うちでは朝、羽鳥さんのモーニングショーをつけている。
ニュースがない日などはゴミ屋敷の問題を取り上げたりしているが今日もそうで
なんとなく眺めつつ働きアリの生態を思い出した。
働きアリの集団の中には一定数のサボリ要員が自然発生するようにできていて、
サボリというよりは災害、天候不順など何らかの有事に見舞われても群れの種を守る、
そのための余力を温存しているのだとか、そういう研究があるというのを
どっかで見かけた。それを思い出した。
それは個体が自己の判断でそう行動するのではなく、集団の中にあって特定の(選ばれた?)
個体がその役割を担うようDNAに記録されている、その指令に従っての活動であるらしい。
ゴミ屋敷の人ってもしかして・・・。
社会という人間の集団にあって、有事に対する蓄えを担う個体としてDNAの命を受け
生物としては至極全うな役割を果たしている。にもかかわらず、行政指導を受けたリ
ヘンなリポーターに付きまとわれたりして可哀想といえば可哀想。
印象的だったのは、当の本人は周りに散乱するそれらをゴミだと思っていないという事実。
・・まーゴミなんだけど
ルポ ゴミ屋敷に棲む人々 (幻冬舎新書) | |
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