吐露サーモン

まあ、サーモンは関係ありません。


自分はライターですが、最近、企画やら営業やら、一方で入金催促など
にも時間を使うことがとても多くなりました。これは零細企業に属する者の
さだめでもあり、逆に、そんな経験でかい企業じゃできないなとひしひし感じる。
これは自分のあり方を正当化したい気持ちからだけじゃきっとない。

その分、商売について非常に考える時間も増えた。
難しく考えれば難しく、簡単に考えれば簡単なもんです。
答えは自分の中にある。それも、複数ある。
それは状況により変化してしかるべきと自分の中で思う。

それって人に喜ばれているよね。とか。
それって人を騙してるでしょ、とか。
感動だねぇ。優しさだよねぇ。いや、そんなん鬼畜だ。とか。
同じに見えて違うこともいっぱいある。

ギャップとかジレンマに苛まれるようなことにさえならなければ、
いつまで経ってもこのままで、このハザマに居ていいと思える。
そんなもんだ。
思うのは自分だからこそ脆さも強さもすべて内包しとるわ。

・・・ンガー。（軽部）

やっぱしジレンマに悩む訳です。思えば今に始まったことでなく
昔から同じような苦悶と、同じような答えが渦巻いていた。でも
年月を経て、改めてより深く実感することってあるじゃん。
それよ。

よく言うよね。ってことも体全体で経験してみると、
同じこと確認できただけかもしれないけど、
重みが全然違うんですね。
重みが絶対的な価値ではないけれど。

ある大企業に取材を掛けたとき、
僕がチン毛はえた頃まだバリバリ精子だった子とかがさ、
民間は夢とか社会貢献だけでなく収益が前提、みたいに
語ったのを聞いたんですよ。そうだよね。うんうん。
でもさ、軽い訳。事実だし否定する必要もないけど、
こそばゆいというか。ハイハイ。みたいな。
まあそれはいいとして。


えっと、


もっとややこしいのは、うちの会社がちゃんと給料を払ってくれないことだ。
何のために、誰のために（誰のせいで？）とかについて、
聞かれれば明白な答えが用意できてますよ僕理解してるもん。
でもさ、そういう論理を超越したもんがやっぱある訳で。
限界まで頑張る。責任者のくせに人のせいにだけして
ぴーぴー吼えて逃げた奴なぞ地獄に落ちろって本気で思い、
そんな中で割かし固い決意のもとやってる訳。頑固といえば頑固。
けども。それだけじゃ当然生活できねえんだよね。

時勢からか、センスのなさからか、
お客さんに裏切られたりとか
外注に足元見られたりとか。
いろいろあります。
課題は山積しとります。
当然打開策にも枚挙に暇がありません。
だから、頑張ります。


先日、社員の家族に不幸があった。
気丈に振る舞い、赤い目して仕事を続けるその人は心底尊敬する。
けど、慶弔見舞金とか香典？の話になったときに、躊躇した自分。
そういうシチュエーションで経費・・とか自分の懐加減気にするあたり、
もう充分おかしくなってるだろという気付きが今日の出来事でした。

こんなこと続けてていいのだろうか。
いつか良かったと思える日は来るのだろうか。
とはいえこれからまだまだ人生続く訳ですからね。

自分だけが不幸とは余り思わないけどさ。
頑張っても結果でないとゼロだね。