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気ままな模型製作記

プラモデルの製作日記です

AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (05) 完成

2016年01月23日 18時50分22秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

仕上げに入ります。

まずは、光沢のクリアーを塗布した後にブラックで暗くしたエナメル塗料のグリーンで墨入れを行います。

その後、こんな感じにエナメル塗料のホワイト・イエロー・オレンジを転々と配置します。

これをエナメル溶剤を含ませた筆でぼかしたり、上から下へ塗り広げたりするとこんな感じになりました。

フィルタリングだとかエイジングだとか退色表現だとかいわれる方法らしいです(エイジングと退色は同じ意味かな?)。呼び方は色々あるようなのですが、ネットでこのような表現方法があることを知りやってみました。なにせ単色迷彩だと表現に乏しくなるのは分かっていたので、変化を与えられるならやってみようという思いです。(写真に撮ると濃すぎで変化が強すぎだと思い、この後さらにぼかしました)

最後に、艶消しクリアー→ドライブラシ→半光沢クリヤーでコーティングすれば、T-70M軽戦車の完成です。

履帯はタミヤウェザリングマスターのグレーとシルバーでドライブラシ。

退色表現(この呼び方でいきます)のおかげで、良い感じに仕上がりました。

エッチング製のステーがムダに精密感があります。逆にここだけ細すぎて違和感があるというべきか。

マフラーの錆にも、タミヤウェザリングマスターのサビとススを使用しました。付属のスティックで擦り付けたり、エナメル溶剤で溶かして筆でポンポンと塗り付けたりしましたが、ちょっとキレイすぎるのでもう少し荒くしても良いかもしれません。

オフセットに配置された砲塔が特徴的な戦車。操縦席も同じ方向にあって、反対側にマフラーの配管や吸気口?があるので、左半分はエンジンルームて事なのでしょうか?そう思うと、煩そう・暑そうです。

初めてタミヤ以外でしかも海外メーカーで製作した戦車。ネットでも作品の見ない謎なキット(おそもそも1/48がマイナーなわけですが)でしたが、無事完成させることができました。

車体と履帯の組み付けに苦労したものの、それ以外はパーティングライン・バリの処理をすればピタッと合う良く出来たキットだと思います。

唯一のネックはお値段でしょうか。4千円は高すぎます。


AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (04)

2016年01月21日 23時21分56秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

T-70の塗装に入ります。組み付けでは苦労しましたが、組み付けさえできてしまえばここからはいつもの様に進められます。

まず全体をブラックで下地塗装した後、黒鉄色にレッドブラウン等で混色したものを履帯に吹き付けます。

次に明度や色味の異なるグリーン3色で下地のブラックを残すようにしてグラデーションをかけました。今回は単色迷彩で少しでも情報量を増やしたかったのでグラデーションとしました。

履帯を接着してしまっていますので、吹きこぼれた塗料が履帯にかからないようテープでマスキングしておきます。それでも吹きこぼれはあるので、後で履帯や転輪を筆塗りでリタッチします。

最後に車載パーツやマフラーを筆塗りして基本塗装の完了です。

明りの反射で分かりにくいですがそこそこグラデーションがかかっています。

だいぶ完成に近づいてきました。次回仕上げを行います。


AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (03)

2016年01月19日 23時11分47秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

砲塔を製作します。特に大きな問題もなく組みあがりましたが、砲身が空いていなかったのでピンバイスで開口しました。

また、同軸機銃のディテールが甘いので、3号戦車を製作したときに余った機銃に置き換えました。

形状は違いますが、ディテールがしっかりしているのでこちらにしました。これも銃身を開口して使用します。

最後にエッチングパーツを瞬着で取り付けたのですが、パーツが小さくて瞬着のハミ出しが多数。この後行う車体は瞬着の付け方を変えたのと取り付けに馴れたおかげでマシになりましたが、砲塔は貼り直しをしたりハミ出しを削ったりしたので若干汚くなってしまいました。

その車体こちら。

ここまでやって入れば慣れてもくるでしょうか?ここまでエッチングパーツを多用するとなんだか上手くなった様に錯覚してしまいます。

マフラーの配管はキットではプラパーツを貼り合わせて(繋ぎ合わせて?)再現するのですが、上手く出来るとも思えなかったので0.8㎜の真鍮線に置き換えました。

ちなみにエッチングパーツの瞬着の付け方は、なんてことはなく瞬着をマスキングテープ等に取り出してケガキ針につけてエッチングパーツに点付けや流し込みをするだけです。

最後に車載部品を取り付け、エッチングパーツを使用しているのでメタルプライマーを塗った後サフを吹きました。

ライトはレンズのヒケが大きかったのでリューターで削りHアイズに置き換えています。又、スコップや斧等のパーツも機銃と同じく3号市戦車の余りパーツに置き換えました。

少しずつ載せるつもりが止めどころがなく一気に塗装前まで行ってしまいました。次回塗装に入ります。


AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (02)

2016年01月15日 00時00分18秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

それではT-70Mを組み立てていきます。

まず車体を箱組みしたのですがパーツが反っていました。

前面傾斜装甲の角度も側面のラインと異なるようなので、指で曲げて反りと角度を直しつつ接着しました。

車体の乾燥後に、足回りを組み付けたのですがこれがかなり苦労しました。

取説を見てもわかるかと思うのですが、転輪も起動輪も誘導輪も位置決めのダボがないので自由に動いてしまいます。履帯も取説の数だけでは実際には短くて絶対に巻けません。単体の履帯D1パーツが多めに入っているので履帯長さの調節ができますが、それでも動輪の位置決めをミスしたら巻けなくなってしまいそうです。

幸いパッケージや塗装指示に側面から見た図が記されていますので、これを参考に位置決めして組み上げていきます。その際、起動輪基部のC3パーツとフェンダーが合わさりますが、フェンダーは車体への位置決めが比較的容易でしたので、フェンダー→起動輪→転輪→履帯と組み上げていきました。

片方ができればもう片方は勝手がわかる分早く組みあがり、結果的にD1の履帯パーツは各1個残しで組み上げる事ができました。

自分の中でこのキットの一番のキモは足回りの組み付けだと思います。


AVIS 1/48 T-70/T-70M 製作 (01)

2016年01月10日 00時39分13秒 | AVIS 1/48 T-70/T-70M

年末に3号戦車を完成させた直後、ネットで1/48サイズの戦車を探していたら、ヨドバシでこんなものを見つけて購入してしまいました。

AVISというメーカーの1/48サイズのソ連の軽戦車T-70と対空戦車T-90です。

メーカー名も戦車名もわからないし、このキットを製作した記事もないし、さらにはお値段が4,000~5,000千円と非常にくて、最初このキットって何!?という感じでしたが、軽戦車にもかかわらず45㎜砲を搭載しているスペックや、T-34みたいな傾斜装甲とオフセットされた砲塔のデザインを見ているうちに、T-70という戦車に惹かれて購入してしまいました。ちなみの砲塔が大型化されて2人乗り砲塔となったT-80も売っているそうですが、こちらは売り切れていました。

すでにT-70は年明けから少しずつ組み立てていまして、組み立ては完了し残りは塗装のみの状態なのですが、その間キットについて調べていてもAVISがウクライナのメーカーであるらしいこと以外、このキットについては何もわかっていません。せめていつ作られたキットなのかくらいは知りたいのですが・・・。

中身を見ていきます。

中身はこんな感じでチャック袋に入っています。取説も折り目が曲がっていたりして手作り感が満載です。

戦車にかかわらず海外メーカーのプラモデルを製作するのは初めてなのですが、全体的には大きなバリもなく好印象です。

又、エッチングパーツがついているのもポイントで、これも本格的に使用するのは初めてです。

ただ、金型自体にキズがついているようで、ところどころのパーツ表面に金型のキズがあるので、軽くヤスリ掛けしながら組んでいくとよいかと思います。

先ほども言った通りすでに組み付け済みではありますが、次回以降少しずつ掲載していきたいと思います。