霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

今なぜ「オーム真理教」なのか?

2014年01月17日 | 心霊現象
なぜか「オーム真理教」へ入る若者が、後を絶たないそうな。
知ってか知らずか、「彼ら」は何を求めて行くのだろうか・・・・。
年間200人もの若者が入るとなれば、「それ」は一つの社会現象であり、今後を憂いる人も多いはずである。
あの「オーム」へ、なぜ、と私達は思う。
そこが違うのだ。彼らにとっては「あの」は無い。
まっさらの「新しい教団」か、新鮮な「サークル活動」がそこに待っている、という感覚でしかない。まず、オーム真理教の名を知らないか、過去何があったか(何をやったか)を知らない者が自由に出入りできる「開かれた門」の一つでしかない。
「そこ」が過去性を持つ、犯罪の組織であった「ところ」だなど、知らないのだ。
もちろん親とて「子どもが何を求めたか」など、知ろうともしないだろう。
まさか「その行く先」が、あのオームだったとも・・・。


時は黙って過ぎていく。しかし確実に実りをもって今に至ったのだ。
教祖『あさはらしょうこう』と名乗った「男」の子供が、20歳を過ぎた。
長女は現在24歳になるという。
その彼女がTVのインタビューに答える。今すぐ「解散」するべきである、と。
しかし、残党は、名前を変え、組織を代えてあきらかに「教え」を広めている。
長男は21歳になった。本来ならば「その長男」が跡を継ぐ者となる。
今後どうなるかを問われて、長女は「わからない」と答える。
再び何を企み、やらかすかなど、環境をかえた長女には分からないし、「あずかり知らぬ事」だろう。

TVのニュース番組では、今後次々に裁かれるオーム関連の裁判の行方を追いながら、今後の日本を占うような警鐘を鳴らし始めた。
一つの教団が『世襲』を行い、継承されはじめて行くとき、彼らの目的は「血統を重んじる」ということになる。教えなければならない「その教え」と血統に何のつながりをもたせるというのか?。
新たに道場に集まる若者たちは、昔事件のさ中、何度も映像に映し出された「訓練模様」と同じ様子で、学びの一端を私達に見せる。
彼ら、つまり「あさはら」を中心とした「グル」とその仲間たちは、日本の転覆を計ったのだ。
天皇の「ポア」(殺人)から皇室の廃絶。政府機関の構造改革。必要のない人間の殺人。
靖国はいうにおよばず、伊勢も出雲もいらないのだ。
日本の日ノ本の歴史に、取って代わろうという「もの」に、国は「犯罪に手を染めた者たちの逮捕」のみをもって、幕を引いた。
「残党狩り」は行われず、今ようやく「その息を吹き返した時より大きなもの」で、現在を見据えている。・・・としたら、何と自由三昧な、無法の国であろうか。

ただ、日本の若者はじめ、総国民がある意味「骨抜き」になっている現状をみれば、ま、なんてことないかもしれない。・・・が、場合によっては「これから」上へ下への大騒ぎが始まるかもしれない。
日本の「世襲制度」がいろんな所に残っているが、これが善と出るか、悪と出るか。
はたまた「丁」と出るか、「反」と出るか。そして「凶」と出るか「吉」と出るか~。
「あの時」日本が、バクチまがいに賭けたその行動に対しての「答え」が、そろそろ出る頃でもある。
そういう意味からも「時は不気味にも、静かに今日まで確実に実りをもって刻み続けてきたようだ」と、言い切れる。


さあ、さあ、お立合い!。と、芝居ならこうなるところですが、現実の、それも時間をかけた結果(答え)が出る時を迎えた「今」、しばし「日本」という舞台で、何が始まるかを見届けるしかありますまい。
革命の狼煙(のろし)を上げた者たちは、積年の思いがあればこそ「全う」せずにはいないでしょう。
「その教え」は、本当にあの「神」の願いであり、人類を希望と真実の輝きに導くものなのでしょうか・・・。答えは「否」。
この世に「いらない人間」を、殺す?。これをもってしても、全く愚かな、的外れな、自分勝手な論理ではないでしょうか・・・。せめて『天上天下唯我独尊』に徹しても、そうはならないことくらい、分かりそうなものを・・・。
何が彼らを、そうまでにして「狂わせる」のでしょうか?・・・。

まさか、人が「宙に浮く」だけで、そこに集まったとでも?。
神は人が宙に浮くようには造られてはおりません。人は鳥ではないんですから。
しかし、それらしく移動出来る能力は持っているように、アイディアいっぱいの想像力(創造力)にはいとめをつけずに、与えておられます。
ここにある「宇宙すべてを素材として」、住みよい地球を作れ!とは言われましたが・・・。
アダムとイブは、その創造力を生かして、神に代わって「この世」を治めるのが使命だったと、ま、こうなりますか・・・。

もし、どんな団体でも組織でも、教祖や会長や社長が「殺人」を是としたら、とっとと逃げ出さなければなりません。それさえも出来なくなるほど「マインドコントロール」が染みついていたら、もう「魔界」にがんじがらめにされて、いつか来る「自分の死」を待つしかなくなるでしょうね。
「逃げるが勝ち!」。
自分で入ったところなら、自分で出てくるのも勝手でしょう。
それさえも出来ず、「闇に葬られる」というのであれば、全員を救うために「あなたの命」を犠牲にしてでも、声をあげて「正義」を叫んでいただきたいものです。


この世は今、正と邪の引っ張り合いと思召せ。
それは巧みにも、あなたの心に巣を食う「魔」に向けて、一本釣りを企てています。
「一丁上がり~」と、彼らを喜ばせてはいけません。
親も教師も政治家も宗教家も、じいさまもばあさまも、姉ちゃんも兄ちゃんも、みんなで目くばせし、滞りなく周りを護っていくような世の中を希望しつつ、お祈りいたします。
求めた「動機」に見合ったものが、与えられるという鉄則も、また忘れてはならないことです・・・。

あの時「幕を引いた」その動機は、何だったのでしょうか?・・・。
その答えが、これから「日本」に与えられるのです。はい・・・。(怖!)