽自動車 ナンバープレート 位置」とかで検索をかけるとわかるのですが、その位置が運転席側に寄せられる事が多いのはラジエーターやミッションなどが助手席側に有るのでそれらを空冷するのにナンバープレートを運転席側に寄せる事が多いのだそうです。
 しかしこれだと対向車からはやや見えにくいのではないでしょか。
 大津で起きた事故の場合には該当するのかどうかはわかりませんが、右折しようとする車の前にもう何台かの車が有った場合に直進しようとする対向車のナンバープレートがやや見えにくくなる事も有るのではないかとも思えます。
 そしてもう一つ。
 軽自動車のナンバープレートは2017年から黄色でなく普通車と同じ白でもよくなったそうです。
 これらの事を総合すると、対向車をごく限られた短い時間で普通車と軽自動車の識別をするのは以前より困難になるケースも有るかと考えられなくも有りません。
 そして軽自動車を普通車と勘違いした場合、車両の幅が小さいその軽自動車が小さく見える為、まだ遠い距離にあるのだろう、と誤認してしまう事も考えられます。
 無論、運転者がそうしたリスクを想定しながら運転しなければいけない、と言う事なのかも知れませんが、軽自動車が普通車並みに立派に見えるようになり、そしてナンバープレートが黄色でなく白ても良くなり、そしてナンバープレートは運転席側に寄ってつけられていても良い、と距離間隔を誤認しやすくなる条件が次第に増えつつあるという「変化」がある現在では対策として「一目で軽自動車かどうか、或いは一目で車体の幅がわかるような何か識別できるもの」が必要になって来ているのかも知れません。