醤油は早いうちに使え!

時間と仲良く暮らしていきたいもんです。

野生

2010年11月09日 00時26分01秒 | Weblog

この土日、丹沢縦走してきました。

土曜の早朝7時に秦野!って事でみんなと待ち合わせて
わいわい登る予定でしたが、すんなり寝坊してしまい、
着信履歴満タンの状態で11時ごろ起床。やっちまったい。

寝ぼけまなこでネットを紐解くと、みんなのコースより2時間
ぐらい短縮できるコースを発見。それでもまあ追いつけは
しないのだけれど、泊まる予定だったみやま山荘には消灯の
20時半以前には着けるだろう。ならばということで家を出る。

みんなはもう登り始めているので、電話はつながらなかった。
とっぷり暮れてから数時間後の山小屋に突如登場するおいしさ、
それだけを頼りにここは一つ行くっきゃない。


大倉尾根から登り始めは14時半をまわっていた。
お腹空いたから駅でそば食ったり、登山口の公衆トイレでKUSOしたり、
どっちみち日のあるうちに着けないことが判ってる時点で行動全般に
なんか変な落ち着きがあった。一本道で迷いようがないコースだし。

ということで丹沢に向けスタート。
日没まで3時間弱?あたりまえだけど、下ってくる人ばかり。
時間を重ねるほどに帰りを急ぐ人たちに道を譲りながらなので、
思い通りのペースで登れない。止まっては焦り、疲れては急ぎ。
そんなこんなで日は確実に暮れていく。
でも富士山に沈む夕日は綺麗だった。天気よかったからね。

塔ノ岳(1491m)の少し前の花立山荘んとこで休憩らしい休憩をとる。
それなりな標高なので止まるとかなり寒い。下ってくる人ももういない。
日は稜線の下に沈んだので、こっからはそっこーで暗くなる。

結果からすると、塔ノ岳以降丹沢山頂までは、
それ以前にくらべて段違いに登りやすかったけど、この時点では
距離だけでいうと確かあと2キロ半ぐらい残しているので
その先の感じを知らない状態としては憂鬱になりかけた。
ここまでの行程はバカ尾根といってずっとなだらかに
登り続ける道だという情報を読んでいたので、
じゃあそれ以降は勾配がキツくなっていくのね!とか
思ってたからなおさら不安はつのるばかりであって。

ほどなく塔ノ岳には到着。そこにも山小屋はある。
5時半すぎ?でもうこの時点でとっぷり暮れており、
小屋の中では酒など喰らいめっちゃ盛り上がってる人々。
星を眺めに外に出てきてた人に挨拶しするも至近距離で無視されつつ
僕はトイレだけ済ませ、誰も居ない真っ暗な道へとふたたび歩みを進める。

足元に気をつけながらてくてく歩き、ときおり頭を上げると
ヘッドライトに反射する偶数の光。暗闇で突如現れると
鹿ってかなり怖い。今回のソロ活動中合計4匹の鹿クンと対峙しました。
奈良とか宮島に居るやつよりぜんぜんでかい。
まあ襲ってはきませんがひるむっちゃひるむ。

寂しさと寒さと道の狭さでびくびくしながら、でも結局のところ
1時間半弱で目的の丹沢山頂・みやま山荘に到着。やっとみんなに遭えた。
7時過ぎ。

寒いしのどカラカラ。みんなの暖かい笑顔、あったかい部屋、
先輩がオゴってくれたお疲れビールの味、ほんと忘れられません。


最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (opa)
2010-11-09 17:27:25
どんな所だろうと、グーグルマップを見ながら読みました。なかなかいい所ですね(適当!)ドラクエみたいでおもろかったっす。
返信する
お疲れさま。 (まち)
2010-11-09 23:53:55
ほんとに無事に辿り着いてよかったよ。
絶対に来ないと思ってたからねー。いやーびっくりした。
遭遇したのが鹿ちゃんでよかったね。くまじゃなくて。
また暖かくなったら行こうねー。
返信する
夕日が眩しいぜ! (barijima)
2010-11-11 20:24:29
仲間の笑顔もな^^
返信する
ふんとうに (山本山)
2010-11-24 01:48:17
>opa
丹沢。また上りたい山です。できれば複数人で。

>まち
その割に女子ふたりはゲームに夢中であまりかまってくれ
なかったね!ぎゃふん!

>barijima
ほんと。仲間っつーのはかけがえのないものです。
返信する

コメントを投稿