武本比登志ポルトガルスケッチ&油彩

ポルトガル在住絵描きのポルトガル淡彩スケッチ日記と油彩

2276. アルブフェイラの町角

2020-11-23 14:54:37 | ポルトガル淡彩スケッチ

2020年11月23日(月曜日)晴れ時々曇りのち快晴。19℃~8℃。降水確率0%。湿度97%(7:47)56%(14:40)。紫外線量3-2。北東の微風。朝食後7:40昇りきった朝日を拝む。午後からの陽射しは強い。

午前中にアヌンシアーダ郵便局に行き弘子さんに『文芸春秋10月号』を郵送。封筒0,90€。郵便代0,94€。税金0,21€。合計=2,05€。月曜日だからか大勢の待ち人。番号札を取り10人待ちで30分ほど表で並ぶ。交通量、歩行者共に多い。ノッサ・セニューラ・ダ・カルモ通りで大きな街路樹プラタナスの剪定作業。帰宅は12:25。

『きょうのニュース』アストラゼネカ/オックスフォードのワクチン。ポルトガルでは15日から22日の1週間で592人が死亡。全国の刑務所で受刑者351人、職員84人の435人が感染。週末は外出を控える。家庭内暴力で女性30人が死亡。ミラ―シントラのCGD銀行支店が閉店。フランスの元大統領サルコジの裁判が始まる。ドイツでは24時間に90人が死亡。ベルギーでは96人が死亡。インドでは511人が死亡。ロシアでの24時間の感染は25173人。中国ではこれまでに全体で4634人の死亡。ポルティマオンで行われていた無観客バイクグランプリでミゲル・オリヴェイラが優勝し子供の頃からの夢を叶える。

『昨夜の映画』は

チョコレート』(Monster's Ball)2001年。アメリカ映画。113分。監督:マーク・フォースター。黒人女性と白人男性の交流と人種への偏見問題も孕んだ恋愛をシビアに描いたドラマ。原題の「Monster's Ball」(怪物の舞踏会)は、死刑の執行前に看守達が行う宴会を指す。 邦題の「チョコレート」は、年配の白人男性と付き合う若い黒人女性の隠語を意味する。 死刑囚の夫ローレンス(ショーン・コムズ)の死刑執行の日、レティシア(ハル・ベリー)は息子のタイレルと刑務所を訪れ、夫に別れを告げた。 看守のハンク(ビリー・ボブ・ソーントン)は父親のバック(ピーター・ボイル)と息子のソニー(ヒース・レジャー)と3人で暮らしていた。バックは既に退職していたが、ソニーは新人で、親子3代に渡って看守を務めているのだ。バックは黒人差別主義者で、ハンクもその影響を色濃く受けていた。ソニーはそんな父親のことを苦々しく思っていた。 レティシアが別れを告げた日の夜、ハンクはローレンスの死刑を執行した。だが、共に働いている息子のソニーは重圧から嘔吐してしまい、満足に職務を果たすことが出来なかった。そんなソニーを弱い人間だと罵り殴るハンク。さらに翌朝自宅で寝ていたソニーを叩き起こし、家を出て行くように迫った。拳銃を取り出して防衛するソニー。「父さんは僕が憎くて仕方ないんだろう。僕は父さんをずっと愛していたのに。」そう言うと銃口を自分に向けて自殺してしまう。ハンクはショックを受け、看守を辞する。 夫の死後、レティシアは母子2人の生活を維持するため懸命に働き頑張っていた。ところがある夜、一緒に夜道を歩いていたタイレルが車にひき逃げされてしまう。そこに車に乗ったハンクが偶然通りかかった。病院までの搬送を懇願するレティシア。ハンクは2人を乗せて病院へ直行したが、結局タイレルは助からなかった。落胆するレティシアをハンクは家まで送った。それからハンクとレティシアは、たびたび会った。大切な人を失って心に傷を負った者同士、互いを必要とし支え合うようになっていった。あるときレティシアは、夫が死刑囚であったことをハンクに話す。だがハンクは、処刑したのが自分であるとは言い出せなかった。 ある日レティシアはハンクにプレゼントの帽子を渡すため家に立ち寄ったが、ハンクは留守で父親のバックが応対した。バックはレティシアを差別用語でなじり、ハンクはただ黒人の女と性的関係を持ちたかっただけであろうとほのめかした。憤慨したレティシアは「あなたも同類でしょう」と言いハンクを拒絶するようになった。ハンクはこのことをきっかけにバックを老人ホームへ入所させた。彼もかつては父親と同じ黒人差別主義者だったのだが、自分の人生を生き直すために父親との関係を断ち切ることにしたのだ。 レティシアは家賃の滞納のため住んでいた家を強制的に立ち退かされる。ハンクは自分の家に一緒に住まないかと誘った。ようやく2人だけの新しい生活が始まったのであった。だがその夜、ハンクがアイスクリームを買いにいった留守中に、レティシアは夫ローレンスが獄中で描いた看守ハンクの似顔絵を見つけてしまう。全てを悟り慟哭が止まらぬレティシア。ハンクが戻るとレティシアは虚ろな表情で迎えた。2人は外の階段に座り、チョコレートアイスを食べた。「僕らはきっとうまくいくだろう。」ハンクは言った。レティシアの目には涙が光っていたが、口元はうっすらと微笑んでいた。頭上には満天の星が輝いていた。 (Wikipediaより)

カラー・オブ・ハート』(Pleasantville)1998年。アメリカのファンタジー映画。124分。脚本・監督:ゲイリー・ロス。とある高校に通う双子の兄妹、デイビッド(トビー・マグワイア)とジェニファー(リース・ウィザースプーン)。恋と化粧に忙しく、自分大好きなカラっぽで空虚なイマドキ娘のジェニファーとは対照的に、デイビッドは50年代の白黒テレビドラマ『プレザントヴィル』に夢中のオタク気質。ある夜、テレビの取り合いになった2人は、その拍子にリモコンを壊してしまう。するとそこへ、タイミングよく修理工の老人(ドン・ノッツ)がやって来て、2人に不思議なリモコンを手渡した。修理工が帰った後に新しいリモコンでテレビをつけると、2人はテレビドラマの『プレザントヴィル』の世界に入り込んでしまう。 そこは全てが白黒で、同じ毎日が繰り返す世界。その上どこまでも純粋である意味世間知らず?な住民が住んでいて、犯罪も無ければドラッグも不倫もセックスもない、健全で何もかもが完璧な町だった。そんな環境に戸惑うデイビッドとジェニファーの前に現れたのは、どうやら2人の両親らしいジョージ(ウィリアム・H・メイシー)と妻のベティ(ジョアン・アレン)。とりあえず2人は、子供のふりをしてその世界に住むことにする。現代っ子のジェニファーは、時代遅れの冴えない環境に嫌気が差している様子だが、デイビッドはビル(ジェフ・ダニエルズ)の経営するダイナーでアルバイトも見つけ、そこそこ充実した生活を送っているようだった。 ある日、ジェニファーは欲求不満から、ちょっとした思いつきで悪戯のようにバスケ部キャプテンのスキップ(ポール・ウォーカー)と性行為を行ってしまい、その行動が平和な“プレザントヴィル”の世界に変化を起こすきっかけとなる。ジェニファーが現代から持ち込んだ価値観が、プレザントヴィルの人々に影響を与えてしまったのだ。そしてそれは白黒の世界に次第に「色」がもたらされていくという変化によって象徴的に描かれる。部外者である自分たちがプレザントヴィルの世界に影響を与えていってしまうことを恐れたデイビッドは、はじめはジェニファーの行動を止めようとする。しかし、そのような「変化」に興味を持ち、好ましいものとして積極的に受け入れようとし始めた周囲のティーンネイジャーたちを見るにつれ、デイビッド自身も次第に周囲の人々にそれまでとは違った考え方や、やり方や、知識を広めはじめる。 しかし、そのような変化を好まない人々もいた。保守的な考え方を持つプレザントヴィルの男性たちである。デイビッドとジェニファーがもちこんだ価値観は、平和で穏やかだったプレザントヴィルの町に、秩序やモラルの崩壊をもたらすのではないか、ひいては、それまで築いてきた自分たちの地位が脅かされるのではないかと恐れたのである。町は次第に、新しい価値観を好み、変化を受け入れようとする「カラーの」人々と、それまでの価値観を好み、変化を嫌う「白黒の」人々との間に深刻な対立を生んでいく・・・ (Wikipediaより)

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「ポルトガル淡彩スケッチサムネイルもくじ」

2211-2330 2091-2210 1971-2090 1851-1970 1731-1850 1601-1730

 


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