自然からのたより

四季の生き物たちの命の輝きを写真でお伝えします

カワトンボ

2010-06-01 14:05:23 | トンボ
トンボの雄には腹部前端近くに貯精のうがあり、あらかじめ自分の腹部後端をここに接して精子を蓄えます。
雄は腹部後端で雌の首を固定し、雌は腹部後端を雄の腹部前端に接して精子を受け取ります。このとき、雄雌の形がハート型を作ります。

カワトンボの雄が尾の先で雌の首をつかんでいます。



雄に首をつかまれたカワトンボの雌は尾の先を雄の腹部前端に近づけようとしています。



カワトンボの雌の尾の先が雄の腹部前端に接続しました。



しばらくこの状態で静かにしていましたが、数分後別々になりました。



付録:羽化したヘビトンボ。幼虫は古くから孫太郎虫まごたろうむしなどと呼ばれ、子供の疳に効く漢方薬として利用されていました。


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