マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

視点が大切ですね

2008-12-02 21:02:01 | 教会の風景
最近関心を持っていることは、聖書をどのような視点で読むかということです。

神学校の新約研究のクラスでは、「様式史」や「非神話化」について聞きました。
そのクラスの課題で、「イエスの生涯」 遠藤周作 著 を読んでいます。
聖書の記述の歴史性や無誤性を否定した見方で聖書を読むと・・・
結果として、非常に主観的なイエス像が生まれてきます。
ある部分は事実で、ある部分は創作であるというのであれば、そうならざるをえません。

改めて、聖書を誤りなき神の言葉として向き合うことの意味を考えさせられます。
聖書の記述が歴史的にも誤りのないものと見る視点。
もちろん、聖書の中には難解な箇所はたくさんあります。
それらを解明するための様々な分野での研究も必要でしょう。
ですが、まず視点が大切だと思います。
それでこそ、聖書に真摯に向き合っていくことに意味があるのだと思います。

「聖書はすべて、神の霊感によるもので、
教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。
それは、神の人が、
すべての良い働きのためにふさわしい
十分に整えられた者となるためです。」
(テモテⅡ3:16,17)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アツアツをおいしく

2008-12-01 13:55:48 | 教会の風景
昨日は、第5日曜で合同礼拝のため、朝からひばりが丘へ。
東京教会のみなさんといっしょに礼拝をささげました。

説教はI先生で、ヨハネの手紙Ⅰ 4:7-21からでした。
「互いに愛し合う」というテーマでした。
 「私たちは互いに愛し合いましょう。」(7節)・・・奨励
 「私たちもまた互いに愛し合うべきです。」(11節)・・・義務
 「もし私たちが互いに愛し合うなら、」(12節)・・・仮定

これらの点に注目して、私たちの互いの愛の源泉が、神であることを覚えました。
証しとして、Mr.&Mrs.の日本宣教と関わりのある二人の方々について紹介されました。
愛する息子を戦争で日本人に殺されたアメリカの婦人。
貧しさの中にありながら、内職をして宣教支援の献金を送ってくださっていたそうです。

私たちの互いの間にある関係の本質が問われると思います。
まず、私たちを愛しておられる神を仰ぎつつ、ますますその深い愛を知っていきたいものです。
それとともに、単なる私的感情ではない、神の愛が私たちの間で保たれていく必要があるのではないでしょうか。


昼食後は、奉仕と交わりの時間。
昨日は20名ほどが集まって、今度のクリスマスコンサートの準備や薪の整理などしました。

並行して、交わりのための準備も。

この炉は、もともとMr.が会堂建築の時に使った器材を加工したものだそうです。
最初は、セメントを練るための入れ物だったそうです。
ですから、数十年が経っている非常に年季の入ったものです。
さすがに煙突の一部は、ボロボロでしたが、それでも充分活躍してくれました。


婦人会の方々が中心となり、焼きいも、豚汁、スモークチキン、おにぎり、果物などを用意してくださいました。
火力も充分のようで、どれもおいしくできました。

火を囲んで暖まりながら、ゆっくり団欒の時間を持つことができました

Youthの夕食は、豚汁の残りを頂き、うどんを入れて食べました

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする