椋鳩十(むく はとじゅう)1905~1987 と言えば.....小学校の国語の教科書に一度は出てくる、児童文学の著名作家です。
椋鳩十全集(全26巻) ( 資料映像 )
さらに高名な小川未明先生の文学奨励賞を受賞されています。
この方々の名前や作品から、小学校で「読書感想文」の宿題を思い出します。..優秀な人は、コンクールでいいとこまでいってました。
そんな椋先生が、離島、見島を訪れ執筆されていました。
本のタイトル「地獄島とロシア水兵」.....これだけだとどこの島の話しかと?......でもこれは、「見島」の物語。
( 資料映像 )
後にも先にも唯一の本を著した椋鳩十先生には、感謝の気持ちで一杯です。
中身は、全島民上げての「一大借財返還」の様子(後の協同一致の歌にその内容)が地獄のような苦しい生活だったこと。
さらには日露戦争時、日本海海戦で敗れた艦隊の「露兵」、50余名が島に漂着...それを島の人が手厚くもてなした話。
家の中に誰が買ったのか、一冊在りまして、ずいぶん前に読みました。
詳細を書くと......これから「読みたい。」と、図書館へ行く方に悪いので.....省略。
必見です。
砂見田海岸の後ろに位置する記念碑
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