気ままな模型製作記

プラモデルの製作日記です

ホビーボス 1/48 T-34/85 製作 (03)

2016年01月31日 02時27分14秒 | ホビーボス 1/48 T-34/85

さて、洗浄をしましたので引き続き組み立てを進めます。

足回りを組み立てました。

ここまでは特に問題なく組み立てられました。転輪の真ん中にパーティングラインが入っていますが、ゴム輪のモールドが凸モールドなので下手するとモールドまで削れてしまいそうなのでパーティングラインはほどほどに均す程度にしました。

履帯は治具を使って組む様指示があります。

この治具を使ってうまく組めると思えなかったので、いつも通り本体に巻き付けていきました。

が、どうしても履帯一コマ分が足りません。散々迷った挙句ネットで調べると同じ事例が多数ありましたので元々そうゆうものらしいです。し仕方がないので、ネットを参考に誘導輪を内側に寄せることで一コマ分の尺を稼ぎました。

又、履帯の表面には押し出しピンの跡が大量にあります。

離型剤が残るほどあったのになぜ表に押し出しピンを設置したのでしょうか?これ全てを取り除くのは苦行でしかないのでバリになっているものなど大きなものだけに留めることにしました。

というわけで足回りが組み上がりました。

組み上がると履帯の弛みも再現しています。

 内装を再現したりモールドは細かかったりと造形は高いのに、根本的な設計ミスや作り易さへの配慮が残念なもったいないキットだと思います。

とにかく足回りは完成しましたので、次回からはボディや砲塔を進めていきます。 


ホビーボス 1/48 T-34/85 製作 (02)

2016年01月30日 12時27分21秒 | ホビーボス 1/48 T-34/85

それでは早速組み立てていきます。

内装はほぼ組み立てが完了していますが、バリやゲート痕が残ってガタが出ていてボディとの合いが悪かったので、一度干渉しているパーツのみ切り離し整形し直して合いを調整しました。

操縦席のハッチは開閉可能です。

ここまで整形し直していた時から気になっていたのですが、どうも接着剤の付きが悪い。すでに接着してあったパーツもポロポロ取れます。又、作業を進めると手がぬるぬると滑りやすくなります。どうやらパーツに離型剤が残っているようです。すでに組み付けてあるパーツには接着剤の痕が大きく残っているものがあるので、前の人も接着ができなくて苦労したのかもしれません。

このままでは作業が出来ないので、一旦全てのパーツを洗浄することにします。これまでに経験したことない離型剤の量なので念入りに行うことにします。まず離型剤落としを使用することにしました。使用した離型剤落としはガイアカラーのレジンウォッシュです。

数年前に購入しましたが一度も使用の無いまま放置していました。前の通りレジン用でプラ用ではありませんので、プラへの影響は分かりません。今回当方には問題なく使用できましたが、確証はないので使用する場合は自己責任でお願いします。

適当なタッパーに全てのパーツを入れ、まずレジン用の離型剤落としを入れて蓋をしてシャカシャカ振って離型剤を落とします。離型剤落としを容器に戻して、中性洗剤を垂らしたお湯を張ってパーツを一昼夜漬け込みました。漬け込んだパーツは最後にお湯で洗い落とします。ここまでやった結果、接着剤が付くようになりました。それでも他と比べると接着剤の付きは悪い方なので、もしかするとそういうプラの材質なのかもしれません。

ともかくこれで作業が進められそうです。

 


ホビーボス 1/48 T-34/85 製作 (01)

2016年01月27日 02時44分37秒 | ホビーボス 1/48 T-34/85

T-70Mも完成したので、今回はこれを製作しようと思います。

ホビーボスのT-34/85です。T-70Mに続いてソ連戦車で2回目の海外メーカーのキットになります。

取説の画像なのは袋詰めのキットである為。秋葉原の中古ショップで売っていました。

組みかけジャンク品との事ですが、パッと見欠品が無さそうであったのと980円と格安であったので買ってしまいました。

車体と砲塔の一部が組み上げられていました。

ネットで調べるとこのキットは内装まで再現しているとの事で、組みかけの状態も内装が大よそ作られていました。前の持ち主さんは内装までくみ上げたけど細かいパーツが多くて力尽きたのでしょうか。

次回より製作に入りたいと思います。


AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (05) 完成

2016年01月23日 18時50分22秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

仕上げに入ります。

まずは、光沢のクリアーを塗布した後にブラックで暗くしたエナメル塗料のグリーンで墨入れを行います。

その後、こんな感じにエナメル塗料のホワイト・イエロー・オレンジを転々と配置します。

これをエナメル溶剤を含ませた筆でぼかしたり、上から下へ塗り広げたりするとこんな感じになりました。

フィルタリングだとかエイジングだとか退色表現だとかいわれる方法らしいです(エイジングと退色は同じ意味かな?)。呼び方は色々あるようなのですが、ネットでこのような表現方法があることを知りやってみました。なにせ単色迷彩だと表現に乏しくなるのは分かっていたので、変化を与えられるならやってみようという思いです。(写真に撮ると濃すぎで変化が強すぎだと思い、この後さらにぼかしました)

最後に、艶消しクリアー→ドライブラシ→半光沢クリヤーでコーティングすれば、T-70M軽戦車の完成です。

履帯はタミヤウェザリングマスターのグレーとシルバーでドライブラシ。

退色表現(この呼び方でいきます)のおかげで、良い感じに仕上がりました。

エッチング製のステーがムダに精密感があります。逆にここだけ細すぎて違和感があるというべきか。

マフラーの錆にも、タミヤウェザリングマスターのサビとススを使用しました。付属のスティックで擦り付けたり、エナメル溶剤で溶かして筆でポンポンと塗り付けたりしましたが、ちょっとキレイすぎるのでもう少し荒くしても良いかもしれません。

オフセットに配置された砲塔が特徴的な戦車。操縦席も同じ方向にあって、反対側にマフラーの配管や吸気口?があるので、左半分はエンジンルームて事なのでしょうか?そう思うと、煩そう・暑そうです。

初めてタミヤ以外でしかも海外メーカーで製作した戦車。ネットでも作品の見ない謎なキット(おそもそも1/48がマイナーなわけですが)でしたが、無事完成させることができました。

車体と履帯の組み付けに苦労したものの、それ以外はパーティングライン・バリの処理をすればピタッと合う良く出来たキットだと思います。

唯一のネックはお値段でしょうか。4千円は高すぎます。


AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (04)

2016年01月21日 23時21分56秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

T-70の塗装に入ります。組み付けでは苦労しましたが、組み付けさえできてしまえばここからはいつもの様に進められます。

まず全体をブラックで下地塗装した後、黒鉄色にレッドブラウン等で混色したものを履帯に吹き付けます。

次に明度や色味の異なるグリーン3色で下地のブラックを残すようにしてグラデーションをかけました。今回は単色迷彩で少しでも情報量を増やしたかったのでグラデーションとしました。

履帯を接着してしまっていますので、吹きこぼれた塗料が履帯にかからないようテープでマスキングしておきます。それでも吹きこぼれはあるので、後で履帯や転輪を筆塗りでリタッチします。

最後に車載パーツやマフラーを筆塗りして基本塗装の完了です。

明りの反射で分かりにくいですがそこそこグラデーションがかかっています。

だいぶ完成に近づいてきました。次回仕上げを行います。