taketake山旅日記

自閉的傾向を持つ重度知的障害者の長男と私の山歩きの記録

夏の避暑地 東京都民の森から三頭山を歩く(奥多摩)8月5日

2018年08月05日 | 奥多摩

 水曜日に長野県から東京に戻って四日目の日曜日、暑くて外に出るのもおっくうな天気予報だが、週スタートの日曜日は山歩きとtakeは決めている。こんな日に最適な所が檜原村の都民の森だ。武蔵五日市駅からバスで一時間、終点の標高は1千メートルで、夏の避暑地、軽井沢駅よりも高い。登るのは標高1500メートルの三頭山だ。

 武蔵五日市駅に7時に到着して、8時10分のバスを待った。4月に行った時は、長蛇のバス待ち列だったが今日は少ない。発車間際に到着した電車でも楽勝で座れた。バス停でも日陰で居眠りをしていたtakeはバスに乗るなり、また爆睡してた。
9時過ぎに都民の森入口到着、涼しくはないが、モワッとした暑さはない。身支度して出発、森林館の真下を通るトンネルを通って鞘口峠、標高は1100メートルだ。ここからは稜線歩きだ。ブナ林に陽光は遮られ、時折流れるそよ風が心地よく感じた。

   このコースはtakeにとって完全に「構造化」されたコースなので昼食場所も、麦茶儀式も、スポドリも全部場所が決まっている。「お弁当!」等の繰り返しコールが無いのは楽だ。先日の白馬岳でもトップのtakeの後ろに家人を入れたら、うるさいからラストにしてくれと言われた。歩き始めて1時間10分で、全く見晴のない「見晴小屋」に着き、昼食にした。弁当箱をザックにしまって頂上をめざした。このあたりから緩やかな登りが続く、東峰を巻いて登り返し頂上に着いた。頂上には4月に来たときには無かった石柱が立っていた。

 雲取山に石柱ができたのを写真で知ったが、その時は2017年(山の高さと同じ)行事の一環だろうと思っていた。ところが、鷹ノ巣山にも六つ石山にも、同規格の墓標のような石柱が立つに至って、予算がついて組織的に行われていると確信したが、まさか秋川流域まで及ぶとは思いもしなかった。ヘリコプターで荷揚げして、基礎工事から施工するのだろう。どこに「綺麗な石柱が立って良かった」と思うハイカーがいるのか疑問だ。

 

 石柱はともかくとして、頂上でtakeは麦茶儀式をして笹尾根方面へと進んだ。避難小屋手前のムシカリ峠から三頭大滝への道を下った。ここもよく整備されていて歩きやすい。右岸左岸を渡り歩きながら三頭大滝前の広場に着いた。takeはここでスポドリタイム。ここから道に木屑を敷き詰めたセラピーロードが続く。新しい木屑に入れ替えたのか、弾力があり、キュッキュッと靴がなる。気持ちよく歩いている内に、出発地の都民の森入口に着いた。正午を過ぎ気温はぐんぐん上がっているが、バス停で暑さはあまり感じなかった。その後、冷房の効いたバスに乗り、終点武蔵五日市駅で降りた時は暑さで頭がクラクラした。

コースタイム

都民の森入口0908-鞘口峠0935-見晴小屋1018~40-三頭山1116~20-ムシカリ峠1130-三頭大滝1210-都民の森入口1232   


 

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